「永住外国人」に生活保護受ける権利は 最高裁弁論(06/27 16:34)

 永住資格を持つ外国人に生活保護を受ける権利があるかどうか争われている裁判で、最高裁で弁論が開かれました。外国人も受給対象になるとした2審判決が見直される可能性があります。

 日本に永住資格を持つ大分市の中国籍の女性は2008年、生活の困窮を理由に市に生活保護の申請をしましたが、却下されました。1審の大分地裁は「生活保護の受給権は日本国籍を有するものに限定される」として、女性の請求を退けました。しかし、2審の福岡高裁は「外国人も生活保護法の準用による保護の対象になる」として、女性の逆転勝訴を言い渡しました。この判決について大分市が上告し、最高裁で27日に弁論が開かれました。大分市側は「生活保護法は日本国民に限定されている」として、2審判決を破棄するよう求めました。女性側は「永住外国人は長年にわたり、生活保護が認められている」として、上告を退けるよう求めました。最高裁で弁論が開かれたことで、2審の判決が見直される可能性があり、判決は来月18日に言い渡されます。

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