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「夜間中学」設置促進を提言へ6月28日 4時44分
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政府の教育再生実行会議は、公立中学校の夜間学級、いわゆる「夜間中学」が、義務教育を修了していない人の就学の機会を確保するうえで重要な役割を果たしているとして、来月、安倍総理大臣に提出する提言に設置の促進を盛り込むことにしています。
公立中学校の夜間学級、いわゆる「夜間中学」は、戦後の混乱で学校に通えなかった人たちなどが学んできましたが、最近では、いじめや引きこもりなどで不登校になり、中学校を卒業していない若者や、日本に移り住んだ外国人たちの学びの場になっています。
ただ、「夜間中学」を設置しているのは、現在、8つの都府県の合わせて31校にとどまっていて、教育関係者らから、設置数を増やすよう求める意見が出ています。
こうしたなか、政府の教育再生実行会議は、「夜間中学」が、義務教育を修了していない人の就学の機会を確保するうえで重要な役割を果たしているとして、現在、「夜間中学」のない39の道や県でも設置を促進するよう、来月、安倍総理大臣に提出する教育改革に関する提言に盛り込むことにしています。
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