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【プロ野球】マエケン7勝目 球宴8人選出に御礼2014年6月28日 紙面から
◇広島6−0DeNA広島は今季初の6連勝を飾った。3回に天谷の適時打で先制し、5回に倉の2年ぶりの本塁打で1点を追加。6回に2点を加え、8回に代打・岩本が2ランを放った。前田は7イニング3安打無失点で7勝目。DeNAは5失策と守備も乱れた。 ◇ 貫禄を見せつけた。広島・前田は表情を変えず引き上げた。4点リードの6回2死三塁。グリエルを初球の宝刀スライダーで、難なく二飛に打ち取った。7イニング3安打無失点で、今季最多タイの9奪三振。中5日で7月3日の巨人戦(マツダ)に臨むため、余力を残し降板した。 初対戦で警戒していたグリエルには初回、4回ともにスライダーで空振り三振に仕留めた。「調子は良くなかった。打線にも、倉さんのリードにも助けられた。交流戦が終わって1試合目。勝利に導こうと必死でした」。控え目な言葉が、覚悟を物語った。 本拠地では7戦6勝の右腕が、6戦目での敵地初白星。“内弁慶”を克服して「ビジターでもたくさん応援に来てくれるファンの前で、勝てて良かった」と感謝した。 この日、球宴ファン投票の最終結果が発表され、先発投手部門でトップだった。最終中間発表から11万票を伸ばして、後輩の大瀬良をかわした。3年連続で中間発表2位以下からの逆転選出。「ファン投票で出るのが一番うれしい。今年は(大瀬良が)同じチームなんで、危ないかなと思っていた」と喜んだ。 お立ち台では、AKB48選抜総選挙で逆転1位に輝いた、まゆゆこと渡辺麻友を挙げた。「僕もずっと2位だった。まゆゆが2位から盛り返したので勇気をもらいました」と、ファンを沸かせた。 相手に粘られ球数が増えたのは反省点。それでも最速152キロの直球、前回初使用したカットボールを披露。大リーグ関係者が視察する中、絶対エースの力を見せた。 チームは9連敗後に6連勝。「一気に取り戻せたのは大きい」とうなずきながらも、「本当に大事なのはこれから」と表情を引き締めた。23年ぶりの優勝へ、エースがフル回転を誓った。 (山本鋼平) PR情報
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