ピュアボーイがどんどん汚れてく

2013-02-03 高校生の時思い描いてた夢なんて3年もすればアプリ以下

【レポ】本谷亜紀×秋山具義 『日本初の[女性ラーメン評論家]になっちゃいました!』発売記念イベント


5/11 追記
2ちゃんから飛んできた人へ。

下の文章書いてた当時の自分と今の自分の気持ちにはだいぶ差があります。

最新記事 の最初の2段落くらい読んでもらえると自分的に助かります。

下では「本谷さん素晴らしい!」と絶賛していますが、一件二件を経験して気持ちに変化あったため。



下北沢B&Bというおしゃカフェ本屋でのトークショーに行って参りました!

1drink付で2時間2.000円。

トークの内容の濃さからいったら大満足かな?

イベント後には本谷さんから直接サインを頂けるということで、お客さん一人一人に丁寧に接しておられた。その姿が非常に好印象。

秋山具義さんというのはアートディレクター(?)の方で、初めて名前を聞いた方だけれどもラーメンフリークのよう。

そしてトークショー序盤には飛び入り参加ということで、こちらも芸人一ラヲタであろうしずる村上純さんが登場。

かくしてラヲタ40人くらいが見守る中、ラヲタ3人のトークショーが始まったのである・・・


元狼レポ固定のプライドをかけて、トークショーの中で面白かった場面を抜粋して紹介していこうと思う。

とか言ってたら、ほとんど文章化してしまったw

語尾とか文体とか口調は少しラフにしている部分はあります。本意は変わってないと思います。

本谷さんはラーメンに対して愛情を持っていながらもときどき毒舌なキャラ、

秋山さんは淡々と意見を言うキャラ、

村上さんは芸人らしく盛り上げるキャラで脳内再生すると楽しめるかもしれません。


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(このようなスクリーンを挟んで会話が行われるが、このスクリーンはほとんど使用されなかった)



本谷「今日は秋山具義さんをお呼びしていろいろ話していきたいと思います、よろしくお願いしますー。ゆるゆると昼間から楽しいイベントにしていければと思います。秋山さんは、その世界では有名なんですけど私にとってはラーメンの友達ですね。」

(ここから秋山さんの説明)


本「今回やっと念願の本を出すことができました、本当に夢みたいです!今週発売とか夢みたい!実際本が並んでるの見ると嬉しくて写メ撮りながら都内の本屋回ってるという感じです。」

秋「私も恵比寿アトレで買いました。表紙驚いたね。こんな可愛らしいラーメン本初めて見た!」

本「すごい紙の質感から表紙もこだわって。そもそも女性評論家って今までいなかったから何やってもいいじゃん!と思って。」

秋「帯めくると違う写真出てくるんだよね。」

本「そうなんです、どこからヒント得たかっていうと、ワンピースパンダ的存在って言ってわかるかな?」

秋「これ買って一気に読みましたよ。女性らしい意見がたくさんありました。「水がおいしい店はらーめんおいしい確率高い」ってのは男の人なかなか言わない。石神さんとかがテレビでラーメン食べる前に水で口を清めようとは言ってるけど水のおいしさとか味でラーメン店のこだわりを見てるってのはいい視点。本谷さんが好きな八雲ってとこ今日昼行ってきたよ。まず水の味から味わってみました。」

本「あそこ水おいしいですよね?」

秋「おいしかった。なるほど、その視点新しいなって。あと、男はバランスとっちゃうからネガなこと書かないけど、「つけめんが苦手な私」って言ってるのが面白いなと思った。」

