ブラジルがベスト８進出 ＰＫ戦でチリ破る

6月29日 4時08分

サッカーのワールドカップブラジル大会は決勝トーナメント１回戦が始まり、ブラジル対チリは、ペナルティーキック戦の末、ブラジルが勝ち、今大会初のベスト８進出を決めました。

ブラジルがワールドカップでチリと対戦するのは４回目で、これまでの対戦ではすべてブラジルが勝っています。
この試合、ブラジルは前半１８分、コーナーキックから最後はダビドルイス選手が合わせて先制しました。
しかし、３２分、自陣で奪われたボールをチリのエース、サンチェス選手に決められ、１対１の同点で前半を折り返しました。
その後、ブラジルは、前線からボールを奪いに来るチリの守備に苦しめられて勝ち越し点を奪えず、試合は１対１のままペナルティーキック戦に持ち込まれました。
ペナルティーキック戦は、両チームともに２人ずつ失敗し、迎えた５人目、ブラジルはエースのネイマール選手が成功したのに対して、チリの選手はゴールポストにはじかれ、ブラジルが３対２で制しました。
ブラジルは苦しみながらも、地元の大きな声援を受けて辛くも勝ち上がり、６大会連続のベスト８進出を決めました。