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「首相も選べない無能な政権」批判も…朴氏、辞意の首相留任決定

産経新聞 6月26日(木)19時37分配信

 【ソウル=加藤達也】韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領は26日、旅客船沈没事故をめぐる対応の責任を取って4月下旬に辞意を表明していた鄭●(=火へんに共)原(チョン・ホンウォン)首相の留任を決めた。大統領府が明らかにした。辞意表明後に留任する首相は韓国では初めてという。

 鄭氏は沈没事故直後、乗客家族の待機所へ出向き、捜索や情報提供など事故をめぐる初動対応の不手際について家族らの激しい批判にさらされ、4月27日に辞意を表明した。

 その後、朴氏は後任の首相候補に検察OBの元最高裁判事、安大煕(アン・デヒ)氏を指名したが、退官後に企業の顧問弁護士として得た収入が高額だと批判されて辞退。続いて指名した中央日報の元主筆、文昌克(ムン・チャングク)氏は歴史認識が親日的で自虐的だとの批判を受けて辞退した。

 韓国では、後任首相をめぐる一連の人事のトラブルの原因は、他人に相談せず自分のノートに書き込んだ内容を中心に物事を進める朴氏のやり方に問題があるとみられており、野党は「独善的だ」などとして非難を強めていた。3人目の人選にも失敗すれば政権が窮地に陥るのは間違いなく、無難に鄭氏の続投を選んだ形だ。

 ただ、鄭氏は大統領の書いたものをそのまま読む「代読首相」などと批判されてきた。留任に当たり、「必要な際には大統領に進言する」と述べたが、野党側は「国民の目の高さに合った新しい首相候補1人推薦する能力がない無能な政権だ」などと批判している。

最終更新:6月26日(木)19時37分

産経新聞

 

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