北朝鮮が短距離弾道ミサイル発射 500キロ、日本海に向け2発【ソウル共同】韓国軍合同参謀本部は29日、北朝鮮が同日午前5時(日本時間同)ごろ、日本海側の南東部元山から短距離弾道ミサイル「スカッド」の一種とみられるミサイル2発を日本海に向け発射したと明らかにした。約500キロ飛行したとみられる。 スカッドは韓国への攻撃用とされ、韓国を威嚇する目的が大きいとみられる。中国の習近平国家主席の7月3日からの訪韓を前に、中韓の連携をけん制する狙いもありそうだ。1日に北京で拉致問題などをめぐる局長級協議を予定する日本との間の緊張を高める思惑がある可能性もある。 岸田文雄外相は日朝政府間協議の「変更は考えていない」と述べた。 【共同通信】
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