社会
被爆者が抗議文「戦争参加は許されない」
(長崎県)
集団的自衛権の行使容認に反対する被爆者5団体が、安倍総理あてに抗議文を送った。抗議文を送ったのは、被爆者手帳友愛会や原爆被災者協議会など長崎市の5つの被爆者団体。集団的自衛権の行使容認に向け、政府は自民党と公明党に閣議決定文の概要の最終案を示し、両党は大筋で合意した。7月1日に正式合意、そして政府が閣議決定する流れが加速している。抗議文では安倍総理が今進めるべきことは中国・韓国との緊張を解くことや経済活動を活性化させることなどと指摘。「69年前の悲劇を繰り返すことは絶対に許されないとの強い決意」のもと集団的自衛権の行使容認に反対している。抗議文は安倍総理のほか、衆議院、参議院の議長などに送付された。
[ 6/27 19:39 長崎国際テレビ]