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 「コンパクトな大会、選手第一を忘れないで」。2020年東京五輪・パラリンピックの会場計画見直しの検討が進む中、国際オリンピック委員会(IOC)総会で招致のプレゼンターを務めたパラリンピック陸上の佐藤真海(サントリーホールディングス)が26日、東京都内で訴えた。

 「総会では、コンパクトな五輪・パラリンピックという東京の主張に賛同いただいた。そこをしっかり意識した上で、変更してほしい」。招致に貢献したアスリート代表として、都や組織委に注文をつけた。

 この日は、東京五輪・パラリンピックの準備状況を確認するために来日中の、国際オリンピック委員会(IOC)調整委員会が、レスリングやフェンシングなどの会場となる東京ビッグサイトを視察。佐藤は、得意の英語で、調整委一行の案内役に一役買った。