本「今のラー本は2/3がらーめんだけど、どうにもこうにも私つけめんていう食べ物が理解できなくて・・・つけめんのコーナーも本当は作んなくても良かったけど、それでも紹介したいお店ってことで紹介しました。文章を書くのが難しくて・・・。写真メインにしたかったので200字しか書けないんですよ。ラーメンについて一生懸命文字書きたかったら1200字が普通。200字に、味と店主の思いと私の思い出入れるのが難しい!何回も推敲してやっと書けました。文章もじっくり読んでもらいたい!とりわけ思い入れ強い文章は、こうやの文章。なんか失敗した日に食べたくなるらーめんということで、私の悲しい思い出とおいしいらーめんのコントラストを楽しんで頂きたいです。皆さんも思い出の味とか料理あるでしょうけれど、私の思い出の味は全部らーめんだから、それに置き換えて書いてみました。」


本「今回扶桑社さんから本を出すことになったんですが・・・本当は10月11月発売にめがけて6月から話はじまってたら、9月に出版社潰れちゃって。撮影のみって段階で潰れてしまったんですよ!11月にTRY本とセットで出そうって言ってたのに。結局路頭に迷って本出すの無理なんじゃないかって時に、もとあった企画をさらにブラッシュアップして扶桑社さんの優秀な編集者さんがついてくださって出版できた。2月になってらーめんの季節こそ終わっちゃうけど・・・」

秋「でも今は一年中らーめんだから季節あんま関係ないけどね」


本「わたし、チャイナドレスすごく嫌だったんです!コスプレ的要素の排除を頼んでたんですけど、ほんとに着るだけ、一応撮って使わないでって言ったら、そこに使うかっていう・・・。皆さん気付きました?会社の人に「チャイナドレス着たんだー」って言われて、実はここにあるんですー!」

(裏表紙の帯をめくると小さくチャイナドレスの写真がついている)

秋「でも本当はチャイナドレスはココ(スリット)が売りなんじゃないの?」

本「やだって言ったから大きく使うことは許さなかったんで。胸から上だけの写真ですw」


秋「好みハッキリしてるよね。ワンタンがすごく載ってる。」

本「普通バランス重視の本だと思うんですけど、好きな店だけ載せていいって言われたからワンタンばっか載せてしまった。この本を通してワンタンの魅力を知ってほしい!続編は逆にワンタンを抜いてあえての挑戦していきたいけど。」

秋「つけめんだけの本出せばいいじゃない。」

本「つけめんだけの本?むりむりむりむりw つけめん食べ方わかんないんですよ、ワンクッション置く感じ?冷えてく感じ?わっかんないんでねー。」


ここでゲスト・村上さん登場


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本「この3人はラー友でね。一昨日も焼肉食べながら6時間らーめんについて語りました。」

しずる「女性が書いてるってのがあって、今までの男の食べ物っていうような概念を覆してくれた。ラーメン文化において素晴らしいものになった。こういうイベントやった時もね、今いるむさくるしいような人以外にも女性が増えれば(笑)。皆さんの文句は言ってないですよ!僕のライブは女性ばっかなんで・・・(笑)。唯一ラーメン二郎ナイトの時だけ7割男性になるんですけどね。今日は浅草だったんで与ろゐ屋行ってきました。」

本「おーいいチョイス!」

し「ほんとは伊藤に行きたかったんですけど。つし馬行ったら並んでたんで与ろゐ屋に落ち着いて。」


(スクリーンにはPCのスクリーンセーバが映っている)

