【ワシントン=岩本昌子】米トムソン・ロイターとミシガン大学が27日に共同で発表した6月の消費者態度指数(確定値)は82.5となり、速報値から1.3ポイント上方修正された。市場予測の平均(81.9程度)を上回り、前月分から0.6ポイント上昇。2カ月ぶりの上昇となった。
「現在の景況感」は速報値から1.2ポイント上方修正。「今後の見通し」は1.3ポイント上方修正となった。調査担当者は「消費者は1~3月期の米経済の大幅なマイナス成長は予測していなかったが、今後の経済成長見通しを修正することはないだろう。消費者はマイナス成長は冬の寒波によるもので、経済は既に成長軌道に戻っていると信じている」と分析している。
トムソン・ロイター、上方修正