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ヒーロー日本代表、運命の初戦キック・オフ!!
開幕戦はレッドカーペット&超巨大「∞」マークで決まり!!

2014年6月25日

「エイトレンジャー2」完成披露会見&舞台挨拶

<左から、堤幸彦監督さん、竹中直人さん、前田敦子さん>

関ジャニ∞のコンサート中に生み出されたキャラクターを映画化し、興行収入12億円を超えるヒットを記録した「エイトレンジャー」の続編、「エイトレンジャー2」が完成。これを記念して、6月25日、東京・有楽町の東京国際フォーラムにて完成披露試写会が行われ、主演の渋谷すばるさん、横山裕さん、村上信五さん、丸山隆平さん、安田章大さん、錦戸亮さん、大倉忠義さん、そして前田敦子さん、ベッキーさん、竹中直人さん、東山紀之さん、堤幸彦監督が一堂に会し、華やかに舞台挨拶が行われました。

さらに上映前には、関ジャニ∞のメンバーと堤監督による公開記者会見も実施。観客の皆さんが見守る中、本作の見どころや撮影の裏話、皆さんの必殺技などが語られ大爆笑となりました。大変な盛り上がりとなった記者会見および舞台挨拶の模様をレポートいたします。

完成報告会見(挨拶順)

渋谷すばるさん(レッド/渋沢薫役)
「エイトレンジャー2」が完成いたしました。たくさんの人に楽しんでもらえたらなと思っております。
横山裕さん(ブラック/横峯誠役)
皆さんのおかげで「エイトレンジャー2」という形で戻ってくることができました。感謝しております。ありがとうございます。
村上信五さん(ナス/村岡雄貴役)
こんなに早く「2」になって帰ってこられるとは思っていなかったです。「1」とは一味違った世界観を楽しんでもらえればと思います。
丸山隆平さん(オレンジ/丸之内正悟役)
超感動、超アクション、何でもありのこの映画を、ぜひとも皆さんの力で広めていってください。
安田章大さん(ブルー/安原俊役)
ストーリーもキャストもどんどん深いところを描いていっていると思います。ぜひ楽しみにしていてください。
錦戸亮さん(イエロー/錦野徹朗役)
皆さんのおかげで「2」としてここに戻ってくることができて、嬉しく思っています。「ターミネーター」も「2」の方が有名ですし、皆さんにもしっかり観てもらえたらなと思うのでよろしくお願いします。
大倉忠義さん(グリーン/大川良介役)
笑って泣いて最後にすっきりする、この夏ぴったりの映画ができあがったと思います。
堤幸彦監督

いよいよできあがりました。みんながレンジャーの格好をしているので、私もキャプテンシルバーの格好をすればよかったと反省しております。子どもから大人まで、楽しんでもらえる映画ができたと自負しております。面白いなと思ったら周りの人に伝えてもらいたいと思います。

MC:監督、今回の作品でこだわったポイントを教えてください。

堤監督:
「1」から何年か経って、果たしてヒーローたちはどうなったのか…というところから始まります。いろいろ言いたいことはありますが、とにかくヒーローたちも一人の人間です。その人間の悩みや苦しみを描きながらも、やっぱり関ジャニ∞ですから、ドッカンドッカン笑いもてんこ盛りにしました。非常に贅沢な、なんでもありの作品になっております。

MC:それぞれ前作から成長したなと思うところはありますか?

堤監督:
ブラックの掛け声が好きなんですよ。みんな、ほとんど自分でアクションもしているんですけれど、ブラックは(掛け声を)「セイッ!」と言うんです(会場笑)。それを聞いてから、自分でも何かをやる時は「セイッ!」と、「よーい、セイッ!」を言っています(笑)。あれはどうして?

