DeNA−日本ハム 7回裏金城を空振り三振に仕留め、叫ぶ日本ハム・大谷=横浜スタジアムで
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◇日本ハム4−2DeNA
日本ハムの大谷が速球を軸に7イニング2失点にまとめ5連勝で7勝目。7回の3者連続など7奪三振。クロッタが来日初セーブ。打線は4回に大野の二塁打で先制し、5回は大引の二塁打などで3点。DeNAは山口が先発としては初黒星。
怪腕大谷が快速球でDeNA打線をねじ伏せた。6月4日の広島戦から4試合連続、自己最速の160キロをマークするなど7イニング2失点でチームトップの7勝目。「ブルペンから調子はよくなかったんですけど、最少失点で抑えられてよかったです」と笑顔で答えた。
プロ初の横浜のマウンド。試合前の雨でグラウンドコンディションがよくない中、序盤は納得のいくボールが投げられなかった。「空振りを取れるイメージはなかった」。3回1死に不運が襲う。金城の打球が左手首を直撃。ベンチに戻り治療を受け、テーピングを巻いてマウンドに上がり、続投した。
4点リードの6回1死一、二塁ではグリエルに右越え適時二塁打を浴びるなど2点をかえされたが、ここでギアをあげた。2死三塁。バルディリスへの2球目、全身の力を振り絞り投じた160キロで二ゴロに仕留めガッツポーズがでた。
「いい打者が相手だと(ギアが)上がっていくんです」
前回、18日の阪神戦では右足がつり、降板したが、予定通り中6日で先発。その間、野手でも出場した。これで5月4日のオリックス戦から5連勝、チームトップの7勝と安定感は抜群。19歳はエース格にまでなりつつある。 (水足丈夫)
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