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【スポーツ】

<首都スポ>明大が町田を撃破 J3首位を3−0完封

2014年6月26日 紙面から

町田ゼルビアに勝ち、決勝進出を果たし喜ぶ明大イレブン=味の素フィールド西が丘で(戸田泰雅撮影)

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◇天皇杯東京都予選<準決勝> 明大3−0町田

 明大、J3町田から金星!! サッカーの第94回天皇杯東京都代表を決める第19回東京都サッカートーナメント(東京中日スポーツ、東京新聞共催)準決勝2試合が25日、東京都北区の味の素フィールド西が丘で行われ、明大(学生系の部)はJ3町田ゼルビア(社会人系の部)に3−0で完封勝ちし、5大会ぶりの決勝進出を決めた。JFLの横河武蔵野(社会人系の部)はFC東京U−18(学生系の部)を3−2で破り、大会3連覇に王手をかけた。決勝は29日、同会場で午後6時開始。

 紫紺の応援団の真ん前で、明大イレブンの勝利のダンスが止まらない。明大がJ3首位の町田相手に、3発決めての完封勝ちだ。前半2分に先制し、後半に中押し、ダメ押しの理想的な試合運び。のびのびと攻撃をするアタッカー陣を、守備陣が支えた。

 打たれたシュートは7本。危険なシュートは、半数にも満たなかった。DFラインの中心は、左サイドバックの高橋諒(3年・国見)と、センターバックの山越康平(3年・矢板中央)。今月11日、全日本大学選抜の一員として、J1でも主力で活躍する若手がいたU−21日本代表に勝ったメンバーだ。

 「プロ(U−21)に勝って自信がつきました。僕はあまり(指示を)言わないほうなんですが、試合中に思っていることをより厳しく伝えるようにしています。今日は松藤さん(DF、4年)にもシュートコースを切る(限定する)ように言いました」。高橋が心境の変化を口にしたように、J1のレギュラークラスとの対戦は、目に見えないところで生きていた。

 最後尾でゴールを守ったGK三浦龍輝主将(4年・FC東京U−18)も90分間動き回ったチームメートをたたえ、「仲間がシュートを打たせないように動いてくれました。僕は町田出身で、3年前のこの大会の町田戦にけがで出られなかったので、何としても勝ちたかったです」と白い歯をこぼした。5年ぶりの天皇杯まであと1勝。山越は「次に勝たないと意味がありません。絶対に出たいです」と力を込めた。総理大臣杯(8月)出場を逃した今年の夏を、次の一戦で終わらせるわけにはいかない。 (関陽一郎)

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 首都圏のアスリートを全力で応援する「首都スポ」面がトーチュウに誕生。連日、最終面で展開中

 

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