横山さん:
え、(その質問)今ですか(笑)? たぶん空手をやっていたから、その名残だと思います。

堤監督:
イエローには今回、私の分身のような言霊を、アレしてナニして言ってもらっています(笑)。

錦戸さん:
うだうだとたくさん。

堤監督:
グリーンはより九州色が強くなって、恋愛的にはちょっとかわいそうなところもあるんですけれど、より一層キャラクターが濃くなりました。それから、エイトレンジャースーツは前回から使っている衣裳と同じなのですが、彼だけパーカーでフードが付いているんです。もともと弱くて人見知り系のキャラだったんですね、企画当初は。それをすっかり忘れて今のキャラになり、(フードも)無用の長物になってしまいました(笑)。

大倉さん:
そうですね。

堤監督:
レッドはもう観てもらわないと。アウトローとも言えるし、熱い部分を全部背負っているとも言えるし、しっかりしていますよ。

渋谷さん:
ありがとうございます。

堤監督:
オレンジはネタの大爆発です。

丸山さん:
関西ローカルの番組でやっていたようなのを引き出してもらっていて、こんなのをスクリーンでやっちゃっていいのかなという恐怖がありましたけれど・・・。

堤監督:
あの大物芸人さんにもまったく負けていなかったですよ。

丸山さん:
でも、ハンパなかったですね、(ダチョウ倶楽部の)肥後さんも。付いていくのに必死でしたもん。

横山さん:
あの大物芸人さんって、隠して言っていたのに…(笑)。

堤監督:
ヤア! そしてブルーには男の切なさを一手に引き受けてもらったのですが、これもぜひ観てもらいたいですね。また相手が切ないこと!

安田さん:
観てもらえたらわかるんですけれどね。

堤監督:
そして、ナスは切ないから面白いになっちゃいましたね(笑)。

村上さん:
一周しましたよね。

堤監督:
これはやっていて楽しかったですね。ヒントは髭剃りです。

MC:本作は1カ月で撮影されたそうですが、大変だったことはありますか?

堤監督:
本当にそう思うんだけれど、楽しいよね。つらくないんですよ。ドッカンドッカン笑いながらやっているので大丈夫でした。

横山さん:
楽しかったですよね。雪が降った時とかは、ちょっと中断したり大変でしたけれど、基本的に笑いが絶えなかったですね。くだらないことをやっているので。

丸山さん:
本当に楽しかったです。

MC:では、撮影中に流行っていたことはありますか?

錦戸さん:
何かありました?

横山さん:
…何も出てこないということは、なかったんだと思います(会場笑)。

村上さん:
「1」の時より全員での撮影シーンが少なかったんですよ。

MC:本作では、必殺技がいろいろ出てきますが、皆さんご自身の必殺技は何かありますか?

横山さん:
うーん、バスケットですか…。ダブルクラッチ。

丸山さん:
ダブルクラッチってどんな技なんですか?

横山さん:
ディフェンスが…って、こんな説明いらんやろ(会場笑)。全然おもろないですよ。

錦戸さん:
撮影が終わって楽屋に戻るまでにほぼ(衣装を)脱いでしまう。サクッと着替えられるように、歩いている時間も何かしたいんです。

丸山さん:
必殺、早替え!

錦戸さん:
あ、そうやって言うの(会場笑)?

丸山さん:
次からお願いします。

大倉さん:
必殺、どこででも寝られる(会場笑)!

横山さん:
どういうことですか?

大倉さん:
どこででも寝られるということです(会場笑)。こういう普通のことを必殺って言っちゃっていいんですか?

丸山さん:
自分では普通だと思っていることが、聞いている人にとってはいかに普通じゃないか。

横山さん:
たとえばどこで寝るんですか?

大倉さん:
ちょっと柔らかめなところならどこででも寝られますね。この会場の床のカーペットの上でも。

MC:時間が10分空いていたらすぐに寝られるとか?

大倉さん:
そうなんです。今回の撮影の時もそうでしたけれど、ちょっと合間があったらパッと寝てすっきりできるので、朝方まで撮影していられますね。

横山さん:
今、寝られるんですか?

