前田出&木暮太一&寺田庸二セミナー
「あなたの本はほとんど売れず、ほぼすべて返品されてしまいました」

木暮太一出版社が、著者にそう打ち明けることはないでしょう。

しかし実際には、必死につくり上げた本が
ほとんど書店に並ばず、ほとんど人目に触れず、ほとんど売れずに
倉庫に返品されているケースが珍しくありません。


なぜか?

それは「売れないから」です。


キャンペーンを実施し、「Amazon1位!」を取ったとしても、
実際には500冊くらいしか売れていない本がたくさんあります。

ぼくは、これまで36冊、累計105万部を出版してきました。
1冊あたり平均で約3万部です。

「1万部が売れればヒット!」といわれる出版業界で、
平均3万部です。



これらはすべて、同じ視点、考え方で企画を立てています。
そしてまったく同じ販促を行っています。
(出版社の広告ではなく、著者自らが仕掛ける販促です)

「出版はギャンブル的な要素が強い」といわれますが、
その世界においては、ぼくはかなり論理的に組み立てています。

多くの著者、編集者が“センス”で本をつくっている一方で、
ぼくはかなりロジックを入れて企画をつくっています。

ぼくの本はすべてその論理をもとに書いています。
論理を持ち込むと、再現性があるのです。
だから一発屋で終わらず、何度もヒットを出せるのです。

そしてこの論理は、ぼく以外も使えます。
感性はマネできないけど、論理はマネできる。

この「出版アカデミー」を終えたあと、
みなさんは「売れる企画」をつくるための知識とノウハウを身につけています。
また、実際に本を売るために必要な考え方と実践的な方法を理解しています。


視点を変えるだけで、「売れる企画」を作れるとしたら、いかがでしょうか?
ぼくが16年の著者人生、10年間の出版社経営経験から見つけた
「本当に売れる本のつくり方」を学べるとしたら?


本を執筆する労力は一緒です。
だとしたら、売れる企画に仕上げ、売れる本を出版したいと思いませんか?

ぼくは、自分自身で出版社を経営しており、
書店でのPOSデータを参照することができます。

つまり、どの本がどれくらい売れているかを調べることができるのです。

そのPOSデータを見ると、
1000冊も売れていない本がたくさんあることがわかります。

「Amazon1位!」とうたっていても、
実際には500冊くらいしか売れていない本がたくさんあります。


何も考えずに出版しても、売れないのです。
せっかく出版企画が採用され、何カ月も苦労して書いても、
まったく認知されずに終わるのです。


これからの著者に必要なのは、売れる本を書くことです。
そして、売れる本とはどういう本なのか?
どう考えて、どのようにつくれば売れるのか?

それを学ぶことです。


この「出版アカデミー」を通して、
ぼくは自分が持っているノウハウ、戦略、戦術のすべてをお伝えするつもりです。

「本当に売れる本の書き方」を、すべてお伝えするつもりです。


本気で「売れる本」を書きたい!と考えていらっしゃる方、
ぜひいらしてください。お待ちしております。

あなたが、出版アカデミーに参加することで…

編集者が“すぐにでも会いたい!”と思うような人物になり、
自分の“キラーコンテンツ”を本に書けば
出版はすぐに実現し、かつベストセラーになります。


稲盛和夫さんが書いた、人生哲学『生き方』
DeNAの南場智子さんが書いた経営論『不格好経営』
スティーブ・ジョブズの自伝『スティーブ・ジョブズ』


ただし、既に圧倒的な実績を出し、
突き抜けている人が本を出版できるのは、ある意味「当たり前」です。



難しいのは、「実績はあるけど、そこまで世間的な知名度がない人」が、
編集者に認められることです。


この講座は、そんな人のためのものです。

この講座が終わった時、みなさんはこれらのスキルを身につけています。

・自分のノウハウから“キラーコンテンツ”を引き出す方法
・自分の知識知恵を面白そうに見せる技術
・編集者に“すぐにでも会いたい!”と思わせるプロフィールライティング


