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【コレ見て!】フジ・佐々木恭子アナ「FNNスーパーニュースWEEKEND」

2014年6月27日15時0分  スポーツ報知
  • ニュースキャスターと子育てを両立させて3か月。「ようやく慣れてきました」と話す佐々木恭子アナ

 4月から、週末の夕方ニュースの顔を務めている。入社19年目。ニュース原稿を読むのは意外にも初めてだという。「原稿を生で読んだことがなかったので緊張します。でも、それが心地よい」と話す。

 キャスター席に次から次へと届くニュース原稿。どこに置き、どうさばくか―。「求められるのは、多くの人が関わった原稿をノーミスでアウトプットすること」。コンビを組む福井慶仁アナ(30)は一回り年下だが、報道番組では“先輩”。立ち位置から声のトーンまで教わり「初心者だと感じます。でも、この年次で新しい仕事にチャレンジできるとは」と感謝している。

 ニュースキャスターだった筑紫哲也さん(故人)の、自ら取材した蓄積をもとに語る姿に憧れ、入社前からやりたかった報道の仕事。10年関わった「とくダネ!」や「報道2001」でニュースを分かりやすく解きほぐす仕事はやってきたが、いざ始めると「突発事件や歴史的瞬間があっても、とくダネ!のように隣に小倉(智昭)さんはいないから、自分で切り盛りしないといけない。覚悟はしていたけれど、ずっと続けている安藤優子さんは、改めてすごいと思います」という。

 2度の育児休暇を経て、長男(5)、長女(2)の子育てと仕事を両立する。夜の仕事でも朝は弁当作り、出勤前に遠足に付き添うこともある。自分の親にも協力してもらう。「やってみると綱渡りのような生活ですが、自分で選んだ道。協力があって仕事をさせてもらっているありがたさを感じます」。最初はどちらも中途半端で罪悪感を感じていたが、「2人目を産んで割り切れました」。アナウンス室に13人いる“ママアナ”の助言も大きいという。

 母親になり、関心のあるニュースも増えた。「幼稚園、保育園一元化の問題なんか、まさに自分が直面していること。土日のニュースは家族で見ていることが多いでしょうから、見終わって潤いの残る空気が作れれば」。なごやかに、しかも真剣に伝えることを心掛けている。(軍司 敦史)

 ◆佐々木 恭子(ささき・きょうこ)1972年12月17日、兵庫県西宮市生まれ。41歳。東大教養学部卒。96年入社、同期に藤村さおり、竹下陽平アナ。ほかの担当番組はBSプライムニュース(金曜)、ワイドナB面。身長162センチ、血液型O。

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