■質問:東日本巨大地震発生直後、韓国からの支援などで韓日関係は良好だったはず(質問者:ソン・チャンホ)
内容:東日本巨大地震の被災地への支援などで、韓国と日本の関係は良い雰囲気だったはずなのに、北朝鮮に追従する従北主体思想派の人間たちが元慰安婦の女性たちと国民感情を利用することで、今の両国関係は日本の極右と韓国の極左主体思想派の思い通りになっています。また北朝鮮かいらいの金正恩(キム・ジョンウン)第1書記も日本に首根っこをつかまれています。主体思想派に対してどうすべきでしょうか。彼らも今のような状況を予測して動いていたのでしょうか。
■回答:韓日関係悪化の理由についてはさまざまな見方があります(回答者:安俊勇〈アン・ジュンヨン〉東京特派員)
韓日関係悪化の原因については、両国で非常にさまざまな意見が語られています。しかしはっきりしていることは、基本的に両国の政治が大きな影響を及ぼしていることだけは否定できないということです。とりわけ日本の場合、2012年12月に安倍政権が発足して以降、独島(日本名:竹島)をめぐる領土問題や従軍慰安婦などの歴史問題について、非常に強硬な立場を取るようになりました。
韓国政府もこれに対抗する必要がありました。主体思想派の意図や実際の活動については東京駐在の記者の立場ではよく分からないので何とも言えません。ただし専門家の間では「日本国内で大きな変化がない限り、最近の韓日関係の冷え込みは今後も当分続く」との見方が支配的です。