大倉さん:
今、寝られないです。今、寝ちゃダメなんで(会場笑)。

横山さん:
あ、そうか。いけね、いけね(会場笑)。

渋谷さん:
必殺、特にない! 考えたけれど、特にない。

丸山さん:
必殺、変な気持ちにさせる(会場笑)! どんな場所でも変な気持ちにさせます。今なっているでしょ、変な気持ちに。それが僕の必殺技です。よくコンサートでもやります。

横山さん:
それはどこでもできるんですか?

丸山さん:
どこでもできます。ただ、高いところではできないです。なぜなら、僕は高いところが怖いから。変な気持ちになったでしょう(会場笑)?

安田さん:
必殺、ゆっくり生きることができる(会場笑)。毎日、みんな、一生懸命生きなきゃといって、せかせか生きているじゃないですか。その時代の中で、ゆっくり時間を使ってゆっくり生きるというのはいいですね。

横山さん:
東京で過ごしていてもゆっくり過ごせるんですか?

安田さん:
あんまり日常で走ることをしないですね。電車のドアが閉まりかけていてもゆっくり行って、次の電車を待つ。

丸山さん:
なるほど。それが必殺技ですか。

安田さん:
そうです。なかなかできそうでできないやつです。

横山さん:
もう一度、必殺名を。

安田さん:
必殺、ゆっくり生きることができる(会場笑)。

村上さん:
共感してくださる方は少ないかもしれないですけれど、必殺、八重歯磨き(会場笑)。以前4本使っていた歯ブラシを3本に減らすことができまして、今、3本体制で磨いているんですけれども、最近、出血がなくなりました(会場笑)。

横山さん:
おめでとうございます(笑)。

村上さん:
ありがとうございます(笑)。非常に上手に的確に磨くことができるようになりました。

横山さん:
八重歯で困る食べ物があると以前、聞いたんですけれども。

村上さん:
3つあるんですけれども、ねぎ、ごま、にらです(会場笑)。でも、最近邪魔くさいものを見つけまして。

横山さん:
それは初耳ですけれども、何ですか?

村上さん:
唐辛子の輪切りです(会場笑)。あいつもピタッとなるんです。ペペロンチーノ、ヤバいですね(会場笑)。でも、ちゃんと磨けるようになりました。

堤監督:
本編に絡めて、必殺、雪変化。さっき雪の話が出ましたけれど、大雪が降ってあやうく中止かという時があったんですね。それが見事にあるものに変化したので、お楽しみに!

MC:では、ズバリ皆さんにとってのヒーローとは?

横山さん:
仕事をしている男性とか、お父さんが僕にとってのヒーローかなと思います。何気なく頑張っているお父さんって、当たり前だと思って普段あまり評価されないじゃないですか。そこにスポットを当てて見てみると、頑張っているし哀愁があったりしますから、お父さんたちかなと思います。

錦戸さん:
僕のヒーローは、みんなです。

丸山さん:
それや! それや!

大倉さん:
生活していてこれがヒーローだと思うことはあまりないのですが…シェフとかですかね。おいしいものを作ってくれる。厨房の見えないところにいるので僕は気づかないですけれど、僕はシェフに感謝しなきゃいけないんじゃないかなと今、ふと思いました。見えないところにいるシェフがヒーローですかね。

渋谷さん:
わからないです。いないんじゃないですか?

丸山さん:
僕は主婦ですかね。シェフって聞いた時に、「ああ、主婦がいるな」って。主婦もやっぱり見えないところでね。旦那が働いている間に、家で洗濯してご飯作って、ちょっと昼寝してサスペンス観て、そういうルーティンじゃないですか。なのに帰ってきたら笑顔で迎えてくれて。主婦は、家の中の小さな世界のヒーローなんじゃないかな。

横山さん:
丸山さん、今、必殺技使っています(会場笑)?