自分が世の中に出したいノウハウを出せるようになっています。
編集者が「おもしろい!」と思う企画をつれるようになっています。

「出版社が出したい本」ではなく、
「みなさんが出したい本」を出せるようになっています。


編集者がOKを出すには、



どうすれば自分のコンテンツが本になるか? 本にしてもらえるか?
そのノウハウをご提供します。


アカデミーの集大成として、
3回のプログラム終了後、編集者を招いてのパーティを企画しています。
アカデミーで作り上げた企画書を編集者に受け取ってもらう場です。
これまでアプローチできなかった多くの編集者に企画を提案できる場です。


みなさんは、このアカデミーを通じて、
「一生懸命企画を提案する側」から
「『ぜひうちから出してください!』と言われる著者」に変わります。

ぜひ今から、編集者の反応を楽しみにしていてください。

経済ジャーナリスト
木暮太一

光のあたらないところに光をあてたい

こんにちは、
ダイヤモンド社 書籍編集局
第二編集部 副編集長の寺田です。

私の編集方針をひと言で表すと、
「光のあたらないところに光をあてる」
ということに尽きるかもしれません。

私自身、この10年で17の処女作を担当してきました。
そして、著者や営業部、書店さんの献身的な努力の結果、
すべてが重版になりました。
私はとっても不器用な人間ですが、
「処女作への想い」だけは業界一と自負しています。

私自身、これまで、野村克也氏、久保田カヨ子氏、
神田昌典氏、勝間和代氏、山田真哉氏のベストセラー著者から、
ノーベル化学賞候補者の理工書、900ページ超のマーケティング翻訳書まで、
編集15年で110作の書籍を担当。自前企画の生涯重版率は8割超。
10万部超の書籍も数多く出してきました。

「出版アカデミー」は、
「ベストセラー作家×現役編集者=骨太ベストセラー著者」
を養成する講座です。
志高い塾生と講師が一体となって、
すばらしい場をつくれるよう全力を尽くしたいと思います。

本アカデミーの最大の特徴は、
書店POSデータを常にチェックできる出版社社長兼
ベストセラー著者の木暮氏と、
ダイヤモンド社の現役編集者(副編集長)である私が、
著者目線と編集者目線の異なる方向から、
「本当に売れる本」を書くための技術と精神を
お話しさせていただくことです。

私にない強みが木暮さんにはあり、
木暮さんにない現場の編集の知恵が掛け合わさることで、
非常に面白いことが起こるかもしれません。

業界平均重版率は3割台と、出版は決して甘くはありません。
とくに、処女作著者が売れる本を出すのは至難の時代です。
ただ、私は、

処女作だからこそ、大きな強みがある

と思っています。
まだ誰にも開拓されていない、
ダイヤの原石の宝庫だからです。
そこに良質な問いによる化学反応が起こることで、
ひらめく瞬間があります。

生涯泣いても笑っても「一生に一度だけの処女作」を
どう売れる作品にしていくのか。
また、何回か出版してみたが、
今度こそ絶対ベストセラー著者になりたい、
という方へ、具体的な「技術と精神」を紹介できればと思います。

私の3大モットーは、


すぐれた問いによって、アウトプットが大きく変わります。
本気の方だけに、ぜひともおこしいただきたい。
人間力あふれるチャーミングな方々と、
ライブ会場でお会いできることを楽しみにしています。

ダイヤモンド社
書籍編集局
第二編集部 副編集長
寺田庸二

私(前田出)の著者デビューは、
今回の講師、寺田庸二さんが担当編集者でした。

前田出私(前田出)の著者デビュー作
『一気に業界No.1になる!「新・家元制度」顧客獲得の仕組み』は、
今回の講師、ダイヤモンド社の寺田庸二さんが担当編集者でした。

「これ、どういう意味ですか?」
「へー、凄いですね。どうしてそんなことができたのですか?」
「この根拠は何ですか?」
「えっ、これって論理的ではありませんよね」

途中で、面倒くさくて、何度メールを無視したことか。
でも、しつこいほどの質問が、
「新・家元制度」の全体像を浮かび上がらせてくれました。
頭の中にあったぼんやりとしたものが、形になる瞬間があります。

