中日スポーツ、東京中日スポーツのニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 中日スポーツ > プロ野球 > 紙面から一覧 > 記事

ここから本文

【プロ野球】

大谷7イニング2失点で7勝 4戦連続160キロ

2014年6月26日 紙面から

DeNA−日本ハム 7回裏金城を空振り三振に仕留め、叫ぶ日本ハム・大谷=横浜スタジアムで

写真

◇日本ハム4−2DeNA

 日本ハムの大谷が速球を軸に7イニング2失点にまとめ5連勝で7勝目。7回の3者連続など7奪三振。クロッタが来日初セーブ。打線は4回に大野の二塁打で先制し、5回は大引の二塁打などで3点。DeNAは山口が先発としては初黒星。

 怪腕大谷が快速球でDeNA打線をねじ伏せた。6月4日の広島戦から4試合連続、自己最速の160キロをマークするなど7イニング2失点でチームトップの7勝目。「ブルペンから調子はよくなかったんですけど、最少失点で抑えられてよかったです」と笑顔で答えた。

 プロ初の横浜のマウンド。試合前の雨でグラウンドコンディションがよくない中、序盤は納得のいくボールが投げられなかった。「空振りを取れるイメージはなかった」。3回1死に不運が襲う。金城の打球が左手首を直撃。ベンチに戻り治療を受け、テーピングを巻いてマウンドに上がり、続投した。

 4点リードの6回1死一、二塁ではグリエルに右越え適時二塁打を浴びるなど2点をかえされたが、ここでギアをあげた。2死三塁。バルディリスへの2球目、全身の力を振り絞り投じた160キロで二ゴロに仕留めガッツポーズがでた。

 「いい打者が相手だと(ギアが)上がっていくんです」

 前回、18日の阪神戦では右足がつり、降板したが、予定通り中6日で先発。その間、野手でも出場した。これで5月4日のオリックス戦から5連勝、チームトップの7勝と安定感は抜群。19歳はエース格にまでなりつつある。 (水足丈夫)

 

この記事を印刷する

PR情報

おすすめサイト

ads by adingo




中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