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「多くの中国人は、日本がかつてした謝罪と援助を知らない」=米学者の指摘に、中国人がさまざまな反応

Record China 6月28日(土)5時0分配信

2014年6月27日、米国の社会学者エズラ・ヴォーゲル氏による日中関係に関する発言が、中国版ツイッター上で話題になっている。

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ヴォーゲル氏は緊張が続く日中関係について、「歴史の記憶と相互認知から日中衝突を回避すべき」と主張。「日本人が不満なのは、日本の指導者や国民がかつて中国の指導者と会見した際に謝罪してきたことや、80年代に巨額の援助をしてきたことについて、多くの中国人が知らないことだ。一方で日本の若者は、なぜ自分たちが生まれる前の出来事について、謝罪しなければならないのかと疑問を感じている」と指摘している。

これについて、中国のネットユーザーは以下のようなコメントを残している。

「毛沢東と周恩来が日本と国交を樹立したときは、第2次大戦の歴史は問題にはならなかった」

「日中友好こそウィンウィンだ。日本の資金と技術を利用させてもらうことのどこが悪い?朝から晩まで『日本と戦争』を叫んでいるのは愚か者。もちろん、歴史は忘れてはいけないが」

「謝罪する必要はないが、認めなければならない」

「日本は軍事・政治大国の復活を目指している。中国を抑え込もうとするのは当然だ。これは、米国が唯一の超大国の地位を守るため、ロシアに圧力をかけざるを得ないのと同じことだ」

「すべて外交カードだ」

「日本人の疑問は、CCTV(中国中央テレビ)と真理部(※中国共産党の宣伝部、文化部、国家新聞出版広電総局など、言論や出版を審査する機関の総称)の人に回答してもらうべきだ」

「文革についても記念し、反省して、謝罪すべき」

「しかし、21世紀になり、彼らは罪を認めなくなった。これはわれわれの責任ではない」

「それは私も疑問に感じていた。なぜ自分が生まれる前の国家の恥辱にこだわらなければならないのか。私たちは教育に縛られている」

「一国が代々恨みを語り継ぐことと、歴史を鑑とすることは別である」

「80年代の日本による中国への低金利円借款、改革開放初期の巨額の援助は、中国人は忘れはしない。しかし、その後の関係悪化はすべて日本の首相の靖国参拝、教科書問題、役人の不適切な言動が招いたこと。してもいないことで謝罪する必要はないが、日本政府は確かに罪を犯した。謝罪すべきでないとでも言うのか?」

「ポイントは、彼ら(日本人)がわれわれの要求通りに謝罪した後、われわれはこの劇をどのように演じ続けていくかということだ」(翻訳・編集/北田)

最終更新:6月28日(土)5時0分

Record China

 

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