私は、本を書いてみて、初めて論理的に、ストーリーとして
「新・家元制度」を語り始めることができました。


寺田さんは、
「どんな人にも、ダイヤの原石がある。
すぐれた問いによって、アウトプットは大きく変わる。
どんな人にも、可能性がある」と言います。

寺田さんが徹底的にこだわるのは、プロフィールづくり。
「企画書はほとんど見ません。
私が見るのはプロフィールです」
と言い切るくらいです。



いかがですか?
想像できますか?
あなたのプロフィールをプロの編集者の質問で引き出す瞬間を。

あなたのダイヤの原石を見つけ出してください。
いやになるほど、鋭い質問を浴びせてくれるでしょう。

もう一人の講師の木暮太一さんは、
これまで36冊、累計105万部を出版してきました。

平均で約3万部。
これら36冊はすべて、同じ視点、同じ考え方で企画を立てています。
そしてまったく同じ販促を行っています。

木暮さんは、
「私はプロフィール力が弱い。だから、売れる法則をつくり出した。
なぜ売れるのか?
それは無名な著者でも売れるように、本を書いているからです。
私は、著者名を変え、ペンネームで本を出しても売れる自信があります。
売れる本の書き方を知っており、
ネームバリューに頼っていないからです」
と言います。

寺田さんと木暮さん。
一見、正反対のことを言っているようですが、
目指すところは同じです。

木暮さんがつくり上げた再現性のある「売れる本」の法則。
寺田さんが引き出す本人も気がついていない著者の魅力。

いかに、「売れる本」をつくるか?
ベストセラー作家とベストセラー編集者が本気で、
「売れる本」をつくり出す仕組みを教えます。

「出版アカデミー」への参加をお待ちしています。

協会ビジネス実践会代表
前田出

出版アカデミー講師陣の紹介
プロフィール
  • サイバーエージェント勤務時に、
  • 子会社アメーバブックスを立ち上げ事業責任者に就任。
  • 『渋谷ではたらく社長の告白』(藤田晋著)、
  • 『実録鬼嫁日記』(カズマ著、フジテレビ連続ドラマ化)、
  • 『きらきら研修医』(織田うさ子著、TBS連続ドラマ化)
  • をベストセラーに導く。
  • 独立後には、新たに出版社を立ち上げ、
  • 経営、編集、営業、販促を手がけている。
  •  
  • 同時に、著者として16年前から活動している。
  • 大学在学中に自作した経済学の解説本『TK論』が学内で爆発的にヒット。
  • 現在も経済学部の必読書としてロングセラーになっている。
  • 現在までに著作36冊、累計105万部。代表作は
  • 『カイジ「命より重い!」お金の話』(サンマーク出版)
  • 『僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか?』(星海社新書)
  • 『今までで一番やさしい経済の教科書』(ダイヤモンド社)
  • 『落ちこぼれでもわかる経済学』シリーズ(マトマ出版)など。
プロフィール
  • 20歳まで本を読まない野球漬け(軟式、硬式、準硬式)の日々を送る。
  • 21歳からの2年間で約700冊を読了。慶應義塾大学経済学部卒。
  • これまでノーベル化学賞候補者の理工書、育児書、900ページ超のマーケティング翻訳書まで、
  • 15年で110作を担当。業界平均重版率が3割台の中、自前企画の生涯重版率は8割超。
  • 処女作著者17作連続重版(2003年12月~更新中)、処女作重版率は100%。
  • 編集の3大モットーは、
  • 1.技術と精神がドライブがかった本を
  • 2.孫の世代まで読み継がれる魂のこもった本を
  • 3.光があたらないところに光をあてる本を
  • 最新110作目は、野村克也『野生の教育論』。おもな担当書は下記のとおり。
  • 神田昌典監訳“黄金のクラシックシリーズ”⇒ジョン・ケープルズ著『ザ・コピーライティング』(本体3200円)、ロバート・コリアー著『伝説のコピーライティング実践バイブル』(本体4800円)、ボブ・ストーン&ロン・ジェイコブズ著『ザ・マーケティング【基本篇】&【実践篇】』(各本体3800円)<計6万部>
  • 久保田カヨ子『カヨ子ばあちゃん73の言葉』『カヨ子ばあちゃんの男の子の育て方』『カヨ子ばあちゃんのうちの子さえ賢ければいいんです。』<計24万部>