丸山さん:
えっ、いや、今はガチですけれど(会場笑)。あ、漏れちゃいました(笑)。

安田さん:
素直に思ったことを言いますが、両生類ですかね。肺呼吸とエラ呼吸ができるってなかなかすごいなと思います(会場笑)。

堤監督:
ハイブリッドだ!

安田さん:
すごいなと思ってずっと言い続けているんですけれど、みんなキョトンとするんですよ。でも、僕の気持ちはこうなので、これです。

村上さん:
スタッフですかね。我々がこうやって立たせてもらっているのも、努力してくださる皆さんあってのことだと思いますので、そういう意味では僕のヒーローはスタッフですかね。

堤監督:
素晴らしい。

MC:監督にとってのヒーローは?

堤監督:
あ、僕も? ニューヨークに知り合いでヒロシさんという方がいるんですけれど、その人を呼ぶ時は「ハイ、ヒロー! ヒーロー!」って。

村上さん:
ダジャレですか!

堤監督:
海外で一人で頑張っているスポーツ選手とか、ヒーローだと思いますね。野茂さんあたりから、イチローさんとか、尊敬します。

マスコミによる質疑応答


Q:「3」を作るとしたら、どんなストーリーにしたいですか?

堤監督:
もともと「2」を作る時に、堕落しているヒーローみたいなものをテーマにしたかったので、次があるかどうかは皆さんのご支持次第のところはあります。もしできたとしたら、201×年の今にタイムスリップして、自分の親と会うというのはよくある話ですが、いろいろ面白いことができるんじゃないかなと思います。スカイツリーがたった1本の時代にね。(本編では10本という設定)

丸山さん:
そうなったら一人二役できるのかなと思って楽しみですね。自分の先祖に会うんですよね。やってみたいと思いました。

村上さん:
このキャラの親に会ってみたいよね。自分のバックボーンというかね。

Q:レンジャースーツが一番似合っていると思うのはどなたですか?

村上さん:
レッドかなあ。

丸山さん:
ほどよく着崩してるし。

渋谷さん:
でも、みんなそれぞれ形が違うから、それぞれらしさが出ていると思いますけれどね。

丸山さん:
僕、チョッキみたいなのが付いているの、知っていた? プチプチって外せるんだけれど、外したためしがない(笑)。

Q:それを私服に取り入れてみるというのはどうですか(会場笑)?

丸山さん:
じゃあ、チョッキだけいただいて(笑)。

Q:ヒーローは誰かのために命をかけて救いますが、皆さんが最近救ったものはありますか?

丸山さん:
夏はお祭りで金魚をすくいますけれどね(会場笑)。

横山さん:
全然出てこないわ。弟が最近、彼女に振られたんですよ。こんなの言ったら怒られるんやろな(笑)。4年付き合った彼女と別れて「すごくつらい。でも、いいねん。このつらさを乗り越えて一人前の男になる。兄ちゃん、俺、変わるから」とすごい眼差しで言われたんです。でも、その後、彼女から着信があったみたいで、その時の顔がすっごく嬉しそうでした。強がっていたんだなと。だから、何を救えたんでしょうね(会場笑)。

錦戸さん:
(ものすごく声を張って)いや~、皆さんに、いろいろな人に僕は救われてばかりだなと。そういう毎日を過ごしております!

横山さん:
テンションで乗り切りました(笑)!

大倉さん:
僕は観葉植物を救いました。この間、5つある鉢植えの中の3つが枯れていたんですけれども、ちゃんと全部、葉を取りまして、毎日、愛情を注いで水をあげましたら芽が出てきまして、今は完璧な状態です。ありがとうございました。

渋谷さん:
救ったんじゃなくて、救われたというか…。すごく疲れていて、たまたま安田くんに連絡した時に「頑張りー」と言ってくれて、「あ、頑張ろう」と思いました(会場笑)。

丸山さん:
排水溝が梅雨の時期はジメジメしていて、カビがはえたりヌメヌメしたりするじゃないですか。僕、やったことがなくて、どうしたらいいのかなと思ったんですけれど、僕がおうちの排水溝のカビをすくったという話でございます。

横山さん:
必殺技を使いましたね!