秋「この画像いらなくない?w」

し「本谷さんでググって出てきた画像をスライドショーで流すとか・・・w」

本「検索すると、違う人が出てきたりどっから見つけてきたがわかんない幼少期の写真とか出てくるんですよ・・・」


本「ラーメン評論家やってますって言っても、何を出したの?って言われてたからひとつ証明できるものできてよかったですね。」

し「名刺ですからね。」

秋「これ見て、ラーメン好きな女子で、こういう職業あるんだって目指す人出てくるんじゃない?」

本「そしたら弟子とりたいなー。年齢とともに一日5〜7杯しか食べれなくなったから。」

し「十分食べてますよ!w」

秋「ラーメン中学生とラーメン高校生・・・」

本「ラーメン幼稚園からはじまり・・・わたし先輩、みたいなw」


本「話飛んじゃうんですけど、今回80店選んだんですがお店選びがすっごい大変で。」

秋「うち載ってねーじゃねーかーみたいな?」

本「ほんとそれありますねー。150人の店主さんとかフリークさんが集まるこないだの新年会で店主さんから、載せてくれなかったのどうして?常連だよね?とか言われてしまって・・・。みんな好きなんですけど・・・。テーマに沿ってっていうのと、みんなが入り易い、駅から近いとかいろんな基準クリアしたお店が・・・お店選び大変でしたねー。続編も期待していただいて。」

し「今度は裏の本というか、今度はツウが好きな店とかで本作って恩返しできたらいいですね。」


し「皆さんはラヲタの人?亜紀ヲタの人?」

本「ちなみに年間100杯以上の人?あーいるいる!」

し「こないだの新年会行った人は?あ、いない。」

本「あれは400杯基準だから。」

し「すごいですよあの新年会。床もぬるぬるで。宗教みたいな。最後万歳三唱するんですよ。男が集まって、ラーメンバンザーイバンザーイってw」

秋「女子はどれくらいいるの?」

本「5%くらい?」

し「消費税くらいですねー」

本「みんな前に出過ぎてて、喧嘩とかあるんですよ。つけめん嫌いっていうと、お前何様だーって。油そばは好きっていうと、お前何様だーって。今年は喧嘩なかったんで良かったですねw」


し「この本なら歯医者に置いてあってもいいですもんね。今までの層と違う層が手に取るから。」

本「美容室に置こうかな。自分の行ってる美容室。」

秋「女子がレジ持っていきやすいよね。」

し「代官山TSUTAYAとかね。」


本「製作期間がスムーズだったんですけど、一ヶ月で写真を撮らなくちゃいけなくて。」

し「一ヶ月!?大変だな・・・」

本「男性のラー本なら10人くらいのカメラマンに委託してるんですけど、今回は私が立ち会わなきゃで。会社も休みたくなかったので、朝ラーメン食べてから会社行き、昼休みに原稿書き、会社終わってから撮影に行き。妥協したくなかったですね。何より編集者の人が太ってしまった。製作中に結婚されたんですが・・・。私は太らないんですよ、胃腸が結構強い方で。痩せなきゃ!みたいな意識が。」

し「あー。女性は脳でダイエットしてるから、すごいよね。」

秋「このページの写真すげー太ってるぞ?みたいなのやだもんね」

し「たまにグラビアアイドルであるんですよね、前夜こいつ相当飲んだだろ、ハワイ3日目だろこれみたいな。その点本谷さんはプロですね。グラビアでも全然いけます。」

本「小さい時は太ってて、あだ名が「お月様」だったんですよ。幼少期とか高校生の写真で人に見せられるレベルを探すのが大変だった。写真嫌いだったから写真も全然ないし。」


し「続編とかあるんすか?」

本「今回だめだった企画が、今にも潰れそうなというか一代で終わってしまいそうな美味しいラーメン屋さん、目立ったことしてないからメディアとかにもとりあげられないような店を・・・まとめたいという企画がありまして。」

秋「そういう店を再生させるの?女佐野実?」

本「私の憧れは海原雄山なんでそうじゃないですけど(笑)、ノスタルジックな店とかを皆さんに知ってもらいたいですね。」


本「ラーメンって最強のコミュニケーションツールですよねー。」

し「普通に会話いらないですもんね。趣味の話とかいらない。国民食ですよ。」

本「でも売れるか不安なんですよねー・・・」

し「売り切れてたんでしょ?」

本「いや、売り切れというか一冊しか入荷してない説がありまして・・・とりあえず置いてみる?みたいなw これ不思議なのが、表紙で判断されちゃうのかアイドル写真集コーナーとかエッセイコーナーとかに置かれてるのが不思議なんです。」