  • 勝間和代『効率が10倍アップする新・知的生産術』『起きていることはすべて正しい』『やればできる』『10年後あなたの本棚に残るビジネス書100』<計70万部>
  • 山田真哉『世界一やさしい会計の本です』『世界一感動する会計の本です』<計25万部超>
  • 佐藤昌弘『凡人が最強営業マンに変わる魔法のセールストーク』『凡人が最強営業マンに変わる魔法のセールスノート』<計20万部超>
  • 浦田 健『「金持ち大家さん」になるアパート・マンション経営塾』『「金持ち大家さん」だけが知っている 空室が満室に変わる究極の方法』など<シリーズ計15万部>
  • 西巻尚樹『世界に1つだけの英語教科書』<10万部>
  • 横山信弘『絶対達成する部下の育て方』 『絶対達成マインドのつくり方』『絶対達成する決断力のつけ方』<計9.5万部>
  • 川本和久『2時間で足が速くなる!』『子どもの足が2時間で速くなる!魔法のポン・ピュン・ラン♪』<計6万部超>
  • 西條剛央『人を助けるすんごい仕組み』<4万部超>
  • 中野 巧『6分間文章術』<3万部>
  • 以上
プロフィール
  •  
  • 女性起業支援として、「好きを仕事に!」をテーマに
  • 公益財団法人 日本生涯学習協議会(所管:内閣府)の監修・認定で
  • 「認定講師」をつくる講座を開講。
  • 13年間で4万7000名の「認定講師」を養成。
  • 女性起業支援として、「好きを仕事に!」をテーマに公益財団法人
  • 日本生涯学習協議会(所管:内閣府)の監修・認定で「認定講師」を作る講座を開講。
  • 一般社団法人「楽習フォーラム」代表理事(http://www.gakusyu-forum.net/index.php)。
  • 13年間で4万7000名の「認定講師」を養成。
  • 2007年よりビジネス業界に「新・家元制度」を提唱。
  • 神田昌典氏と開催した協会ビジネス構築事業講座は63万円の
  • 高額セミナーにもかかわらず、210社が申込み。
  • 石田淳氏、泉正人氏、浦田健氏、望月俊孝氏、和田裕美氏など著名な著者が協会ビジネスに参入。
  • 5年間で70協会の設立に関わる。2015年度中に200協会の設立を目指す。
  • 協会ビジネス実践会を主催 (http://www.iikannji.jp/iemotolp/
  • 小椋佳氏から曲をもらい、アマチュア劇団ヤングゼネレーションのプロデュース&キャストとして、
  • 日本で初めてアマチュアミュージカル全国講演を行い、10万人を動員。
  • 「サントリー地域文化賞」を受賞。
  • その動員力と企画力を見込まれ、知事、市長、町長、衆参議院選挙等15選挙をプロデュース。
  • マニフェスト選挙のさきがけをつくる。
  • 「元気なオヤジ倶楽部」を立ち上げ、地方の活性化プランとして団塊世代のオジサンたちを
  • 「先生」にするプロジェクトを構築。
  • 経済産業省サービス産業創出支援事業(観光・集客交流サービス分野)に採択される。
  •  
  • 【著書】
  • 『一気に業界No.1になる「新・家元制度」顧客獲得の仕組み』(ダイヤモンド社)
    http://amzn.to/HhB5iM
  • 『「学び」を「仕組み」に変える新・家元制度』(アチーブメント出版 )
    http://t-p.bz/AAY1Qd
  • 東京FM傘下のミュージックバードで全国58のコミュニティーFMで
  • 「0から1を生む力」のパーソナリティーとして、3年間で184回放送。(2013年12月現在)
  • 毎週日曜日に放送。http://0kara1.net/index.html
  • フジサンケイビジネスアイで「0から1を生む力」を毎月2本掲載。
  • 「新・家元制度」前田出オフィシャルサイト⇒ http://www.maeda-izuru.com/
  •  
  • 以上
出版アカデミーの概要
講座のカリキュラムは以下の通りです。
タイトル
出版アカデミー
累計100万部のベストセラー作家、大手出版社現役編集者が徹底指導!
「本当に売れる本」のつくり方
参加対象者
これから出版をすることに興味を持っている方
今お申し込みの方への特典
3月21日(金)18時~20時に開催される
『編集者を呼んでのパーティー』にご招待
日 時
2014年2月1日(土)
2014年2月22日(土)
2014年3月8日(土)
10時~18時

