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Macとアプリとスクリブナーな日々
私め、ブログを書いたり、ネットを徘徊したりといったことには、iMacを使っておりますが、Mac miniをテレビにつないで、メディアサーバーとしても使っております。
Mac miniのメディアサーバー環境、技術的な苦労はありますが、実に先進的で、とっても快適なんです。
最近こそ、Panasonicのブルーレイレコーダー「BZT-710」と言うライバルの加入で、その先進性も少し薄れ、ちょっと出番も減ってしまいましたが、まだまだ主力として頑張っております。
「この素敵なAVライフを独り占めしてはいけない。みなさまにも、ぜひ紹介してあげねば。」と言うことで、Mac miniの環境も少しづつ、このブログで紹介していこうと思います。
このMac miniには、キーボードもマウスも繋がっていません。なので、Mac miniをコントロールする方法が必要です。
そういう訳で、「リモートコントロール」の方法から始めてみたいと思います。
ちなみに、Mac mini(サーバ)もiMac(クライアント)も、OSのバージョンは10.8.x、Mountain Lionです。
なにはともあれ、標準機能で簡単、確実な「画面共有」ですね。この機能を使えば、普通にMacを操作している感覚でサーバの操作ができます。
【設定】
サーバ側(Mac mini)の環境設定の「共有」パネルで設定します。
「共有」全てに共通する項目として、コンピュータ名を設定することができます。アクセスする時に分かりやすい名前をつけてあげましょう。
「画面共有」にチェックを入れ、リモート・コントロールできるユーザを指定します。「すべてのユーザ」と言うのは、「環境設定の「ユーザとグループ」でアカウント設定されているユーザすべて」と言う意味です。知らない人でもアクセスできるという意味ではないので、別にこれでもいいと思います。
コンピュータ設定
「ユーザとグループ」でアカウント設定しているユーザ以外にもコントロールを許可する場合には「ほかのユーザが画面操作の権限を要求することを許可」にチャックを入れます。
標準の「画面共有」以外のVNCクライアントを使う場合には「VNC使用者が画面を操作することを許可」にチャックを入れます。
補足)VNC(Virtual Network Computing)とは、「TCP/IP を使用してネットワーク上のコンピュータをリモート制御するための業界標準」とのことです、Macの「画面共有」は、このVNCとの互換性があるということですね。
セキュリティーのためにも、ここは当然、ふたつともオフりましょう。
【使用方法】
画面共有は、操作するMac(iMac)のFinderからアクセスできます。
キャプチャー画面は英語ですが、日本語に戻すのが面倒なので、これでご勘弁を。
Finderのサイドバーの「共有」項目に表示されている(表示されない場合は、上の図を参考に設定をしてください)、コントロールしたいMac(Mac mini)を選択します。
「画面共有」ボタンのクリックで、次のようにサーバ側(Mac mini)の画面が表示されますので、後は、手元のMacの操作と同じように操作出来ます(フルスクリーンがオススメ(^_-)-☆)。
ウィンドー上部に表示されている、タイトル横のアイコンをコントロール側(iMac)のデスクトップなど分かりやすい所にドラッグ&ドロップしてエイリアスを作成しておけば、次回からはそのアイコンをダブルクリックするだけで画面共有出来ます。
ツールバー左から順に、
・画面をウィンドーに合わせる
最大の大きさは、サーバ側環境設定の「ディスプレイ」での設定によるようで、サーバ、クライアントそれぞれの環境によっては、クライアント側の画面の広さを生かせないのが残念です。
・制御モードと監視モードの切り替え
今回の目的では、とうぜん制御モードですね。
・画面キャプチャー
・共有クリップボードのオン・オフ
オンになっていれば、サーバ、クライアント双方のクリップボードが同期します。つまり、クライアント側でコピーして、そのままサーバ側でペーストできるということです。
オフにして「リモートクリップボードへ送信」「リモートクリップボードの取得」ボタンを使って手動でのやり取りもできます(でも、クライアント側でリモートクリップボードにアクセスする方法が分かりません(-_-;))。
・リモートクリップボードへ送信
・マルチディスプレイでのディスプレイの切り替え
・リモートクリップボードからの取得
外からでもアクセスしたい場合には、iCloudタブの「どこでもMy Mac」にチェックを入れてください(当然、サーバ側ですよ (^^))。
これで同じAppleIDが設定されているMacなら、外出先や会社からサーバをコントロールできるようになります。
おまけ
ついでに「ファイル共有」にもチェックを入れておきましょう。これで上の「どこでもMy Mac」と合わせて、どこにいてもサーバ上のファイルにアクセスできるようになります。
管理者の場合、全てのボリュームにアクセスできるので、共有フォルダの指定は関係ないのですが、ここで指定したフォルダは第一階層に表示されるのでよく使うフォルダを登録してあります。
ファイル共有-オプション
「SMB(Windows)を使用してファイルやフォルダを共有」にチェックを入れておけば、Windowsからも、このサーバの共有フォルダにアクセスできるようになる……、はずです。
(・o・)