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マー、選出確実もローテ崩さず球宴投げれない!指揮官「均等に休みを」

スポーツ報知 6月29日(日)6時3分配信

 ヤンキースのジラルディ監督が27日、今後のヤ軍の先発ローテーションを崩さない考えを示唆した。これにより、7月15日(日本時間16日)に開催されるオールスター戦(ミネアポリス、ターゲットフィールド)に田中将大投手(25)が選出されても、登板することが非常に厳しくなった。

 順調にいけば、田中は前半戦最終戦の13日(同14日)のオリオールズ戦に先発予定。MLBでは、前半戦最終戦に先発した投手は、本人が強く希望しない限り、中1日で球宴に登板することは出来ない。田中はリーグトップの11勝(2敗)、防御率2・11と好成績を残しており、選出は確実な状況。先発の大役も期待されていたが、今年は“名誉の参加”だけになりそうだ。

 また、指揮官は「球宴を挟んで先発投手のみんなが均等に休みを取れるようにしたい」と明言。エース級の活躍を続けるルーキー右腕は、球宴明けは中6日で3戦目のレッズ戦(同21日)に登板する見込み。心身ともに疲労を考慮された形だ。

 この日、キャッチボールなどで調整した田中は球宴について、ファン投票なども「特に見てない」と話すにとどめた。28日(同29日午前8時15分開始)には、Rソックス戦で今季16度目の先発マウンドに上がる。デビューから16試合連続クオリティースタート(6回以上を自責3以内)のメジャータイ記録がかかる一戦となる。

 前回登板(22日)のオリオールズ戦では今季2敗目を喫した。登板間の投球練習では、プレートの左側に通訳を立たせて投げ、「楽天時代からやっています。投げたい所に投げられていないから球数が増えた」と制球の修正を試みた。今はチームの勝利を追い求めることに集中している。(一村 順子)

最終更新:6月29日(日)6時5分

スポーツ報知

 

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