任天堂株主総会2014年
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任天堂の株主総会に行ってきたので紹介しようと思う。 まず、場所が一新され、いつもの任天堂本店から、本社開発棟に移動。場所はほぼ同じで、同じ最寄駅から行くことができる。 なぜか、駅から遠いところに正面玄関があるなど、かなりの不便さを感じたのだが、あれはいったいなんなのだろうか・・・。 
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不便って・・・。 
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普通に考えれば近鉄の十条駅と地下鉄十条駅の間くらいに入口作ればと。既存の本店との連結を考えてのことだろうが、それなら裏口を用意すればいいだけだし。 大通りに面した側に正面玄関を作ると車の出し入れの問題なども絡むのだろうけど、利便性は良くないな、と。 
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入ってからの中の様子はどうでしょうか? 
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もともとさっぱりとした会社だったが、本社開発棟も結構さっぱりした感じ。新しい建物なので綺麗ではあるが、それだけという印象。 場所は同じく7階の会議室で、この会議室はかなり広く、用意していた席数も昨年と比べて1.7倍くらいあったのではなかろうか。 
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今回は岩田聡社長が直前で出席しないと発表されましたが、どういう変化があったのでしょうか? 
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まずは冒頭に岩田社長からのメッセージを今回の議長を務める専務の竹田玄洋が読み上げ。 この内容はすでにウェブで発表されているものをそのまま読み上げている。 後は、いつも通り、事業報告を行い、30分くらいから質疑応答となる。 
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今回はどうしますか? 
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いい話も多かったので、せっかくなのでちゃんと質疑応答をまとめよう。 今回は岩田聡が居ないこともあり、回答者が専務の竹田玄洋だけでなく、他の人に振ることも多かった。その振られた人の中で、一番振られたのが宮本茂ではなかろうか。 今までの任天堂の株主総会以上に言葉を発していた。 では、さっそく。回答部分は括弧で区切り、前には回答者名を載せておく。 
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一人目の質問です。 海外の様子がわかりにくいので、株主総会前にE3の様子を株主に見せてはどうか。 
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竹田「一度ビデオでその内容を見ていただきたい。」 宮本「E3はロサンゼルスで流通関係者やマスコミを5万人とかなりの数を集めたイベント。スプラトゥーンというペンキを撃ち合うゲーム。海外では撃ち合うゲームが多いが、ペンキで塗りあうゲームを発表した。結構、話題を集めた。若手チームで開発をしていて若い人に作ってもらおうとしている。 私はゲームパッドの有用性を理解してもらうことを中心に行った。実験含めて紹介した。 昔のE3は集まったメディアの人がメディアで紹介していた。我々は今回直接発信している。番組のように放映して、いろいろなところで放送した。任天堂の映像で400~500万のビューがあり、twitchなど入れると何千万というビューに広がっている。かなりたくさんの方に居ていただいている。 リビングで遊ぶWiiUは遊んでいる人だけが楽しいのではなく、見ている周りの人も楽しい、家族で使っていただける良い機会とPRしてきた。 他社さんは銃を撃って血が出るという殺伐としたものが大半。そういうソフトで競争する。任天堂は異色で多彩、安心できるなどの評価をいただいた。E3で差別化がはっきりしたショーとなった。」 高橋「海外で特別に何かというのはアミーボというフィギュア。アメリカやヨーロッパはフィギュアを使ったゲームに需要があり、アメリカではすごく期待されている。アミーボが受け入れられた点が日本との大きな違い。」 
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二人目の質問です。 株主優待について。ゲーム機とは言わないがソフトが欲しい。 
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君島「お土産を用意したのはピカチュウのクッキー、スーパーマリオのバスタオル。高価なものを差し上げると法律上の問題が生じる。 株主優待はせず、配当で対応。コストがかかるし、すでに持っている人や法人は喜んでもらえない。」 
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三人目の質問です。 WiiUの新作ゼルダの次の情報はいつ出ますか。来年のE3前にでますか。 
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宮本「正式に発表していること以外は申し上げられない。 いくつものゼルダタイトルを作っている。 無双シリーズのタイアップを発表した。アメリカでは好評をいただいた。 正式シリーズのWiiUのタイトルは開発中で、オープンワールドと言われている。一般的に言われるオープンワールドという名前を使って開発するのは好きじゃないが、一般に伝わりやすいのでオープンワールドと言った。 発表していませんが、3DSでネタもある。」 
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四人目の質問です。 焼き畑農業のような客単価の高いソーシャルゲームビジネスはしてもらいたくないが、今の小さい子供はおさがりのスマホで無課金で遊んでいる人も多い。iOSやアンドロイドなどは無視できないと思うが、任天堂はどう向き合うのか。 
