自動車・航空機
姿を現す「MRJ」―三菱航空機など、初号機のエンジン取り付け完了
掲載日 2014年06月27日
【名古屋】国産旅客機、いよいよ姿を現す―。三菱航空機(名古屋市港区)と三菱重工業は26日、開発中の小型ジェット旅客機「MRJ」の初号機にエンジンを取り付けたと発表した(写真、三菱航空機提供)。これで機体の外観がほぼ完成したことになり、2015年4―6月に計画する初飛行に向けて前進した。
最終組み立てラインのある三菱重工小牧南工場(愛知県豊山町)で取り付けた。同エンジンは米プラット・アンド・ホイットニー(P&W)製の「PW1200G」。MRJは13日には胴体と主翼をつなげる「翼胴結合」を完了しており、急ピッチで組み立て作業が進んでいる。
今後は配線・配管や通信機といった装備品を取り付け、今秋をめどに機体全体での強度試験に着手する。全日本空輸への量産初号機納入は17年4―6月を計画している。
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