ドミナントカラー(dominant color)
ドミナントカラーとは、配色全体の印象を支配する色。主調色、支配色とも。
ドミナントとは、「支配的な」「優勢な」という意味。
全体の支配色を色相でとらえる「ドミナント・カラー」とトーンでとらえる「ドミナント・トーン」の2つに分けて考える。
■ドミナントカラー
ドミナントカラー配色は、全体を同じ色相で統一した多色配色。
同じ色相でまとめ、トーンで変化をつける。
全体にオレンジかかった夕焼けの風景では、オレンジ色がドミナントカラー。
初夏の山などでは、木々の緑でいっぱい。
この場合のドミナントカラーは緑色。
■ドミナント・トーン
同じトーンでまとめ、色相で変化をつける。
同じトーンの中で組み合わせるので、イメージに共通性がありまとまりやすい。
フッと目を惹くポスターやパンフレットなどには、ドミナント・トーンを活用したものが多い。
探してみてね。