講座終了後は毎回、懇親会を開催します。
ぶっちゃけトークが炸裂するのはこの懇親会。
お酒が入って本音を聞き、語り、発想する。
素晴らしい仲間をつくってください。
(懇親会費は別途、自由参加です)
カリキュラム

【1日目】

●売れる本を書くためには?

《ポイント1》似ていても、売れる本・売れない本がある
同じようなテーマで書かれた本でも、売れ部数は大きく違う
「売れるテーマ」はあるが、そのテーマで書けば売れるわけではない
「売れづらいテーマ」もあるが、その中で売る戦略もある

《ポイント2》同じ著者が同じジャンルの本を書いても、売れる本・売れない本がある。
ベストセラーを書いた著者が、同じテーマでもう1冊書いても売れるとは限らない
「2冊目」を書く時に考えなければいけないこと
一番怖いのは、自分のコンテンツを「消費されつくされること」

《ポイント3》出版に際しての心構え
「自分がそのテーマを書きたいから書く」NG
「自分が書けるから書く」もNG
売れる本を書くための心構えとは?

《ポイント4》売れる本の「AB理論」 AとB、二つの要素がば売れる、なければ売れない!
売れる本の土台は、結局このAB要素でつくられる
売れるジャンルで書いても売れないのは要素Aが抜けているから
同じ著者が書いても売れないのは、要素Bが抜けているから

●出版業界の構造説・概要説明、売れるための本を書く心構え

《ポイント1》編集方針の3大モットー
技術と精神がドライブがかった本を!
孫の世代まで読み継がれる本を!
光の当たらないところに光を当てる本を!

《ポイント2》業界一の処女作への想い
処女作だからこその強みを120%発揮して、ベストセラーにするには?
10年処女作無敗の頭の中
ビジネス書だけでなく、教育&育児書をやってわかった、売れる著者と売れにくい著者の違い
私がつきあいたい著者、つきあいたくない著者
ライフステージをもろにぶつける

《ポイント3》寺田式二塁手的発想法
軟式、硬式、準硬式野球歴14年⇒他の編集者にない「二塁手的発想法」とは?
20代~80代までの著者を口説き、編集段階で売れる原稿にするには?
ノーベル化学賞候補者著『光触媒のしくみ』と『図解でわかるシーケンス制御』で学んだこと・目次づくりは、野球の打順を組む感じ。捕手と編集者は似ている?
編集的一番イチロー説とは?

