「ネオニコ系農薬はミツバチ減少の要因」――国際的な科学者チームが発表

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TFSP・WIA東京実行委員会の代表として、挨拶をする菅原文太さん

TFSP・WIA東京実行委員会の代表として、挨拶をする菅原文太さん

15カ国、53人の科学者からなる「浸透性農薬タスクフォース」(TFSP)は6月26日、ネオニコチノイド系殺虫剤とフェニルピラゾール系殺虫剤(フィプロニル)に関する「世界的な総合評価書(WIA)」を発表した。評価書では、これら浸透性農薬が無脊椎動動物種に著しい被害を与えていること、ミツバチをはじめとするハナバチ類減少の要因であると結論付けている。(オルタナ副編集長=吉田広子)

ネオニコ系農薬は世界中で使われ、世界の市場シェアの約40%を占める。2011年には26.3億ドル(約2700億円)を超える売り上げがあった。カメムシ防除のために田んぼに散布されるほか、猫や犬のノミ取り、シロアリ駆除剤として一般家庭でも広く使われている。

20年ほど前から、世界各地の科学者から昆虫の劇的な減少が報告されるようになり、その原因として、ネオニコ系農薬、フィプロニルといった浸透性農薬に注目が集まるようになった。だが、これまでその科学的根拠について徹底的な考察が行われてこなかった。

そこで、約5年前、生物学者のマルテン・ベイレフェルト・ヴァン・レクスモンド博士の呼びかけにより、TFSPが誕生。同タスクフォースは、独立した研究者の立場から800を超える学術論文を包括的に分析した。

その結果、規制措置の手がかりにするには十分な有害性の科学的根拠を見出したという。主要な知見は次のとおり。

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2014年6月26日(木)21:33

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