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【プロ野球】

石川交流戦通算20勝 歴代5位タイ

2014年6月26日 紙面から

ロッテ戦に先発し、交流戦通算20勝を挙げたヤクルト・石川=神宮球場で

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◇ヤクルト14−3ロッテ

 ヤクルトが先発全員の15安打で今季チーム最多の14得点。3回に失策と上田の適時打で2点を先制し、4回は岩村、田中浩、中村の3連続適時打などで5点を加えた。石川はチーム単独トップの5勝目。ロッテは投手陣が総崩れだった。

 ヤクルトは交流戦の最後を大勝で飾り、小川監督は「打線については言うことなし。石川は調整が難しい中、よく投げてくれた。ここで勝っておくのと負けるのでは大きく違う」と喜んだ。

 30歳の誕生日を自ら祝う13号2ランなど3安打、5打点の雄平が「石川さんのテンポが良くて波に乗って行けた」と言うよう、エース石川が6回まで二塁も踏ませない快投で、7イニング1失点で今季5勝目を挙げた。登板2試合連続で雨天中止によるスライド登板。しかも、今回は前日に中4日で準備していて流れ、この日も練習中は雷鳴とどろき、試合開始直前まで開催が危ぶまれた。それでも「雨が降っていても、やるものと思って準備している。いつもと変わらない」と、ベテランらしく気持ちを乱さなかった。

 交流戦は3勝目で通算20勝目に到達した。「長くやってれば付いてくるモノ。10年で20勝じゃ、そんなに勝っているわけじゃない」とそっけないが、19勝の館山を抜いてチームトップ。歴代5位の勝ち星だ。

 リーグ戦再開を前に「1つでも多く勝って積み上げていきたい」と、気持ちを入れ直していた。(竹村和佳子)

 

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