引き続きCoineyが発表した、『クレジットカードに関する利用状況調査2014』より統計データを紹介させてもらいます(30代から60代の男女500人にクレジットカードに対して行われた、利用状況の調査結果)。
今回はVISA、MasterCard、JCBカード、アメックス、ダイナースクラブといった国際ブランドのうち、どのブランドをクレジットカード利用者は使っているのか…といったデータについてです。
VISAカード利用者がほとんど:
Coineyが取った統計によると、75%ものクレジットカード利用者がVISAカードを利用していることがわかります(下記画像を参照)。重複回答OKとはいえ、このVISAカード利用率は異常に高いですよね。
反面、VISAカードのライバルとも言えるMasterCardは30%程度。VISAの尋常じゃない強さの前には霞んでしまいそうですが、MasterCardも日本国内ではだいぶシェアがあるのがわかります。
JCBカードは厳しい:
そして日本の国際ブランドであるJCBですが、こちらの利用率はついに半数以下。47.6%という数字になってしまっています。
日本でクレジットカードで使っている人たちの中でJCBカードが、半分のシェアすら獲得できていないかと思うと、個人的にかなり残念に思いますね…。
このままでは国際ブランドの中での存在感が薄れていく一方なので、もっと頑張って欲しいです。
時代はVISAカード:
以上、VISAカードの利用比率はダントツ…という話題でした。
まぁ見事なまでにVISAの強さだけが出てしまっている統計でしたね。実際、私の周りでもVISAカード利用率は圧倒的なので、この統計結果と現実は、ほぼほぼ近い状況にあると思います。今後もVISA利用者は増え、JCBは落ちていく傾向は止まらないことでしょう。