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2014.06.27
Google I/O 2014のキーノートに感じた、なんともすっきりしない感じ
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Google I/O2014のキーノートが終わりました。当日の中継は、Youtubeでアーカイブされているので、いつでも参照可能です(3時間もあるけどね)。
当日のテキスト中継はこちら(この手の中継は、最近はとにかくVergeのクオリティがいちばん高いです)。
リンク: Google I/O 2014 keynote liveblog - The Verge.
もう各種メディアで、Google I/O2014のキーノートの中身については触れませんが、当日のイベント会場内からのチャットなどでの情報は、メディアのニュースには載らないはずなので、まずはそれをメモっておきます。
- グーグルに対する抗議行動で騒ぎ出す人登場 → つまみだされる → キーノートはそのまま続く
- 退席祭り
- グーグルに対する抗議行動で騒ぎ出す人登場 → つまみだされる → キーノートはそのまま続く2回目
- 退席祭り2回目
というようなことが、キーノートの会場で起きていました。
それを踏まえての所感を、きょうの感想として残しておくつもりで、この記事を書いています(記憶した範囲で書いているので、あいまいな感じになるので、そこんところよろ)。
正直、こんなにすっきりしなくて、途中で飽きがきたGoogle I/Oははじめてだったということ。
理由はいくつかあります。
まずは、キーノートそのものの構成。
とにかく、いくらなんでも3時間は長すぎる。
そして、すげえ大事な発表であるアンドロイド版のHome KItである「Google Fit」の発表は、2時半45分ぐらいから始まったということ。あまりにも後ろすぎる発表で、その証拠に2回の退席祭りの後の発表となってしまった。
当日、堀さんがやってLifehackliveshowのGoogle I/Oスペシャルも、このGoogle Fitの発表前に「この先続けてもあんまり中身ないだろう」と止めてしまってます。
こんなにたくさん新機軸出して、こんなに機能も出して。こんなにデバイスも発表しているのに、なんとも拭えない後出しジャンケン感。
キーノート最中にちらちらとアップルを揶揄するような発言があるのも、正直いただけなかったです。
なにしろ、去年はこんな感じだったんです。
リンク: Hello, Larry! Google's Page on negativity, laws, and competitors | TechHive.
Google I/Oのキーノートで未来を感じられなくて、いったいどこで未来を感じればいいんですか?と思うんですよね。
アップルとアマゾンとグーグルが三すくみで、コンテンツとハードもプラットフォームを提供していくという構図は、しばらく変化がないでしょう。
とはいえ、まさかいちばんさいしょにグーグルから小出し感をみたいなものを感じるようになるとはなあ。
だって、やっぱグーグルすごいことやってるんですよ。
グーグルなのに、サーバ側・クラウド側の技術の話がないという印象も受けましたけど、もうその辺はほぼ空気となってきている部分もあるわけです。
アンドロイドにしても、Chrome bookにしても、時計にしても、全部クラウドでなにかが動いてるからこそのデバイスばっかりですからね。
でも、それ明日のおれになくてもいいかなと思ってしまったのもおれの事実。腕時計からメンションが出て、なんで「OK! Google」って言わなきゃいけないのか。
でも、なんかこのすっきりしない感じは、どうにも感じてしまった上から目線感ともつながっているのですが、まずはその感覚を書き残しておきたくて、これを書いておきました。
こんな愚痴は、1年後にはバカなことを言ったという結果になることを祈っております。
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投稿:by いしたにまさき 2014 06 27 01:26 AM [Google+] | 固定リンク
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