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サイ・ゴダード(3月18日)
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【スポーツ】<首都スポ>対抗戦vsリーグ戦 あす大学ラグビーオールスター2014年6月28日 紙面から
トップ選手の競演を見逃すな! 関東大学ラグビーのオールスター戦が29日、東京・秩父宮ラグビー場で行われる(午後2時キックオフ)。関東大学春季大会の締めくくりとして、対抗戦グループとリーグ戦グループのトップ選手が選抜チームを結成して戦う試合で、昨季から始まった。春季大会はA組が帝京大、B組も明大が優勝するなど対抗戦グループ優位が続くが、リーグ戦グループにも7人制日本代表やU−20日本代表の実力選手がひしめく。春シーズンの締めくくりに、どんなドラマが起きるか? (大友信彦、写真も) 目指すは下克上だ。全国大学選手権の優勝は2006年度の関東学院大を最後に早大が2連覇、帝京大が5連覇と、対抗戦グループ勢が勝ちっ放し。昨季は4強すべてを対抗戦グループ勢が独占した。今季の春季大会も、A組は帝京大が3連覇。B組も明大が優勝と、対抗戦グループ勢が優勢だ。 それだけに、リーグ戦グループの選手にとってはオールスターがアピールチャンス。昨年の第1回大会では、完敗したリーグ戦選抜にあって、自陣から80メートル独走トライを挙げたWTB石井魁(東海大)が、2カ月後に15人制日本代表の合宿に練習生として招集された。ファンにとっても、隠れた逸材、未来のスターを見つけるチャンスだ。 今大会で楽しみな選手は、7人制日本代表としてセブンズワールドシリーズを経験した2人だ。1人目は東海大WTB小原政佑(4年・東海大仰星)。183センチ、88キロの雄大な体格で、50メートルを5秒8で駆け抜ける豪脚。昨年6月には7人制ワールドカップ(W杯)に出場し、世界を経験した。「7人制W杯には、自分では最高レベルのスピードで臨んだけれど、世界には同等以上にスピードがある選手がたくさんいた。まだまだ未熟だと痛感したけど、ワールドクラスを目指したい気持ちは強くなりました」と目を光らせる。 その小原とともに、今年5月にセブンズワールドシリーズに出場したのが流通経大SO/FB合谷(ごうや)和弘(3年・流通経大柏)だ。「自分の持ち味はステップ」と話す通り、天性のリズム感とバネの効いたステップの切れ味で相手タックラーを左右に転がし、一気の加速で防御ラインの裏に出る。 FWの注目選手は拓大のプロップ、具智元(グ・ジウォン、2年・日本文理)だ。昨季、1年生ながらリーグ戦全試合にフル出場。最下位で2部に転落したチームで、ベストフィフティーンを受賞した。今春はU−20日本代表として、香港で行われたジュニア・ワールド・トロフィー優勝に貢献し、大会後は日本代表に練習生として招集された。父・東春さんは韓国代表、本田技研でも活躍したプロップ。184センチ、122キロという国際規格の肉体で、2部転落の拓大を春季大会Cグループ優勝に導いた大器。対抗戦ビッグネームへのチャレンジに注目だ。 ◇ 首都圏のアスリートを全力で応援する「首都スポ」面がトーチュウに誕生。連日、最終面で展開中 PR情報
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