逗子海水浴場、関東で最も早い海開き
2014年6月27日12時19分 スポーツ報知
神奈川県逗子市の逗子海水浴場が27日、関東で最も早く海開きした。あいにくの曇り空となったが、地元の小学生らが早速海に入り「冷たい」「気持ちいい」と歓声を上げた。音楽を大音量で流す海の家の「クラブ化」に住民から苦情が相次ぎ、3月の条例改正で規制を強化して以来、初めての夏となる。
海開き式では平井竜一市長が「子供連れの家族が安心して遊べる海を目指す」と強調。式典には小学生約500人も参加した。
一方、同日オープンした海の家の店主は「音楽がなく、かなり寂しい海になる」と漏らした。
市は3月に改正条例を施行し、スピーカーやマイクを使って音楽を流すことや入れ墨の露出、海の家の午後6時半以降の営業を禁止した。罰則はないが、海の家の事業者側は条例取り消しを求めて提訴し、横浜地裁で係争中。事業者側は自主ルールとして7月14日までは条例に沿って営業するとしている。