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世銀 日本が最大規模の資金拠出で署名
6月28日 9時19分

世銀 日本が最大規模の資金拠出で署名
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途上国の開発支援を担う世界銀行の資金基盤を強化するため、日本は世界最大の規模となる総額5000億円の資金を新たに拠出することになり、ワシントンで署名式が行われました。

世界銀行の関係各国は、去年、特に貧しい途上国の開発支援に充てる基金を増やすため、今後3年間で総額5兆2000億円を超える資金を拠出することで合意しました。
この合意に基づき、27日、ワシントンの世界銀行本部で署名式が行われ、世界銀行のキム総裁と日本の佐々江駐米大使が資金拠出の文書に署名しました。
日本は今回、世界銀行に対して出資と融資の形で、世界最大の規模となる総額5000億円を拠出することになっています。
佐々江大使は「日本を含め各国とも財政状況は厳しいが、新たな融資の枠組みによって途上国の支援に必要な資金基盤が強化されるだろう」と述べました。
これに対してキム総裁は「今回の資金基盤の強化は日本の強力な支援なしには達成できなかった」と述べました。
今回、日本をはじめ各国から拠出される資金は2030年までに貧困の撲滅を目指す世界銀行の目標達成のため、電気や水道が通っていない地域での開発やワクチンの提供などに充てられることになっています。

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