し「そういうとこに置かれてる方がいいと思いますよ。ラ本は目立たないところに置かれてるし。もうグラビアアイドルとかに乗っかっちゃった方がいいですよ。ラーメンに興味ない人に教えられるし。最終的には水着でラーメンだw」

本「それはまぁちょっと・・・それはラーメンにたいして失礼かなっていう、ね?」

し「僕が考えてるのは、普通のグラビアアイドルに普通に水着でラーメン食べてもらう写真集考えてるんですよ。全然エロくない感じ。汗がすごいとか。ラ本も兼ねてる可能性ありますけど。」

本「それ袋とじにしたらいいんじゃないですか?あ、エロくない感じでいくんですか?」

し「で、ラーメン屋の解説は俺。」

本「そこには触れずに、解説は真面目に・・・」

し「それはそれでシュールだけれどw」

本「出したら帯書かせてくださいw」


本「これを機に新しい切り口の本が増えていけばいいですね。」

し「サイズいいですもんね。」

秋「かばんに入れやすいしね。」

本「そうなんですよ、女子のかばんは小さいのにたくさん入ってるので・・・」

し「そこは分かんないですもんね、大崎さん石神さんみたいな人にはわからないですもんねw」

秋「ラーメンは原寸くらいで載ってた方がいいみたいなね。」

し「レイラさんはレイラさんで違うもんねw」

本「男性と女性のラ本半分半分くらいだと結構面白い世の中になると思う。」


本「ラーメン業界はもう下りではないけど平行線なんですよ。何をきっかけにもう一回バーンとブームになるかって言うとやっぱり女性が必要になってくるんですよ。」

し「確かに突きぬけるんだったら、お金を出すのは女性だからブーム来るには女性のニーズですね。そしたららーめんも変わってくると思うんですよ。ソラノイロのベジソバとか。これがどんどん増えて色分けができればね。」

秋「女性系の二郎とかね。」

本「え、それどういうことですか?」

秋「量は選べる。店がおしゃれ。」

し「明るい!店員がかわいい!女子しかいない!w」

本「食べてる途中で店員さんを気にしない!w」

し「ロット気にしないでいい!w 本店の店主の指にバレー選手みたいにテーピング巻いてる!小はちゃんと小で出す!w みんなにとっての小じゃないですからね、あれw」

本「ガッツリ系もこの本に載せようと思ったんですけど、ガッツリインスパイアだと難しいから千里眼になってしまった。ここは店員さんがコールの仕方とか教えてくれるじゃないですか。」

し「二郎って、来る者拒まず去る者追わず、じゃないですか。誰も悪くない。そっちのスタイルだから。でもインスパイアがその店の雰囲気まで真似てるのはおかしいですよね。全部まねしてるだけだから、逆にトッピング教えてくれるような店出したらねぇ。女性カルボナーラ好きだからちょっと目線変えて汁無しをカルボナーラにみせたり、意外と女子食べるでしょ?」

本「意外とと食べるくせにね。ら−めん食べてること自体恥ずかしいみたいな。」

し「女性しか入れない店作ってもいいかもしんないすね。男性の目が嫌だから女性ってそうするじゃないですか。女性だけでランチ行ったら全然大盛りにするでしょ?」

本「しますします。」

し「こないだ、初デートみたいな緊張してるカップルがカフェでランチしてて。そこにサラダランチってのがあって、サラダがメインディッシュなんですよ。そんなの食べたい訳ないじゃないですか!なのに彼女は頼んで。彼氏の前でハンバーグとか喰いたくないからでしょうね。そしたら今度は、本日のハーブティお願いしますとか言って。本日のハーブティーはなんですかって店員に聞いたら、「しそです」って。え、しそ!?そんな奴頼むやついんの!?っつったら、彼女さん「それで。」とか言って。それでじゃねーよ!絶対嘘だもん!おかしい!」

