6月11日を終えて、
ギターデータを引継ぎ、
機材を処分し、
荷造りをし、
引越しの手続きを済ませ、
みなさまから頂いた手紙やメッセージボード、アルバムを読み終えました。
たくさんの言葉が、背中を押してくれて振り向きたくなる自分自身を、前へと向けてくれました。
それと同じく、みんながRoyzを愛してくれていることを誇りに思います。
あと少しで僕は東京という場所から去ります。
これがおれの最後のブログです。
そして、しばらくしたらアカウントを消します。
6月11日。
あの時のMCで言った通り、
例え何年経とうがRoyzのメンバーとしてステージに立つことはありません。
おれが描いた夢はRoyzがすべてで、
それはこれからも同じです。
おれの時間は止まっても、Royzという時間は進み続けます。
たくさんのバンドが、たくさんの仲間が
相当の覚悟を決めて夢を追ってます。
5年間のRoyzでの活動で本当に多くのことを学びました。
何もしなければ、日々垂れ流れいくだけの世の中で、
大切なものも見つけました。
そしてひとつのものに向かって、本気で向き合うことを知りました。
もしこのブログを読む人が、夢を見つけ追っているのならば、
例え今上手くいかなくとも、どんだけ不利な状況でも、
どうしようもなくても、続けることの大事さを大切にして欲しい。
本気で夢を追う中で、出会った仲間や言葉、過ごした時間は、
いつか必ず強い支えになって、導いていってくれます。
今までおれ自身もたくさん助けられました。
おれたちが共に過ごした時間、そして音楽。
そのすべてが少しでもみんなの支えになるよう願ってます。
夢が今ないのなら、
日々の中にある、好きなものや刺激を感じるものを大切にして欲しい。
おれは音楽の授業が大嫌いでした。
歌うと下手だし音符もわからないし。
自分自身が本当に大切に出来る夢を見つけて欲しい。
最後に、もうひとつ。
たくさんの人々が感情を押し殺して過ごしてる世の中で、
音楽やライブを通じて、
感情を剥き出しにぶつかり合える関係を知れて嬉しいです。
この関係性はこれから先、何をしててもどこにいても大切だと思います。
忘れられちゃうのは寂しいから、
ふとした時に、
ずっと笑顔なやついたなって、思い出してくれたら嬉しいです。
色褪せない証。
進むは別々の道。
だけどこの証だけは、胸の1番奥に。
出会ったすべての人に、
ありがとう。
みんなにとって、
時とともに薄れる記憶の中、
どうか人生の糧となる出会いとなりますように。
昴、杙凪、公大、智也。
不器用なメンバーばかりだけど、アツいやつらです。
これからも、Royzをどうかよろしくお願いします。
五年間、
ありがとうございました!