小島泰生
2014年6月26日23時15分
福島県警捜査2課の警部(51)と警視(52)が4月末に相次いで自殺した問題で、県警は26日、このうち警部の自殺は清野隆行・捜査2課長(45)のパワハラが一因だったと発表した。県警は清野課長を同日付で戒告の懲戒処分とした。
警部は「仕事に疲れました」という内容の遺書を残し、福島市内の県警施設で自殺した。その後、この警部の名前とともに「最後まで寄り添えなくて申し訳ありませんでした」と、守れなかったことを悔やむ遺書を残し、上司の警視も山形市内で自殺した。
これを受け、県警監察課が捜査2課員らへの聞き取り調査を実施。清野課長は昨年12月ごろ~今年4月ごろ、執務室で文書の決裁を求める警部に「小学生みたいな文章を作るな」「国語は習ってきたのか」などと責め立てて3~4回書き直させるなど、人格を否定するような非難を執拗(しつよう)にしていたという。
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朝日新聞社会部
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