非道なヤジに対する都民・国民の怒りが収まりません。
TVを見ていても、街頭演説をしていても、明らかに皆さんの政治に対する関心はそこにあることが分かります。
私も国会議員になった直後は何度も野次を浴びせられ、その問題を指摘してきました。
例えば行政改革の話をするにあたって「民間企業なら・・・」と話をすると「経営と政治は違うんだよ、コーヒー屋!」などと良く怒鳴られたものです。
個人的に、そのような野次は「気にされている証拠」と前向きに捉えていましたが、今回の塩村議員に浴びせられた言葉は、それとは全く違うレベルのものです。
一議員に対してのみでは無く、全ての女性、そして子供がほしくても出来ない夫婦やそのご家族の皆さんに対する侮辱です。
引き続きみんなの党は其々のヤジを発した議員の調査を、都議会の責任認識と自浄能力発揮のためにも、断行していくよう要請していきます(みんなの党の都議団が何度言っても、最大会派の自民党が動いてくれなければ物事が進みませんが…)。
ところで、野次は少数会派の議員に浴びせられる事の方が多いのですが、国会ではたまに閣僚に対するヤジにも耳を疑うことがあります。
例えば安倍総理が壇上で水を飲んだ時に「また下痢するぞ」とか、総理になりたての頃は
「滑舌が悪すぎて何を言っているのか分からないんだよ」など、
野党とはいえ、ここまで総理大臣に敬意を払わずに誹謗するのは如何なものかと気分が悪くなりました。
また、渡辺前代表も党首討論の時に耳をふさいで討論した事がありますが、あれは野次がうるさくて、自分の声さえ聞き取れなかったからです。
安倍総理もしばしば「野次がうるさくて答弁できない」と委員会での議論を中断しています。
アメリカでもイギリスでも議会で野次は飛びますが、あまりに酷い中傷や人権侵害に当たるものは、罰せられることもあります。
やはり、以前より提案させて頂いているように、日本の国会も都議会も、議会改革が必要だと思います。
「野次は議場の花」などと言う人もいますが、誹謗中傷や人格攻撃のヤジは完全に禁止し、それに反した場合は議長が議事を中断する権限を持ち、議院運営委員会などでその野次を飛ばした議員を処分するなどの明確なルールを作るべきだと思います。
(余談ですが、いねむりも禁止にするべきです)
こんなルールをわざわざ作る必要性があるのはレベルが低くすぎて悲しいと思いますが、
残念ながら明確なものを作らないと問題は解決しないでしょう。大声で罵詈雑言が続き、議論が進まなくなるような事態は、日本全国の議会で起こっていることなのです。
本当は「罰せられるのが怖いから暴言を吐かない」ではなく、議員が自分の仕事にプライドを持って頂くことのほうが重要だと賢明な国民は誰しも感じていると思います。
議員各々が真剣に政策を語り、議論したいと思っているのならば、相手の話しをまじめに聞こうとするはずですし、居眠りもできないはず。
そう考えている議員が少ないと言うのが、今の日本の政治の根本的な問題を表しているのでしょう。
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- 2014年06月28日 12:14
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