安田さん:
ハナモグリがアリにやられていたんですけれど…。

横山さん:
もうわからん(笑)。

安田さん:
あ、ハナモグリってカナブンのことなんですけれど、地面にいまして、アリが大量に引っ付いていたので、食物連鎖を壊してはいけないと思ったのですが、まだ生きる力がありそうだったので助けました(会場笑)。

村上さん:
僕はカレーを作っていた時の鍋のアクですかね。アクも悪もすくう(救う)ということで。ありがとうございました。

■最後に、横山さんからメッセージが送られました!

横山さん:
「1を観ていなくても楽しめる」とか、よく聞くフレーズですが、自信を持ってお薦めできる映画ができました。関ジャニ∞のメンバーや出演者の皆さんが一丸となって、頑張って作った作品ですので、この夏を盛り上げていきたいと思います。

舞台挨拶(挨拶順)

渋谷すばるさん(レッド/渋沢薫役)
ついに完成しました。たくさんの方に楽しんでもらえたらなと思っております。楽しんでいってください。
横山裕さん(ブラック/横峯誠役)
皆この日が来ることを嬉しく思っております。皆さんのおかげだと思っております。楽しんでいってください。
村上信五さん(ナス/村岡雄貴役)
こんなに早く「2」になって帰ってこられると思ってなかったです。世界観も広がり、ストーリーも深みのある素晴らしい作品になったと思います。ぜひこの夏は劇場で楽しんでもらえたららと思います。
丸山隆平さん(オレンジ/丸之内正悟役)
「エイトレンジャー2」、「1」をしのぐヒットをするんじゃないかなという予感がビリビリしてたまりません。皆さんの手助けがなければ叶わないので、ぜひともよろしくお願いします。
安田章大さん(ブルー/安原俊役)
キャストとスタッフさんとみんなで力を合わせて頑張って作り上げました。ヒットする気をビリビリ感じています。皆さん、どうか力を貸してください。よろしくお願いします。
錦戸亮さん(イエロー/錦野徹朗役)
2年前と桁違いにパワーアップしていると思うので、皆さん、つぶやくなり、SNSを使っていろいろ宣伝してくれることを願っています。今日は楽しんでいってください。
大倉忠義さん(グリーン/大川良介役)
先日、観せてもらったのですが、本当に面白くてビリビリしました。皆さんも今日は楽しんで帰ってください。
前田敦子さん(西郷純役)

最初からエイトレンジャーの皆さんもかっこいいですし、面白いので、冒頭から私は大笑いしてしまいました。皆さんもぜひ楽しんでいってください。
ベッキーさん(鬼頭桃子役)

私も昨日、観せてもらったんですけれども、とにかく面白いし、感動もできて、エイトレンジャーの絆も感じます。そして、その奥にある関ジャニ∞さんの絆も感じられる、ジーンとする素敵な映画なのでいっぱい感動していっぱい笑ってください。

竹中直人さん(内閣総理大臣役)

(かわいい声で)またこの作品に参加できたことがとても嬉しいです。一生懸命演じました。今日は最後まで楽しんでいってください。よろしくね!