《ポイント4》コピーライティングを磨く
処女作著者が活かすべき、『ザ・コピーライティング』
「広告の父」デビッド・オグルヴィが『ザ・コピ』で学んだ7つの原則
不安⇒欲⇒セックスアピール⇒義務感、自尊心、プロ意識
編集者に「脳の空白をつくる」企画書の書き方、プロフィールの磨き方
コミュニケーションこそ、コピーライティングの一部である

《ポイント5》営業部・書店さんとの連携
社内の営業や書店員さんを巻き込み、ベストセラーにするには?
書店講演会が編集者、著者を大きくする
編集者がやるべき仕事、絶対やってはいけない仕事
売れる著者&編集者の共通点、売れない著者&編集者の共通点
「人間交差点」の仕事で、精神的に打たれ強く生きるには?
「小事が大事を生む」――リアル&アマゾンマーケティング法

●ベネフィットは“不”から考える

《ポイント1》出版企画はベネフィットありき
・多くの企画がベネフィットではなく、特徴を打ち出している
・読者に役に立つポイントがベネフィット、「オレ(ワタシ)はすごいですよ」と伝えているのが特徴
・ベネフィットを考えようとすると、特徴が生まれてしまう

《ポイント2》ベネフィットを生み出す発想法

  • 基軸にすべきは、“読者の不”
  • 顕在化した“不”を追わなければいけない
  • まだ顕在化していない“不”を追い、失敗した事例
  • 意味がわからなければ伝わらない
  • “不”を感じていなければ、「ピンとこない」
  • あなたは読者の“不”をどうやって解決しますか?
  • その“読者の不”をどう解決するか?

●プロフィール作成講座

■編集者が見ているのはプロフィール~プロフィールの絶対原則

  • 「誰が書いたか」によって売れが変わる
  • 弱者の戦略、強者の戦略
  • 処女作17名のプロフィール紹介
  • 野村克也氏、久保田カヨ子氏、神田昌典氏、勝間和代氏、山田真哉氏プロフィール比較
  • プロフィールの第一は、ギャップづくり。自分史のMINとMAXをグラフ化
  • 数字は人格だから、自分を数値化してみる
  • 同時に、主観的な強みを出す
  • もうひとりの自分&書店棚前をイメージしながら、相対的な強みを出す
  • 女性はキャラ化すると印象に残る

  • ■「著者が自分でも気づいていない強みを良質な問いで引き出す」を自分自身にする方法
    • なぜ、なに、どうやって、どこで、どちらが、いくら、どのくらい…5W2Hでヒアリング
    • 自分を客観視するトレーニングをとなりの人と、編集者と
    • 本当の強みは、思っている強みのとなりかもしれない
    • もうひとりの自分をつくる


    【2日目】

    ●企画書の絞り込み

    《ポイント1》自分が語れる知恵・コンテンツの中でどれを選ぶべきか?

    • 読者のいちばん深い“不"を選ぶ
    • 処女作著者が考えなければいけない“弱者の戦略"
    • 大きい“不"にはライバルが多く売りづらい、小さくても深い“不"なら売れる
    《ポイント2》“不"と提供できるベネフィットの大きさを掛け合わせる
    • 自分が提供できる一番大きなベネフィットはどこに?
    • マーケットが大きくても、ベネフィットが小さければ埋もれる
    • マーケットが小さくても、ベネフィットが大きければオンリー1になれる
    《ポイント3》「売れる著者」への階段をつくる
    • 最初から大ベストセラーを狙うのは“大振り"
    • 消化率が悪ければ、二作目以降が出せなくなる
    • 数冊後、数年後を見据えた“階段"を設計し、「売れる著者」に成長する

    1-1.企画書の書き方

    ■企画書とは?~企画書の絶対原則

    • プロフィールを先に書く。それから企画書。
    • プロフィールはストーリーテリング的に。読み手のギャップや物語性を意識。
    • 企画書は半分あけ、簡潔かつ具体的。数字を使い科学性を帯びさせる
    • 必要条件は、タイトル、サブタイトル、プロフィール、企画概要、章見出し、類書データ
    • 企画書はあくまでも手段。目的化すると危ない
    • 企画書は取材過程でどんどん変わるが、軸となるコンセプトは変えてはならない
    • 読まれる企画書
    • ゴミ箱直行の企画書
    ■企画書に必要な要素 「編集者は企画書は見ていない」
    • どんな資料があればよいかを解説
    • あくまで企画書は社内を通すもの。まだ会ったことがないけど、この人に会ってみたい、と思わせるのが企画書(参考:『日本一のクレーマー地帯で働く日本一の支配人』)
    • コンセプト、軸、タイトル、サブタイトル、表1イメージ、企画概要半分くらいの簡潔さがポイント。読まれる企画書はシンプル&バシッと伝わる。

