“氷点”初の漫画化06月26日 18時53分
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旭川市出身の作家、三浦綾子さんの代表作の「氷点」が初めて漫画化され、２６日から全国の書店で販売が始まりました。
漫画版の「氷点」は、三浦綾子さんの小説デビューからことしで５０年になるのを記念して、大手出版社の小学館と旭川市の三浦綾子記念文学館が共同で企画しました。
２６日から全国の書店で発売され、地元の旭川市の書店でも店頭に並びました。
漫画版は三浦さんの作品を知らない世代にも興味を持ってもらおうと、若い女性向けの漫画雑誌の別冊付録として作られました。
書店の店員は「登場人物の表情や風景などを絵でも楽しめるのが魅力です。若い人にはとても読みやすくなっていると思います」と話していました。
今回、漫画版になったのは小説の前段部分で、小学館によりますと漫画版の「氷点」の続きは今後、電子書籍として有料で配信され、年内には単行本も出版される予定です。