村上さん:
そんな声、違うでしょ? かわいくなりましたね(笑)。
東山紀之さん(ダーク・クルセイド総統)
竹中さんの後は大変だな(笑)。関ジャニ∞が生み出したこのキャラクターで、「1」に引き続き「2」にも出演させてもらいました。先ほど村上から「ビリビリを使ってください」と言われたんですけれども、ちょっとケガしそうなのでやめておきます(会場笑)。最後まで皆さんの心に残るような作品になっていると思いますので、楽しんでいってください。
堤幸彦監督

実は出来上がったのは、つい3日か4日前なんです。ずっと(編集作業を)やっておりました。その成果を皆さんに今日はご覧いただけてとても幸せです。いつも言っておりますが、一人が十人に言いまくる、その一人がまた十人に伝える…これはルールでございます。あっという間に日本中に話題を広めてください。よろしくお願いします。

MC:今回もとても個性豊かな共演者の方が出演されていますが、特に印象的だった方はいますか?

横山さん:
赤井(英和)さんですかね。昔からお世話になっていますし。赤井さん、普段は関西弁をしゃべるじゃないですか。でも、今回は標準語で演じるということで、なかなか悪戦苦闘していて。やっぱりポロっと関西弁が出てしまうみたいで、監督が「関西弁出たからもう一回」と言うと、「えろうすんまへん!」と、そこでも関西弁でおっしゃっていたのがすごく印象的でした(会場笑)。和気あいあいとできたと思います。

丸山さん:
僕は半海(一晃)さんですね。すごく印象的でしたね。映っていないところでも常にお芝居をされているんですけれど、そういうところがすごく大好きなんですよ。だからこの作品、半海さんを見てください。

村上さん:
やっぱり東山さんですかね。これはみんなも観て感じたと思いますけれど、冒頭から強烈な印象を残していました。いろいろな作品に出られていますけれども、「エイトレンジャー2」でしか見られない東山さんがいきなり見られます。見どころの一つでもあると思いますから、ぜひ注目してもらいたいと思います。よくやってくださったなと思うシーンになっていますので。

MC:今回はまさかの「仲間割れ」がテーマになっていますよね。関ジャニ∞の皆さんは非常に仲の良いイメージですが、対立したことはありますか?

村上さん:
大きくはないですけれどね。

横山さん:
昔はちょっとしたことでありましたけれどね。俺と村上なんかはずっとホテル生活で一緒だったので、すごく小さいことでケンカしましたよね。ずっと一緒の部屋だったので、お互いの小さいことが気になるんですよ。

村上さん:
一緒にいすぎると、食事しているのも腹が立ってきますから(会場笑)。

横山さん:
彼はすごく規則正しいので、迎え時間の1時間前には起きるんです。僕はギリギリに起きるタイプなんですけれども。あと、彼はすごく歯磨きが豪快な方で、すごく奥まで磨かれるので「カー! ガー!」と言うんですよ、いつも(会場笑)。それでいつもすぐに起こされていたというのがありました。

村上さん:
よく言われました、これは。もう10年ぐらい言われています。

横山さん:
それで、僕の嫌なことも夜中にあるんですよね?

村上さん:
ホテルって夜中、乾燥するじゃないですか。横山さん、夜中喉が渇くんでしょうね。2リットルのジュースを枕元に置いているんですけれど、なんぼ飲みたいのかわからないけれど、ゆっくり飲んだらいいのにペットボトルが凹むほどの吸引力で飲むんですよ(会場笑)。そうしたら、わかりますよね。口を離した途端、バッコンってなるの(会場笑)。その音で絶対に目が覚める。そのことで当時はちょっと小競り合いになりました(笑)。

横山さん:
僕は夜中に彼を起こして、朝は起こされるという(笑)。不眠不休で働いております! それを経ての「エイトレンジャー2」でございます。

MC:前田さんは皆さんと共演していかがでしたか? イメージと違うなと思ったりしましたか?

前田さん:
エイトレンジャーというのがライブから始まったものなんですよね? だから皆さん、キャラはそのまま出ているんじゃないかなと思ったんですが、どうでしょう?

横山さん:
え、俺らが聞かれたの? 逆にどうだったんでしょう(笑)。

前田さん:
私はイメージ通りでしたよ。

横山さん:
この人とこの人はあんまりしゃべらなかったというのはなかったですか?