    2-1.筋がいい企画、悪い企画

    ■企画書最初の5行

    • 数値化できるものは、どんどん数値化せよ
    • いちばんいいたいことが客観的に読みたいというものになっているか?
    • 筋がいいのはプロフィールとの連続性
    • この人がこのテーマなら絶対知りたい!という連続が不可欠
    • 筋が悪いのはその反対。なぜこのプロフィールなのに、このタイトル、この内容?
    • 著者の技術(ノウハウ)と精神(魂)を、数値を伴って客観視。いかに再現性のある著者でノウハウが本物であるかを、実証データを用いて表現する。

    ■類書との違い、なぜ売れると言えるのか?

    • 市場にないものは、そもそもニーズがない場合と狙い目、の2種類がある
    • 著者のキャラ、経験談の濃度。こんなの見たことないけど、本質的!は売れる
    • アナログで蓄積され、科学性を帯びた、アナログ閻魔帳的本は売れる

    ●プロフィールを補強する考え方 ~ 圧倒的知名度がなくても本を売る戦略

    《ポイント1》売れる本には「プロフィール力」が必要だが……

    • 誰もが圧倒的な実績、圧倒的知名度を持っているわけではない
    • 自分が思っているほど、プロフィールは強くない。
    • 書店にはプロフィールが強い人たちの本が並ぶ、自分の本はそれらと勝負しなければいけない。
    • 弱いプロフィールのまま、出版をしても売れない
    • どうすれば「弱者」が、強者と肩を並べてもらえるのか?
    • プロフィールを補強するために必要なのは、客観性と再現性
    • 「それはあなたの思い付きでしょ?」と言われないために、必要なものとは?

    3-1.目次作成

    ■目次の書き方

    • 処女作17作の目次
    • 大物ベストセラー作家の目次
    • 強いコンテンツを1章へ!1番イチロー説
    ■ワーク

    【3日目】

    ●重要個所のおさらい

    「本を書く時の誤解ポイント」「出版企画に欠かせないAB要素」「特徴ではなくベネフィットを打ち出す」「ベネフィットを引き出す考え方」「編集者から声がかかるプロフィールのつくり方」「企画の絞り方」「読者の“不"をどう解決するか」「プロフィールを補強する考え方」……

    ●講師2名による、企画書公開添削

    ●タイトルの考え方

    ◆寺田式タイトルの3原則・寺田式サブタイトルの3基準・寺田式オビコピーの3原則

    • カバー・オビ・用紙の風合い総合的に見る
    • 処女作17作のタイトル分析&ベストセラーのタイトルケーススタディ

    Ⅰ.【感情マーケティング型】
    《事例1》処女作が10万部を突破&続篇がムック化でシリーズ20万部超
     ⇒ 佐藤昌弘『凡人が最強営業マンに変わる魔法のセールストーク』(2003/12)
    《事例2》27刷10万部の書籍は、どうやって生まれたのか?
     ⇒ 浦田 健『「金持ち大家さん」になるアパート・マンション経営塾』(2003/12)
    《事例3》7刷突破!人脈力が凄い著者をどう売れる化したのか?
     ⇒ 前田 出『一気に業界No.1になる!「新・家元制度」顧客獲得の仕組み』(2008/07)
    《事例4》発売1か月で3万部!800pの原稿を168pへ&品川女子学院でも特別授業
     ⇒ 中野 巧『6分間文章術』 (2013/06)