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高橋「スマートデバイスについても積極的に活用していく。スマートデバイス向けのアプリを開発している。任天堂ハードを持っていない世界中のお客様とつながりを作り、任天堂の魅力を伝えていきたい。」 
 
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五人目の質問です。 いつものおじさん「駅から歩くと白亜の殿堂が見えて、その白亜の殿堂で総会が開かれることに敬意を表する。任天堂の未来を表しているようだ。画面を引っ張ったら倍くらいの大きさになったらいいな。カジノ特区絡みで、カジノ関連のソフトを作ってはどうか。」 
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竹田「参考にさせていただく」 
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六人目の質問です。 中国市場に対してどう取り組むのか。 
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大和「IQという別ブランドでニンテンドー3DSを中心に展開している。昨年の9月に上海にゲームビジネスが解放されるという情報も流れている。研究を進めている。 日米欧のモデルをそのまま持って行ってビジネスができるかどうか研究中。」 竹田「中国市場に関しては日本から発表するよりも、何か発表あるとすれば中国の任天堂の担当から発表する。」 
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七人目の質問です。 WiiUのソフトラインナップについて。Wiiではゼノブレイドやレギンレイヴなどの新規の一人でのめりこむタイトルが続けて出たが、WiiUでは出ていない。WiiUでの方針はどうか。 宮本さんがオープンワールドという言葉でくくるのは好きではないと述べたが、他のオープンワールドのゲームが楽しい人が買いやすいのではないか。アピールの仕方などを聞きたい。 
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高橋「ゲームの熟練者向きのゲームがWiiUに出るのが遅かった点ですが、ゼノブレイドを発表した。前作の続編ではなく、ゼノブレイドのシリーズとして捉えてもらいたい。また、デビルズサードを発表した。今まで遅れた感もあるが、そういうソフトも作っていきたい。」 宮本「さきほど私の発言に対してなので一言言い訳を。オープンワールドをあえて使ったのはそういった方が理解してもらいやすい。開発内部で一般にある言葉を多用して開発するのは僕は好きじゃない。 マイクロソフトやソニーで出ている会社も苦労していると思っている。シェーダーという技術を使った高性能な技術はチームを慣らすのに1年、作り上げるのに2倍3倍の時間と人がかかる。数百億円超えるプロジェクトもある。ベスト10に入らないと生き残れない過酷な世界。 任天堂は取り組まないということはなく、いろいろな取り組みをしている。ゼノブレイドやベヨネッタなど、やっとWiiUのクオリティのものが作れるようになっている。 PRの部分は課題。」 大和「新作をしっかりと市場に押し出さないと売れない。営業の考え方としては、ここ数年余暇の過ごし方が増えた。私どもの商品が欲しいものの上位にランクされなくなってきた。情報もテレビ宣伝や新聞チラシ、広告でやってきたが、最近は情報の流れもここ数年で激変。しっかりついて行けてない。 任天堂とスマートデバイスの向き合いは、営業としてもSNSでの宣伝やキャンペーンをしっかりとお客様にお伝えする。そして売り上げにつなげるよう前向きにやっている。」 
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八人目の質問です。 竹田さんはハードの方なので、WiiUのハードが竹田さんんにとってどれくらい自信を持ってできたのか。 
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竹田「WiiUで辛いところはHD、高解像度にするということが当たり前のことであって、それにかけるリソースが特色にならない。WiiUゲームパッドを提供したが、どのように活かすかに苦労している。 ゲームキューブ時代から培っている大容量ではないが、ピリッとしたメモリ、効率の良さを追求している。DNAとして活かされている。こうしたDNAをうまく伝えていきたい。」 
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九人目の質問です。 ゲームのことはわからない。経営のことについて聞きたい。岩田さんは業績悪かったらやめるといったが続けていることに仰天した。ここの株主のいつもの話はゲームがああだこうだと、なんぼ下がっても任天堂の株を持ち続けるなど言っているが。 本当の株主総会というものをこれからはやってもらいたい。ゲームのことでああだこうだ言うのは企業の中で出来ていること。いつもゲームがこなったらいいああなったらいいと子供っぽい話になっていることに残念に思う。憤りも感じる。経営という形で株主総会を進めてはどうか。私は経営について聞きたい。(大拍手) 
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竹田「経営陣は勢いを回復させることが責務だと考えている。」 君島「株主と経営陣との大事なコミュニケーションの場であると考えている。お持ちの意見を述べていただき、我々がお答えする。どう会社を発展させていくかが大事会社自身がどういったエンタテインメントを提供しているのかを、ゲームの内容を理解いただくことも大事だと思っている。 経営についてもエンタテインメントについてもコミュニケーションさせていただき、株主総会を充実させていきたい。」(小拍手) 
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十人目の質問です。 営業活動の結果が営業損益だと思うが、それが3期連続赤字を計上している。今期はどういう見通しなのか。 
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君島「今期は、いかに利益体質に持っていくか、収支バランスを回復最優先で、増収増益にと考えている。売上高は5900億円。営業利益は400億円。」 