本「女性が気にしないラーメン屋やってみたいですねー。」

し「プロデュースすればいいじゃん!業界に知り合いたくさんいる訳だし。」

秋「女性しか入れないって店作ったらテレビとか雑誌とか取材絶対くるよ?」

(ここでしずるマイク入ってないこと発覚)

秋「授乳室作ったりして。」

本「アメブロのコメントとかで、今回のイベ行きたいけどラ本買ってる自分が恥ずかしい、応援してますみたいな人もいて。ももクロ大好きなのでパクって阿佐ヶ谷LOFTとかで女祭りしてみたいですね。食いしん坊女子が集まるみたいな。それでいけるかどうか掴んでみますね。」

し「成瀬心美阿佐ヶ谷で昨日女子限定イベントやったんですよ。男性ファンが多いのかと思いきや、すぐ完売!今日ももしかしたら女の子行きたい人いたかもしれないけど、肩身狭いって思うかもしれないから来れないんじゃない?今日の客席こってりされてますもんw でもいいお客さんですね。」

本「そうなんですよー。実際買ってくれる方の顔見れるの嬉しいですね。」


本「女性限定らーめんの話、もうちょっと詰めていいですか?w プリクラと同じ方式で、カップルとか女性がいるグループならOKっていうのは?」

し「いや、限定の方が・・・それで女子が集まるじゃん。その同じ味を違う店で男子も喰えるっていう二次使用もできる訳ですから。」

し「逆に女から火をつけちゃうっていう!」

秋「半年間は女性だけとか決めちゃえば?」

し「奇数偶数月とか曜日で決めちゃえば。曜日いいっすね。」

本「曜日だと混乱しちゃいそう。」

し「やっぱ基本女子だけでいいですね。」

本「ここに女子いないのに話進んでますが!w」

し「らーめんの種類も女性の好きな趣味になってくる、パスタ寄りのらーめんだったりとか・・・」

本「だってパスタなんてらーめんに比べたら全然お金かかってない・・・って思っていて、本当はらーめん食べたいのに食べれないっていう現状があるんでしょうねー・・・」

し「うちの奥さん富士丸好きなんですよ。あっちから僕に言ってきますよ、そろそろ行きたいんだけどって。女の子でもそういう人たくさんいると思う。」

本「そういう世の中になったらいいなぁ・・・」

秋「二郎の三田本店行ってね、学生の男女で、完食して可愛い女の子がガッツポーズしながら店出てきたよ。」

し「ドラマがありますね。その日初めて完食できたんでしょうね。」


本「連食してるって書いたら「らーめんって一日一杯じゃなくてもいいんですね!」って女子に言われたんです。そういう彼女に気付きを与えられてよかった。体調とか責任持てませんけどー。」

し「1日5杯も食べます?」

秋「食べないけど、うどん県行ったらうどん食べまくるみたいなのラーメンでもあってもいいね。」


秋「面白かったのが、中学の修学旅行でラーメン屋回ろうとしてたら先生に怒られた話。」

本「そうなんですよー、自由行動の時間があったから、第一旭でしょーみたいなこと言ってたら本気で先生に怒られた。お寺巡りよりラーメン巡りの方が地元に密着してるし・・・」

し「それは一般論でしょうね、古都京都をってことですもんね。中学生で寺まわったってね。らーめんの方が健全ですよ。」

本「銀閣寺の近くにますたにっていうこれまたいいらーめん屋があって・・・私の銀閣寺はこっちですー!って。」

し「名言でましたよ!w」

本「それを今フリークの人に行ったら同感してくれるから、生きててよかったーって。」

し「同じように亜紀ちゃんみたいにいろんな女子が出てくるといいですね。ラーメンじゃなくても。」

秋「牛丼女子大生とかね。」

し「牛丼そんなにないのにw」

本「煮つめすぎかなーみたいなw」

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ここでトイレ休憩があったんですが、後半のパートは録音失敗してました><