    Ⅱ.【著者紹介型】
    《事例5》「財務の安藤」をどう料理するかの葛藤
     ⇒ 安藤 泉『専業主婦が10年連続入居率99%にしたアパマン経営法』(2005/08)
    《事例6》「写真はノーメイクで」で4万部突破
     ⇒ 鈴木ゆり子『専業主婦が年収1億のカリスマ大家さんに変わる方法』(2007/08)
    《事例7》元リッツ・カールトン大阪コンシェルジュの凄いエピソード力
     ⇒ 前田佳子『伝説コンシェルジュが明かすプレミアムなおもてなし』 (2007/06)
    《事例8》1坪で年商3億!40年以上行列がとぎれない奇跡の店
     ⇒ 稲垣篤子『1坪の奇跡』 (2010/12)
    《事例9》映画化&ドラマ化の可能性!?やくざと日本刀エピソードで100万PV
     ⇒ 三輪康子『日本一のクレーマー地帯で働く日本一の支配人』 (2011/07)
    《事例10》78歳単著処女作が17刷13万部突破&ダイヤフェアにノミネート
     ⇒ 久保田カヨ子『【賢い子に育つ!0歳からのらくらく子育て】カヨ子ばあちゃん73の言葉』(2011/09)

    Ⅲ.【ライブ研修型】
    《事例11》私の編集人生を救ってくれた年間277日「研修女王」
     ⇒ 大串亜由美『15秒でツカみ90秒でオトすアサーティブ交渉術』 (2006/06)
    《事例12》11刷突破!この人は絶対くる!!と感じた瞬間&ダイヤフェアにノミネート
     ⇒ 横山信弘『絶対達成する部下の育て方』 (2011/12)

    Ⅳ.【コンテスト型】
    《事例13》処女作著者が紀伊國屋ホール講演会(400名)で満員に
     ⇒ 大坪勇二『手取り1655円が1850万円になった営業マンが明かす月収1万倍仕事術』 (2009/06)
    《事例14》7年連続難関公立中高一貫校に地域No.1の実績
     ⇒ 西角けい子『子どもの成績は、お母さんの言葉で9割変わる!』(2010/03)

    Ⅴ.【テレビ劇場型】
    《事例15》異例の初版1万部! 私の「心の師」で福島大陸上部監督
     ⇒ 川本和久『2時間で足が速くなる!』 (2008/02)
    《事例16》NHK「プロフェッショナル仕事の流儀」に出演はこの本から
     ⇒ 三浦由紀江『1年で駅弁売上を5000万アップさせたパート主婦が明かす奇跡のサービス』(2009/11)
    《事例17》なぜ、4700人の過疎の町でおはぎが、1日2万個売れるのか?
     ⇒ 佐藤啓二『売れ続ける理由』 (2010/09)
     ⇒ビジネス書の雄・ダイヤモンド社ベスト&ロングセラー著書のタイトル分析

    ●木暮式タイトルの考え方

    《ポイント1》ありがちな間違いパターン
    ・「奇抜なタイトルにすればいい」は間違い ・「疑問形にすればいい」は間違い

    《ポイント2》絶対にやってはいけない間違いパターン

    • 造語
    • 「読者がすでに知っている内容」
    • 読者にまったく賛同を得られない内容

    《ポイント3》いいタイトルに備わっている2要素とは

    • 答え(内容)を誰でも知っているようなタイトルをつけても、買ってもらえない
    • 一方で、誰も知らない、しかし誰も賛同しないようなタイトルをつけても、買ってもらえない
    • タイトル付けにも2要素が必要 ~“目新しさ"と“納得感"~

    プロモーションについて 営業部とのかかわり方

    《ポイント1》書店あっての著者

    • 本は一人で売るわけではない
    • 著者の発信力を過信してはいけない。それだけで売れるわけではない。
    • 有名人だから売れるわけではない
    • 本を売るのは「書店」であり、「書店員」である。

    《ポイント2》営業部あってこその編集&著者

    • しゃしゃりですぎない、自分で勝手に書店営業しない
    • ほかの人の本の上に自分の本を平積みしない
    • チームプレーの精神

    会場、定員
    市ヶ谷TKP等 25名
    価 格(税込)
    298,000円
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    注意事項
    「本アカデミーは、出版の実現を保証するものではありません」