ハ〜イ! 日本のみなさん。今月19日から、愛する日本に行くことが決まったぜ。今回は、東京や大阪、名古屋、札幌など、各地で講演会やパネルディスカッションを行うんだ。詳しい日程は「テキサス親父日本事務局」のサイトに出ているから、ぜひ、多くの人たちに来てほしい。
21日には、山口市の山口市民会館で開かれる講演会に出席する。ちょうど、隣の会場では、あの「河野談話」を発表した河野洋平元衆院議長が講演会を開くという。このため、関係者が「多くの聴衆の前で、慰安婦問題について『公開討論会』に応じてほしい」と要請している。俺は、河野氏と話ができるのなら、それは、それでうれしいと思う。
河野氏はかつて、衆院議長を務めただけでなく、勲一等旭日章という日本最高の勲章を授与されている。そんな人物が、慰安婦問題では産経新聞などの取材を拒否していると聞いた。一体、どういうことなんだ?
米国や日本など、民主主義国家の政治家には、国民に対する説明責任があるはずだ。河野氏が政府高官として発表した談話について、その信憑性に疑問が持たれ、日本と日本人の名誉を傷つけているのに、その説明から逃げているのだとすれば、俺には理解できない。
日本の報道によると、談話の作成過程で、韓国側から「元慰安婦の証言を認めてやってほしい」との要請があり、証言に沿った談話が出れば「過去の問題は決着し、未来志向の日韓関係を醸成できる」という示唆があったという。そこで、当時の日本政府は政治的判断として、一方的な証言をもとにした河野談話を発表したという。