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十一人目の質問です。 バカ漫画家「宮本専務にお聞きしたい。夢をお聞かせください。」 
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宮本「経営に対する厳しい意見の後に恐縮ですが。先ほどの経営に関する質問とまったく関係ないわけではない。 エンタテインメント企業は収益性を挙げるだけでは問題を解決せず、売り上げを維持していくことが問題。その中で、10年後にどうつなぐかも大事。浮き沈みが激しい、30年前は大きな借入金があったし、今は過剰ではあるといわれるが資金力が新しいことへのチャレンジに重要。 今、スマートフォンのおさがりが我々の一番安い子供のデバイスより安いことに恐怖を感じる。 全部それになるかというとそうは考えていない。子供がメディアを使う中で、それを使った新しい娯楽を任天堂の基盤の中で、土壌の中で大きな数字に繋げ、利益に上げていく。利益効率は先の問題。 採算性や無駄な広告費を使わないことは常にしている。E3もローコストでページビューを確保した。 新しい娯楽は常に生まれてきたので、なんとかなる。そうなるためには今、自分たちがなんとかしなければならない。 ゲームが好きな人は時代の流行ではなく、人間動物としてゲームは好きだと思いますので、新しい商品を出して世の中を圧倒していきたい。」 竹田「ホームエンタテインメントと言いましたが、生活必需品を扱っているわけではない。浮き沈みを経験していますが、人々に喜ばれることをやってきた。 ハード、ソフト一体よりかは、ソフトウェア技術とハードウェア技術、それにアイディアと芸術、音楽やグラフィック、それにプラス心理学。これらによりゲームを作ってきた。」 
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十二人目の質問です。 サードパーティーのサポートが弱くないか。 
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田中「日米欧の契約をしているメーカーの数は、アメリカで3DSが40社、WiiUが20社、ヨーロッパでも同じくらい、DLソフトの開発メーカー含めればアメリカで130社、WiiUが200社、欧州で160社、WiiUが165社、日本で3DSが140社、WiiUが35社。 ニンテンドー3DSは日本でミリオンタイトルが出ていて活況。海外でヒット作が無いので少なく感じるが、日本よりもタイトル数は出ている。パッケージだけ見てもそうなっている。 WiiUはまだタイトル数が少ない。ハードの普及が期待したほど進んでいないことから、ソフトメーカーが開発に慎重になっているのは間違いない。自社タイトルでハードを普及させ、安心して参入してもらえるよう努力する。 ニンテンドー3DSは日本を中心にハードも普及し、ソフト開発も活発になっている。スマホアプリがニンテンドー3DSになり、100万超えるタイトルも出ている。この状況を見た開発者がニンテンドー3DSへ開発を積極的に考えてもらっている。」 
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十三人目の質問です。 経営陣も株をもっと持つべきではないか。 
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竹田「株の保有数と経営への熱意は関係ないと思っている。」 
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十四人目の質問です。 キャラクターの活用について、どういったことをするのか、収益はどれくらいになるのか。 
 
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高橋「NFCのキャラクターフィギュアのアミーボを年末から大乱闘スマッシュブラザーズfor WiiUで展開していく。ニンテンドー3DSでも来年から。 収益については具体的に言えないので控える。」 
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十五人目の質問です。 社長が訊くというコーナーが健康上の理由で途絶えているのはわかるが、それ以前から途絶えている。どういう理由か。 
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大和「幅広く認知とっていく一つの手段としてホームページを活用している。社長が訊くの露出度が減っているのは、社長の体調ももちろんありますし、いろいろな媒体へ取り組む予定をしている。 いろいろな協力体制を作り、できる限りたくさんの人に理解いただく取り組みを考えている。 E3で幅広く展開しているが、情報をどのようにお伝えするか、検討している。」 竹田「社長の容態だが、メールで決済をいただく関係で、業務などの決済のやりとりとしている。それ以上のことは今は言えない。メッセージを公開して以来、世界中のSNSからお見舞いのメッセージをいただき、本人も感謝していることをお伝えする。」 宮本「大和の方から社長が訊くが減っているのは岩田の社長も、という言い方をしたが、修正すると、岩田の体調とは全く関係ありません。 半年以上前から社長が訊くというものが届いている方々が一部になっていないか。大勢の方にPRすべきじゃないかと考えている。」 
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十六人目の質問です。 岩田社長について、誠実で素晴らしい社長だが、誠実すぎてこういう自体に会社がなった時に自分で100%受け入れようとしているのではないかと思っている。そういうことから病気になったのかと感じている。宮本専務とかはヒョウヒョウとしてうまく受け流しているが、岩田社長にそういったところを伝え、ふてぶてしさを身につけてもらえたらうれしい。 
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竹田「その点についてざっくばらんに話していきたい。」 