前田さん:
お会いしていない方はいますけれど…。

横山さん:
え、どういうことですか?

前田さん:
あ、お会いしましたよね、皆さん…(会場笑)。

横山さん:
かわいいから許されますよ(笑)。

前田さん:
現場の空き時間で仲良しなのはすごく伝わってきました。楽しそうでした。仲がいいですよね、グループというのは。私もそうだったんですけれど。

横山さん:
そうだったんですか? 大丈夫ですか?

前田さん:
仲が良かったですよ、すごく。

横山さん:
そうですか(会場笑)。僕らは普通にしているつもりなんですけれどね。

前田さん:
仲が良いですよ、すごく! はい…(会場笑)。

村上さん:
一歩も前に進まなかったね(会場笑)。

MC:衣裳合わせの時に突然、セリフが男言葉になったそうですが、戸惑ったりはしませんでしたか?

前田さん:
最初はもうちょっとかわいらしい悲劇のヒロインだったんですけれど、衣装合わせの時に監督から「ちょっと口を悪くしたいんだよね」と言われたところから始まり、最終的にはちょっとでは収まらなかったです。でも、徐々にではなく、最初から強いキャラを用意してもらっていたので入りやすかったです。すごく楽しませてもらいました。

MC:大倉さんは前田さんとのシーンが多かったですが、ドキッとした言葉はありましたか?

大倉さん:
常にののしられているような感じだったので、悪くはなかったですね(会場笑)。

MC:そういうのが好き?

大倉さん:
好きとか嫌いとかわからないですけれど、悪くはないなと思いましたね(会場笑)。

MC:ベッキーさんは引き続きの出演ですが、ベッキーさんから見たエイトレンジャーの魅力はどんなところにありますか?

ベッキーさん:
ダメダメなんですけれど、そんな人たちが一生懸命頑張って何かを変えていくという、その姿が素敵でしたね。あと、昨日観せてもらったんですけれど、丸山さんの才能が爆発している! 面白い! レギュラー番組を一緒にしているんですけれど、収録中によくやっていていつもカットされるところがいっぱい入っていたので、やっと形に残って嬉しいです(会場笑)。

丸山さん:
やっぱカットされているんや…。

ベッキーさん:
はい、ほぼカットです(会場笑)!

MC:今日のベッキーさんは髪型がすごくかわいいんですよね! 後ろを向いていただけますか?

ベッキーさん:
あ、わかりました? (髪の毛で「∞」マーク)

MC:ベッキーさんはいつもカラフルな洋服を着ているイメージですが、もしエイトレンジャーの中に入るとしたら、何色の服がいいですか?

ベッキーさん:
私は意外と茶色が一番好きなんです。だから、エイトレンジャーみそ(会場笑)!

横山さん:
大丈夫? ババ臭くならない(笑)?

ベッキーさん:
ナスとみそで何かやりたい(笑)。

村上さん:
相性抜群や(笑)。

MC:ちなみに前田さんは何色がいいですか?

前田さん:
むしろ何がいいですか?

横山さん:
うわ、きた(会場笑)!

大倉さん:
決めてあげて(笑)。

横山さん:
俺が? そうですね…あっちゃんはゴールドがいいんじゃないですか?

安田さん:
何、無難なこと言うてるねん。もうちょっと冒険していきましょうよ(会場笑)。

丸山さん:
最大限に気を遣いましたね(会場笑)。

横山さん:
その通りです(笑)。

大倉さん:
なぜゴールドなんですか?

横山さん:
輝いているから。安田くん、どうですか、今の。

安田さん:
無難なことを言うんじゃないよ(会場笑)!

村上さん:
あっちゃんは白とかじゃないの?

横山さん:
え、どういうことですか?

村上さん:
純白な感じちゃうか?