内容としては、思い出せる限りで、


・双子の話

二卵生双生児の双子のマユちゃんがいて、マユちゃんは代官山が大好きなオシャレ系女子。なのでラーメンでテレビや雑誌に出る私のことを少し嫌っていてテレビとか今まで一切見てくれたことがない。だけど、本で双子の存在を書いていい?と聞いたら「本出すくらいならいいよ」と言われたので、初めて姉に認められた媒体になった。それが嬉しい。ちなみに私の好きな駅は高田馬場です。馬場に引っ越したいくらい。馬場はいい店もあるのに入れ替わりも激しいから週2くらいで来ないと追いつけない。


・年間杯数の話

後半から、第6回TVチャンピオン優勝者の山本さんが客席にいらした。本谷さんが山本さんに挨拶して、山本さんがその時は年間1200杯食べていたという話から年間杯数の話に。山本さんは今でも700杯は食べていてリピート率は50%くらいだそう。新店も多いし、最近は限定や新メニューも多いから大変とのこと。

そんな山本さんでも行ったことがないという本谷本掲載の店は3店。「高円寺の天王はさすがに行ったことないと思います」と言っていた本谷さんが印象的。ちなみに天王とWAGANとまさ吉でした。

ここから山本さんは解説としてちょくちょくトークに客席から参加することにw


・取材拒否の話

今回本を出すにあたって、どうしても載せたかったがNGだったお店が2つあるとのことで、このトークショー限定でその2店をリーク。

ひとつは青島食堂。ここは取材許可が下りる可能性が50%くらいらしいのだが、本谷さんは常連になるくらいまで頑張って通ったのに「まだ若いから」の一言でNGになってしまったそう。

もうひとつは、西荻窪のいしはら。ワンタン好きの本谷さんにとって八雲の修業先であるいしはらは大学時代からの思い入れの強い店で、いつか本を出すことになったら絶対に表紙に使おうと決めていたほどだったらしい。

しかし取材申し込みをした時、もう体も持たないから年内で閉店するとのことだったので掲載はやめた。この本を出すコンセプトとして、新店ばかりを載せるのではなく1年後、2年後でも楽しんでもらえるような本作りをしていたために、近々閉店してしまういしはらの掲載はやむなく諦めたそうだ。ちなみにいしはらは2013年になった2月でも営業しているとのことなので、本谷さんは是非いしはらに行ってほしい!とアピールしていた。

あとは余談で、ディープな店コーナーで神奈川県の会員制の石小屋という店も載せたかったが、水木金の深夜しか営業してないとのことで電話がつながらずにアポをとることすらできなかったらしい。

青島食堂もいしはらも行ったことあるけれど、石小屋なんていう店は知りませんでした。本谷さんは本当によく店を御存じ。同世代として尊敬します。きっとラーメンフリークさん同士の情報交換の賜物なんだろうな。それが自分にはないから羨ましい。