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十七人目の質問です。 エンタテインメントの波はわかったが、それは小さな波なのか、大きな波なのか。映画産業などでも過去に波があったが。任天堂はスマホなどをどう考えているのか。 
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竹田「簡単な問題だとは考えていない。大きな波の一つだと私は考えている。経営陣で議論して答えを見ていく。他のエンタメも参考になるところもあると思っている。」 宮本「私も結構心労が・・・。 本当に大きな問題で、それが解ければ誰もが開発者になれるという問題。映画とかそういうメディアの先人にならうのは大事と思っている。 娯楽のショーの中身の少なさ、寡占化と同じ方向に歩んでいくのはメディアの未熟さと思っている。娯楽の業界は一強皆弱と山内が言っていたが、それはおごった話ではなく、他に類を見ないものを作ったら、みんなそれしか買わないので、それ以外は要らないとなる。自動的に一強皆弱になる。 デジタルのメディアはクリエイティブが未熟である、というと危険な話になるが、私自身もそう思う。漫画や映画の世界ではクリエイティブなことを考えている人がいるが、まだまだ過渡期にあり、これからクリエイティブの本質を広げていく中にいると思っている。任天堂はその豊かさを失わないようにしていけばいつか独占を作れる。 たくさんの中で一強になるのは難しい。同じハードウェアで戦うのはフェアでいいのだが、ハードウェアを含めた新しい仕組みを作って提案するのは我々のメリット。それを捨てずに独自のものを進めていきたい。」 
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以上ですね。 
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お土産は質疑応答の中にもあったけど、マリオのタオルとピカチュウの缶に入ったクッキー。あとはCSRの冊子を帰りの際に配布していた。 
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最初にも取り上げましたが、新社屋はどうでしたか? 
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いくつか写真を撮ってきたので載せておく。これで長年見続けてきた新社屋への道が完了する。 新幹線乗り場から見た任天堂本社開発棟。この左手奥に任天堂本店がある。 JR京都駅の近くにある伊勢丹の屋上辺りから見た任天堂。右手が新社屋の本社開発棟、左手やや奧に本店。これで位置関係は把握できるだろう。 新たな最寄り駅となった近鉄十条駅から見た様子。左手が開発棟、右側が本店。 近鉄十条駅から出て少し歩いた交差点。 別角度。ちなみに、入り口までは回り込まなければいけないので結構な距離を歩く。 そして、任天堂の入り口。 
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では、今回の任天堂株主総会2014年のまとめをお願いします。 
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岩田聡がいない方がいいかも。 
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なんてことを言うんですか・・・。 
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昔、山内溥が任天堂は今後、集団指導体制になるようにという話をしていたが、今回の株主総会はいろいろな役員が言葉を発するようなところを見ると、これがまさに集団指導体制の一つの姿かな、と。 たしかに岩田聡は有能なので、一人で出来ることも多いのだろうが、どちらかというと、今回の株主総会で見せたような姿の方が今の任天堂として適切ではなかろうか、と。 社長としていない方がいいとかの問題ではないのだけどね。あくまで株主総会上でということで。 あとは、今回は宮本茂がかなり話をしたのが印象的。いい話や考えさせる話もあったので、良かった。 
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一部の株主の質問のところに略称のようなものがあるのですが、これはいったい・・・。 
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わかる人だけわかっていただけたらと。 いつものおじさんは、いつも質問でちょっとウケを狙うような質問の仕方をする人のこと。ここ数年、常に質問をしているのでわかる人はわかるかと。 
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バカ漫画家とは・・・。 
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それもわかる人はわかるのでは。 でも、質問自体は前後に少し言葉をはさんでいて、決して悪い質問ではないんだけどね。 その前の株主がもうちょっと株主総会らしくしてくれ、ということを伝えていただけに、そのタイミングでかよ、というツッコミはあったかと。 
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子供っぽい話ばかりについてはどうなのでしょうか? 拍手も起きたようですが。 
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これは以前から私も何度か言ったけど、ファン株主が株主総会として適切でない質問をするのが多かった、ということだろう。 この人も決して今年だけの話をしていたのではなく、以前から来ていてそう感じていたようだ。 例えば今年の質問でも、ゼルダの新作情報はいつか、とか、去年だと社食がまずい、とかくだらない質問をする人がいるわけだ。それはどうなんだ、という指摘はごもっとも。 それに対して、主に年配層が大きく拍手をしていた。 逆に、君島達己が回答した後に小さな拍手があったのだが、これはたぶんそういった質問をしたい人が控えめに拍手をした感じ。音自体は小さ目だった。 全般的には好印象な株主総会。 と、いうことで任天堂株主総会2014年の話を終える。 
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