8月18日生まれのミュージシャン ※本データは国内外のサイトを参照して構成しておりますが、ミュージシャンの誕生日には諸説異なる日付が存在する場合があります。ご了解ください。
吉川晃司
65年、広島に生まれる。水球の選手としてオリンピック候補になるほどの実力の持ち主であったことは、あまりにも有名である。83年、「モニカ」にて鮮烈デビュー。この痛快8ビート・ロッケンロール・ナンバーは大ヒットを記録。佐野元春を思わせる機関銃ヴォーカル、大歌謡ロック・サウンド、キメキメのステージ・アクション、キザなMCおよびビッグ・マウス、この時点ですでに「吉川イズム」の原型が出来つつあった。その後、破竹の勢いでスターダムを駆け上がっていったのは、周知の通りである。86年発表のシングル「Modern Time」ではソングライティングに挑戦、お得意の巻き舌唱法を存分に生かした秀逸な出来ばえで、ファンを驚かせる。以降ソングライターとしても活躍していくこととなった。89年には、布袋寅泰とユニットCOMPLEXを結成。布袋寅泰という当代随一のギタリストとのスリリングな切磋琢磨によって生み出されるまったく妥協のないサウンドは、一般ファンのみならず、コアなロック・ファンの心をも捉えた。ユニット解散後も、不変のスピリットで「KISSに撃たれて眠りたい」、「VENUS〜迷い子の未来」など、矢継ぎ早にヒットを放ち、孤高の存在となっていく。現在でも、そのカッコ良さにますます磨きをかける吉川晃司。――まさにステイ・ゴールド。[リッスンジャパン]
65年、広島市出身。84年、デビューシングル「モニカ」をリリースし、映画「すかんぴんウォーク」の主役に抜擢されたほか、日本歌謡大賞最優秀新人賞など8つの新人賞を総なめ。眩しいほどに鮮烈なデビューを飾る。88年には、ギタリスト・布袋寅泰とのユニット“COMPLEX”を結成し、「BE MY BABY」など数々のヒット曲を発売。2年後には解散し、90年からは再びソロ活動として、音楽活動以外にも、映画主演、ドラマ出演など幅広く活躍。なお、デビュー曲「モニカ」はレスリー・チャンがカバーし香港で大ヒットした。 [OnGen]
推薦 album:『BEST BEST BEST 1984-1988』
KEIKO [globe]
90年代以降音楽プロデュ−スへ表現の主軸を於いてきた小室哲哉が、パ−マネントなグル−プとして95年に結成したのが globeだ。当時としては斬新な、軽快なダンスミュ−ジックの上でヴォ−カルとラップが絡み合うというスタイルを提示。デビュ−曲『 Feel Like dance』が大ヒット。1stアルバム『 globe』は、450 万枚以上の売上を記録。時代の変遷へ寄り添いながら、常に音楽性を進化させ続けている glove。とはいえ『DEPARTURE 』のようスタンダ−ドな楽曲も数多く生み出している。[Mora長澤智典]
MARCのやんちゃなキャラクターとKEIKOの力強いハイトーン・ヴォーカル、巧みに時流に乗る小室哲哉。この3人の個性がひとつとなった集合体がglobeだ。小室哲哉は、80年代に多くのヒットを生んだグループ、TMネットワークのキーボディスト兼サウンドメイカーとして活躍し、90年代に入ると周知の通り安室奈美恵や華原朋美を筆頭に、プロデュース・ワークにおいて名を馳せた男である。そんな彼が、スタジオでの作業では満ち足りなかったのか、表舞台での活動を行うために始動させたのが、このユニットなのだ。 KEIKOは、エイベクッス主催のオーディションで、今や伝説の「ステージから落ちる」という威勢をかわれて、ヴォーカルの座を獲得。また、ファッション・モデルだったMARCは、小室哲哉とのプライベートな夜遊びを通して参戦加入した。時おいて、95年8月「フィール・ライク・ダンス」でメジャー・デビューし、このシングルを含め立て続けに3枚のリリースをする。その後ファースト・アルバム『globe』は、450万枚のセールスを記録し、当時の売り上げ日本歴代1位の座に君臨。その後の売上も驚異的な数字をたたきつけ、シングル・セールスだけで1200万枚以上、アルバムでは1300万枚以上と大衆文化にその名を刻み、確固たる地位を築いた。そんな多くのリスナーの心を惹きつける彼らの魅力は、楽曲がカメレオンのように多彩な変化をみせることだろう。それは、時流を先取りした音楽要素――ジャングルやブレイク・ビーツといった新境地を取り入れるスタイルである。ある種、リスナーが求めている音楽に対しての軽い「裏切り」を続けるこの姿勢によって、彼らの魅力が際立ってくるのだ。近年では、ステージにおいて楽曲ごとにコンセプトを配してオペラ風な演出を披露したり、3人個々にフィーチャリングしたシングルをリリースするなど、globe周辺は常ににぎやかである。 02年夏、4人目のメンバーとして元X JAPANのYOSHIKIが電撃加入。また、秋には小室とKEIKOが結婚を発表。――周囲を驚かせた。[リッスンジャパン]
TMNをはじめ、数々の曲をプロデュースしてきた小室哲哉が自らメンバーとして参加するユニット。レコード会社主催のオーディションで選ばれたKEIKO(vo)、ラッパーMARC PANTHER(vo)の3人組でスタート。95年8月シングル「Feel Like dance」でデビュー。1stアルバム「globe」は、450万枚のセールスを記録し、当時の売り上げ日本記録を更新。97年3月には、日本初の4大ドームでのコンサートツアーを成功。98年の3rdアルバム「Love again」では、アルバム3タイトルでの売上が1,000万枚を突破(デビューから史上最短記録)など、驚異的な人気を得る。01年からは、トランス風の楽曲に変化。02年9月、元X JAPANのYOSHIKIが加入した。 [OnGen]
推薦 album:『globe decade-single history 1995-2004-』