安田さん:
それはハマっていますね。

横山さん:
それはええんか。安田くん、今後の俺との距離感、考えていこうや。

MC:竹中さんは堤監督作品の常連ですが、堤組の定番といえばこれと思うようなものは今回ありましたか?

竹中さん:
(かわいい声で)たくさんありましたけれども、丸山くんを大仏に縛って山から突き落とすシーンがあるんだけれど、それは燃えましたね(嘘)。

村上さん:
そんなのありました(笑)?

竹中さん:
映画というと堤監督は「本気でやってくれ、本気でやってくれ」と言うんですよ。だから、そこに入り込むまでが非常に大変でした(嘘)。

村上さん:
竹中さん、ウソはダメですよ(会場笑)。

竹中さん:
(渋い声で)丸山を縛るというのが本当に大変でしたね。大仏が前に出ているんだけれど、そこをぐるぐる巻いてね…(嘘)。

横山さん:
竹中さん、キャラが強すぎて言っていることが全然入ってこない(会場笑)!

竹中さん:
「やめて! 止めて!」って、あのシーンは忘れられないんだよね(嘘)。

丸山さん:
(竹中さんと握手して)会えて良かったです(会場笑)。

村上さん:
今の、何にも中身がないですよ!

MC:竹中さんのヒーロー像は?

竹中さん:
堤さんです。堤さんの指導のもとに我々は動いているんですから。堤さんが自分たちのそばにいてくれるということが、僕にとってのヒーローですね。

MC:東山さんも堤作品には「トリック」に続いての出演ですね。監督の演出の印象はいかがですか?

東山さん:
また竹中さんのあと(笑)? 監督はとにかくアイデアが豊富でポンポン出てきますから、それに付いていくのが大変ですね。でも関ジャニ∞のメンバーは頭の回転が速いのでどんどん付いていって、より良い作品になっていると思います。

MC:前作は皆さんとの共演シーンが無かったんですけれども、今回は渋谷さんと一緒のシーンがありましたね。俳優・渋谷さんは東山さんから見てどうですか?

東山さん:
前回やった時に、お客さんがすばるを見て「かわいい、かわいい」と言っていて、「そんなにかわいいか?」と思ったんですね。でも今回共演して、目を合わせてお芝居をさせてもらって、ちょっとかわいいなと思いましたね(会場笑)。

丸山さん:
良かったね!

村上さん:
お墨付きをもらったじゃないか!

渋谷さん:
(照れながら…)ありがとうございます。(キャーと歓声があがった客席に向かって)うるさいわ!

MC:今回は関係性などもディープに描かれていますが、この作品から何を伝えたいですか?

東山さん:
僕は特にないんですけれど…。

村上さん:
えっ!

東山さん:
ウソです(笑)。やっぱりみんなの頑張りですよね。頑張れば道が開けるということを伝えていきたいです。

MC:堤監督は?

堤監督:
たくさんあります。それは皆さんに観てもらって違うことを感じるようにという狙いもありますし、いろいろな要素を入れていますので、たくさんの惣菜がある弁当のような味わい方をしてもらえればと思います。とにかくこの関ジャニ∞をはじめとするキャストのパワーのすごさですね。それを今日は感じ取ってもらって、公開されたらまた劇場に足を運んでもらって、周りにちらばっている細かいところを観てください。そして3回目は、全部知っている訳ですから大船に乗った気持ちでゆっくりストーリーをご覧いただく。そして、好きな方は4回目、5回目と。以上です!

■最後に、横山さんからメッセージが送られました!

横山さん:
「エイトレンジャー2」、前作を超えて、さらなるパワーアップを成し遂げて、皆さんにお届けすることができました。あとは皆さんがこの映画を育ててくれると思っています。いろいろな方にお薦めしてもらえたら嬉しいなと思っています。この夏、「エイトレンジャー2」で盛り上がってください。今日は皆さん、本当にありがとうございました!


「エイトレンジャー2」公式サイト