赤田康和
2014年6月25日03時00分
「嗅覚(きゅうかく)で警察犬に勝てるか」「ママチャリ耐久レースで勝つのはどっちか」――。静岡弁で言う「しょんないこと」(取るに足らないこと)を徹底して追求する静岡発のバラエティーテレビ番組「ピエール瀧のしょんないTV」が今週、放送100回を迎える。
番組は静岡朝日テレビの制作で2010年10月に開始。ミュージシャンでタレントのピエール瀧さん(47)と、同局の広瀬麻知子アナウンサー(26)が出演し、「わらしべ長者」と題した物々交換の旅シリーズや、ライバルテレビ局への押しかけ企画などを放映してきた。
番組の魅力は企画内容だけではない。耳を疑う広瀬アナウンサーの天然ボケ発言に、瀧さんが温かく鋭いツッコミを入れるやりとりが、新鮮な笑いを生み出した。当初は月1回の放送だったが、13年から週1回に昇格。他局への番組販売にも成功し、九州、東海、東北などの8局でも放送されている。
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