> 転職:DODAトップへ

IT・Web・クリエイティブ業界の転職・求人情報なら
DODAエンジニアIT

DODAエンジニアIT
株式会社インテリジェンス
  • サイトマップ
  • ヘルプ
  • IT転職ホーム
  • 求人検索
  • 転職のプロに相談
  • 転職成功ガイド
  • モノづくりエンジニアの転職はこちら
掲載日:2014.6.30
このエントリーをはてなブックマークに追加

三年予測ートップリーダーと考えるエンジニアの未来ー

ITの変化は激しい、だから個人にチャンスが巡ってくる

プログラマ 増井雄一郎

大学時代に起業、Webサイト制作などを手がけ、同時にPukiWikiなどオープンソース開発にも参加。2003年、フリーランスに。2008年、中嶋聡氏と米国で起業しiPhone向け写真共有アプリPhotoShareを開発。2010年に帰国、『Titanium Mobile』の伝道師として活動。2012年、FrogApps, Inc(現 miil Inc)設立に参加、「ミイル」をリリース。2013年よりトレタ設立に参加、同社CTOを務める。


コードを書く立場に自分を置き続ける

増井雄一郎はプログラマとして「コードを書く」立場に自分を置き続けてきた。現在は、飲食店のIT化を推進するトレタのCTO(最高技術責任者)の役職にある。設立後1年に満たない同社はまだ小規模なため「CTOはコードを書きやすい役職」だという。「会社が大きくなったら、別の役職に変わるかもしれない」と話す。
増井は、Node.jsやmrubyのようなオープンソース・ソフトウェアへの貢献や、無償で公開するインターネットサービスwri.peなどの実績によって、大勢のプログラマに名を知られている。プログラマとして、個人としての自由さを追求する増井の生き方は、大勢のプログラマに刺激を与えている。そんな増井に、プログラマとして歩いてきた道のりについて聞いた。

アイデアを公開することで、人と出会う

増井は、Web上に自らの「作りたいもの」のアイデアを公開している。内容は「年賀状の宛名印刷クラウド」や「音声認識を使った 発音矯正ソフト」のように事業に結びつきそうなアイデアもあるが、惜しげもなく公開しているのだ。普通なら、「アイデアを横取りされるリスクはないのだろうか?」と考えてしまうところだ。
ところが増井は次のように話す。
「1行で書いたアイデアから想像するものは、人によって違う。似たアイデアの持ち主と一緒に何かできる可能性の方が大事だ。それに、自分が欲しいと思うもののアイデアがほとんど。誰かが作ってくれるなら、それもいい」。
一緒に起業した中村仁(グレイス代表取締役、トレタ代表取締役)とは、この「作りたい物リスト」が縁となって知り合った。
「中村のアイデアと、私のアイデアの共通点に気がついてくれた知人がいて、引き合わせてくれた。アイデア帳が取り持った縁です」
増井は、中村とともに2回、会社を興した。1回目は飲食店の情報を料理の写真と一緒に共有するサービスを運営するミイル、2回目は現在のトレタだ。「もう何年も一緒にやっているので、中村の頭の中にある『作りたいもの』を把握して、作れる、作れないはすぐ判断できるようになった」そうだ。

プログラマの自由度は増している

増井は、フリーランスのプログラマとして過ごした時期もある。今はトレタCTOという役職にあるが、オープンソースソフトウェアへの貢献や、自分自身のサービスなど個人としての活動も重視する。
そんな増井は、次のように話す。「自由度は、年々増しています」。どういうことかといえば、個人として活動する場合でも、裁量の範囲が広がっているというのだ。
増井が感じている「自由度、裁量の大きさ」の実例が、スマートフォンアプリ「るるぶ」の事例だ。旅行雑誌/観光ガイドブック『るるぶ』の誌面をスマートフォンのカメラで撮影、認識し、Web上の最新情報と結びつける機能を搭載したアプリだ(日本経済新聞電子版7月10日の記事を参照)。アプリの企画は増井が出したアイデアが元になっている。
増井は「画像認識を使って、紙の書籍に関する感想や情報を共有する」というアイデアを持っていた。当初の段階では、「ニコニコ動画」のようにコメントを共有するというアイデアだった。これをデンソーアイティーラボラトリの知人に持ち込み、その企画がJTBパブリッシングの「るるぶ」スマートフォンアプリに結びついた。
当時の増井はクロスプラットフォームのスマートフォン向け開発ツールTitanium Mobileを開発する米Appcelerator社のエバンジェリストとして活動していたが、日本で個人としての仕事もできる契約にしていたそうだ。
このアプリの企画では、増井は企画書を書き、会議に出席し、ソフトウェアの設計も手伝った。個人のプログラマが、企業と対等に渡り合って、自分の企画を実現したのだ。
早い時期に失敗したことは、結果的には良かった
このエントリーをはてなブックマークに追加

Vol.4 プログラマ兼経営者 登大遊氏

「"ハック"精神を貫き「低レイヤー」の技術に注目した製品群を送り出す
天才プログラマ兼経営者がつくば市で会社を10年続けている理由」

Vol.9 レッドコーダー 秋葉拓哉氏

日本の競技プログラミングを世界水準に引き上げる

Vol.12 経営者 清水亮氏

すべての仕事はプログラミングになる、だからハードを作る

Vol.3 UI研究者 増井俊之氏

「遅いスタートを乗り越え、発明家の目線を持ち続け、
Appleからも招聘されたUI研究の第一人者が若い世代に贈るメッセージ」

Vol.6 計算機科学者、未踏統括PM 竹内郁雄氏

Googleもほしがった「実時間CG」を作り上げた
日本有数のハッカーは今、若い人材の発掘に情熱を燃やす

Vol.7 Ruby言語開発者 まつもとゆきひろ氏

己のプログラマ魂に従いプログラミング言語の設計と実装を続ける
Ruby言語開発者がソフトウェア開発者に伝えたいこと

DODA転職支援サービス 専任のキャリアコンサルタントが、キャリアアドバイスから求人紹介、退職フォローまでを一貫してサポートします。ご利用になりたい方は、こちらからご登録をお願いします。はじめて退職する方のために3分でわかる転職支援サービスのメリットを紹介 転職支援サービスに申し込む(無料) 3分でわかる転職支援サービスのメリット

ご登録後、すぐにご紹介できる求人がない場合は、インテリジェンス DODAカスタマーセンターよりその旨をご連絡の上、求人発生時まで求人紹介・カウンセリングをお待ちいただいております。あらかじめご了承ください。