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【プロ野球】

DeNA交流戦初勝ち越し 代役4番後藤V打

2014年6月27日 紙面から

最終戦で交流戦勝ち越しを決め、輪になって喜ぶグリエル(中央奥)らDeNAナイン(北田美和子撮影)

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◇DeNA2−1日本ハム

 DeNAは久保が7イニング1失点と好投し、7年ぶりの交流戦勝ち越しを決めた。毎回で今季最多の8三振を奪い、四球なしと制球も光った。打線は1−1の3回に後藤の右前打で勝ち越した。日本ハムは8年ぶりに交流戦で負け越した。

 声が弾んだ。中畑監督は「公式戦に、いい形でつなげていきたい。きょうの投手陣を見ると、まだまだいけるかなという感じ。おめでとうございます!」と自ら祝福した。交流戦13勝11敗。最終戦で7年ぶり、DeNAとしては3年目で初めての勝ち越しを決めた。

 僅差の試合を勝ちきった。1−1の3回、4番・後藤が右前に勝ち越し打。「ドキドキ感や走者をかえす喜びを楽しんでやっている」。故障で離脱した主砲ブランコの代役が少ない好機をものにすると、投手陣がこの1点を守り抜いた。先発の久保が7イニング1失点の好投。8回からは大原、三上が完全救援。「勝ちパターンができあがったことが、勝ち越せた要因」と手応えを口にした。

 久保は「一発で流れが変わる球場。そういう雰囲気だった」といい、低めを意識した投球を見せた。自身の交流戦通算20勝目にも「個人のことはどうでもいいです。ちょっとずつ重ねた(チームの)借金。ちょっとずつ返せれば」と言う。

 交流戦で得た手応えと課題を胸に、リーグ戦再開に臨む。「明日からのカープ3連戦が大事。マエケンと戦って、本来の姿を見せつけたい」と中畑監督。絶対的エースを打って、借金返済ロードのスタートを切る。 (鈴木創太)

 

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