・オススメの3店

掲載した本の中で、特におすすめの店を3店ピックアップ

ひとつめは、銀座五行。こちらの店は場所柄もしかしたら近々潰れてしまいそうなために、銀座という高級店が立ち並ぶ場所でも頑張って欲しいという意味をこめて。

ふたつめはソラノイロ。中華そばもあるソラノイロだが、やっぱり女性の裾野を広げるためにベジソバで頑張ってほしいという。

最後は、一真軒。「世界で一番おいしいと思う」という佐賀ラーメンを出す新店で、是非にとのこと。この一真軒を特におすすめしていた。


下北の話

このイベントは下北でやってるけど、下北はなぜこんなにラーメン不毛地帯なんだろうという話。めぼしい店が一龍くらいしかない。

なので、本谷さんが下北に店を作っちゃえばいいという話に。この本屋の半分借りる?みたいな話になるも、本が豚骨臭くなるし窓がないため却下。

本谷「一蘭はありますけどね」という発言に、村上「一蘭ねぇ・・・」具義「あの店入ると淋しくなるんだよね」と辛辣なコメントを言っていたのが印象的。

本谷「でもあの仕切りのおかげで女性が入り易いっていう側面はありますよね」ととっさに返した瞬間、やはり男女のラーメン観には差があるのだと痛感。


・石神の話

本の最後で石神との対談が描かれたが、石神は無類の女好きとのことで対談中に真面目な表情でギャラの代わりに合コン2回を要求したという。

本谷さんのために追記しておくが、石神さんは本谷さんの憧れであり、とてもいい人だそうです。


・今後の話

今後はラーメン店をプロデュースしたい模様。「もう怒られることもなくなったから」と、ボソっと官僚からの独立心を匂わせてましたw

村上さんの「今のうちにやりたいことは全部やっておけ」のアドバイスにも熱心に耳を傾けていました。


後は最後に質問コーナーが。

「どうやって女性をラーメンに誘えばいいか」「行きたい限定がかぶった時の判断基準は」「荻窪春木家と春木屋のルーツの違いについて」などというならではの質問が飛び出す中、せっかくのチャンスだから自分の気になっていたことを聞いてみた!


(Y´∀`)< 普通のOLもされているとのことですが、本谷さんの中では、ラーメン評論家のお仕事とOLのお仕事、どちらが本職でどちらが副業とお考えでしょうか?

しずる村上「おーいい質問だ!」

ここは胸をはって「評論家が本職です!」って言って欲しくて質問したんだけどなぁw

「食品関係の仕事をしてるので、相互にいい影響が出てます!線引きはできません!」と答えてくれた

ただ、会社で使っている名刺にも「ラーメン」の文字は入ってるそうでw

評論家もやっててOLもフルタイムでやってて、それで年間350杯ラーメン喰って焼肉もピザ焼鳥も美食家だなんて、いつ寝てるんやー

尊敬するなぁ。


トークショーの内容はこんな感じでした。

後半戦は具体的な店名とか出てきて深い話だっただけに、録音ミスが悔やまれますw

ラーメンに対する熱い想いはもちろんのこと、「ラーメン業界をこれから私が背負って立つんだ!」という強い決意というか責任感みたいなものも随所に感じられて、非常に頼もしいと思った。

散々今日議題にもあがってた女性目線のラーメンだけれども、彼女一人だけでは荷が重いし大変だと思うのでもう一人くらい彼女の手助けできるくらいの知識・フットワークルックス・若さ兼ね備えた女性が出てきて欲しいなぁ。俺が女性だったら頑張るんだけどw

同時に、しずるの村上さんが飛び入り参加してくれたおかげでトークははずむ。いろんなイベント見てきたけど、やっぱり芸人さんが一人いるだけで全然違うね。本谷さんがスープだとしたら村上さんは麺を担っていたよ。具義さんは・・・水で!w


去年まではただやみくもに食べ歩きしてただけなので、今年はこういうラーメンのトークイベントとかにも積極的に参加していこうかなと思います。

まだまだらーめん中級者だと思っているので、上級者目指すにはイベントに顔を出す!あとは地方遠征・・・

とりあえず、上級者への一歩として本谷さんの本を熟読します。

この本、「ツウだなぁ」という店と「ここはマストだろう」という店のバランスが素晴らしい!

これを読んでる皆さん、たまたま検索して来られた方も是非書店に行って手にとって見るだけでもいいので探してみてください。

もしよかったらご購入を!そうすれば、村上さんの言う「印税1億」も可能かと!w


いやー、総じて神イベでした。

御満悦。

まじで下北に店作っちゃえよ!w

B&Bのもみじまんじゅう家族ゲームの意味が全然分からなくて会場で笑ってなかった同士、これからラーメン業界を支えていきましょう!

らーめん業界に明るい未来があらんことを!



(Y´∀`)< 優等生ぶった記事書いたら疲れた