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【プロ野球】

橋本 外野争い参戦

2014年6月27日 紙面から

 左太もも肉離れのため2軍で調整している巨人の橋本到外野手(24)が27日からのイースタン・ヤクルト戦(戸田)で1軍復帰最終テストに挑む。原辰徳監督(55)は「カープから合流という可能性もある」と30日出発の広島遠征からの昇格を示唆。橋本が戻れば、外野のスタメン争いが激しくなる。

 プロ6年目で初めて開幕戦に先発出場した橋本は5月8日に負傷離脱するまで主に下位で打率3割1分6厘。俊足と強肩を生かした守備でも大いにチームに貢献した。原監督は「スタート(開幕時)のような状態ならセンターを任せる」と高い信頼度を口にする。

 そうなると残るポジションは2つ。「レフトは外国人」と明言し、アンダーソンとセペダを競わせる。右翼には交流戦途中に1軍復帰し、低迷していたチームを復調させた亀井が定着した。

 「チョーさん(長野)も難しい状況ということもなきにしもあらず」と指揮官。長野を坂本や阿部と並べて「枢軸」という独特の表現で中心選手と認め、全試合で先発させてきたが、現在の打撃不振が続くようならスタメンから外すことも視野に入れている。

 充実した戦力を手に、原監督は「しかし、野球は9人制だからなあ」とポツリ。他球団にしてみれば、いかにもぜいたくな悩みだが…。 (小林孝一郎)

 

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