天災はいつ起こるか、なんてわからない!
オペラを見ている最中に地震が起きたらどうする?地震が起きるのは、家にいる時や職場・学校にいる時だけではない。オペラやコンサートを見ている最中に大地震が起きないとも限らない。
そんな時の準備が必要なのは、我々一般顧客だけではなく、運営しているホールサイドでも同じだ。9月1日の防災の日を前に、新国立劇場で『避難体験オペラコンサート』が開催される。震度5以上の地震が起きた事を想定した訓練だ。
(画像はニュースリリースより)
公共の場での避難訓練は貴重だ
オフィスビルや学校などで、防災訓練が行われる事はある。どのように避難をするのか、どのような指令が出るのか、など、実際に体験しながら確認をする訓練をする所も多いだろう。しかし、買い物先や電車での移動中にどうするのか、というような公共の場所での訓練にはなかなか参加出来ない。
2014年8月31日に開催されるこの『避難体験オペラコンサート』では、実際に新国立劇場オペラ研修所修了生によるオペラアリアなどのコンサートを行う。地震が発生し、コンサートを中断するが、火災が発生して避難、という想定での訓練を行う。避難完了後には、再びコンサートが開始される。
チケット代は無料だが、参加には申し込みが必要。既に申し込みは始まっている。公共の場での避難体験をしたい人は、参加してみるのもいいだろう。

新国立劇場 オペラ ニュースリリース
http://www.nntt.jac.go.jp/