韓国がついに「言論弾圧」に乗り出した。動画サイト「ユーチューブ」で切れ味鋭い論評活動を続けている「テキサス親父」こと、米評論家のトニー・マラーノ氏の韓国語チャンネルが、「有害指定動画」として遮断されたのだ。マラーノ氏は、慰安婦問題や竹島問題、靖国問題などについて、米政府の公文書や公式資料をもとに真実を伝えてきたが、よほど、都合が悪かったのか。民主主義国家とは思えない隣国の対応に、親父が激しく切り込んだ。
ハ〜イ! 日本のみなさん。韓国で許しがたいことが起きたんだ。俺の動画が先週、「有害動画指定」を受けて、あの国では見られなくなった。信じられるか? 韓国は民主主義を名乗っているが、その基本である「言論の自由」「思想信条の自由」は保障されていないのか? 欧米人の感覚では「言論弾圧国家」と言われても仕方ないぜ。
俺は2年以上前から、動画サイト「ユーチューブ」に韓国語翻訳チャンネルの投稿を続けてきた。慰安婦問題や竹島問題、靖国問題などについて、各国政府の公式資料や米紙の報道をもとに、事実を伝え、俺自身の考え方を披露してきた。英語版や日本語版と中身は同じだが、韓国語版だけが突如、閉鎖された。
実は、昨年7月に予兆はあった。
俺はワシントンの国立公文書館から、米軍が1944年10月、ビルマ(現ミャンマー)で朝鮮人慰安婦20人を尋問した調書を手に入れた。この公文書をもとに、動画で「慰安婦は強制ではなく雇用されていた」「接客を断る権利を認められていた」「洋服や化粧品など好きな物を買うことができた」「慰安婦は戦時高給売春婦だった」と紹介・解説したんだが、韓国側の抗議で英語版が削除された。