「GLG13」のセリフ → 本人のセリフ 戻る

SP19巻 幽霊定期便(ゴーストライナー)

幽霊定期便(ゴーストライナー)

(東西ドイツの現状を話す依頼人に)

・・・・・・・・・おれを呼んだのは・・・・・・・・・ベルリン問題を聞かせるためでは、ないだろう・・・・・・・・・ビジネスの話を始めてもらおうか・・・・・・・・・

SP20巻 ペギーの子守歌

殺しの紋章五爪竜

(依頼人の話をさえぎって)

話に修飾は不要に願おう・・・・・・・・・おれに何を言いたいのか、話を簡潔にしてくれ・・・・・・

(依頼を聞いて)

おれは宝捜し屋じゃあないし興味もない・・・・・・・・・・・・あんたの期待にゃあ答えられそうにない・・・・・・・・・・・・

(標的の言葉を聞いて)

たしかにおれは趙秀峰のヨットに行き・・・・・・・・・おまえの抹殺を趙秀峰に依頼された・・・・・・・・・しかし、おれは二重の依頼を引き受けるのは・・・・・・・・・好まない!・・・・・・・・・・・・

銃殺人ひとり

(依頼を聞いて)

いいだろう・・・・・・・・・・・・銃殺刑という形で、この仕事が成立している限り・・・・・・・・・もっともな条件だろうからな・・・・・・・・・・・・・・・

SP21巻 ダラスの疑惑

統計解析射撃 ダラスの閃光

(脱出についてきかれて)

侵入が困難な守りの固い所ほど・・・・・・・・・脱出への備えは甘いものだ・・・・・・

SP22巻 地獄への回廊

スエズの東

”夜間飛行”(ヴォス・ド・ニュイ)・・・・・・・・・悪くない香水だ・・・・・・・・・・・・・・生まれて初めてつけたにしてはムードにも合っている・・・・・・・・・・・・・・・香水というものは使っているうちに個人の体臭と混り合って独特の匂いを作るものだ・・・・・・・・・ ところが、おまえにはそれがない・・・・・・・・・生のままの”夜間飛行”だ・・・・・・媚(こび)を売るはずの女が初めて香水をつけたとは、どういうことだ・・・・・・・・・?

(依頼人の作戦を聞いて)

射撃で、太陽を背にした時と、これを正面にした時とでは、標的に距離的な誤差が生じる・・・・・・・・・誤差というより、太陽を正面にした時は標的を近くに錯覚しやすいのだ・・・・・・ さらに、燃えたつ砂漠のかげろうは望遠照準(スコープサイト)に、標的をゆがめて映す・・・・・・・・・400メートル以上の遠距離となれば、なおさらの事だ・・・・・・・・・

(作戦の案内役を紹介されて)

案内役が女である事の説明はいらん・・・・・・・・・男であろうと女であろうと、案内役としての役目を果してくれればいい・・・・・・・・・

黒い肌の狙撃者

(依頼人に報酬の出所の説明をされて)

金を得る手段が金の本質を変えるとは思わない・・・・・・・・・おれはただ依頼の内容が納得できるものかどうかを・・・・・・・・・知りたいだけだ・・・・・・・・・

SP23巻 呪術の島

呪術(サングマ)の島

・・・・・・闇の中で身をさらしているほど・・・・・・自信家にはできていない・・・・・・!ただ、それだけのことだ・・・・・・

依頼者が敵でない、という保証は、どこにもないし・・・・・・・・・おれの仕事に、そんな定義は生まれはしないしな・・・・・・・・・

SP24巻 ヒドラ

曲線の男

(依頼人の弁解を聞いて)

おれにとって・・・・・・・・・依頼人がどんなタイプの人間か、ということは関係のないことだ・・・・・・・・・仕事の上で、おれの”約束事”を守ってくれれば、それでいい・・・・・・・・・

SP25巻 カルフォルニア軍団

レディ・ビッチ

見知らぬ女からバレーの入場券が送られてきたんだ・・・・・・・・・敵でないという保証は、自分で探すよりしかたがない・・・・・・・・・

SP28巻 死者の唄

ザ・スーパースター

(驚いた理由をきかれて)

おれが、うさぎ(ラビット)のように臆病だからだ・・・・・・・・・だが・・・・・・・・・臆病のせいでこうして生きている・・・・・・・・・

虎(タイガー)のような男は、その勇猛さのおかげで早死にすることになりかねない・・・・・・・・・強すぎるのは、弱すぎるのと同様に自分の命をちぢめるものだ・・・・・・・・・

SP29巻 女王陛下の憂鬱

女王陛下の憂鬱

(吊るされて)

女に打たせて おれに痛みのうえに 屈辱感を味わわせようというのか・・・・・・?一見紳士風、裏を返せばドラキュラ好みの・・・・・・アングロ・サクソンの考えそうなことだ・・・・・・・・・

スキャンダルの未払い金

(依頼人の罠をかわして)

思いつきだけで行動するのは・・・・・・愚か者のすることだ・・・・・・・・・それを得意げに話すのは、もっと愚か者のすることだ・・・・・・・・・

(裏切った依頼人の懐柔に応じずに)

あんたには、人間の欲について勘違いしているようだな・・・・・・・・・”自分を納得させる”ため、には、物欲を捨てると、いう”教え”もあるんだ・・・・・・・・・

(プロが感情に流されてはおしまい、と言われて)

それも違うな・・・・・・・・・”感情”と”規律”は本質的に違うものだ・・・・・・・・・

SP30巻 アサシン暗殺教団

アサシン暗殺教団

(依頼人の前にいきなり現れ、驚かせて)

イスラム教、イスマーイール派の秘密結社・アサシン団の本拠地に・・・・・・・・・正面切って入ってくるほど おれには度胸がない・・・・・・・・・たとえ、それが招待されたものであっても、な・・・・・・・・・

SP32巻 帝王の罠

帝王の罠

(散弾銃を持った依頼人に)

相手が何者であろうと、武器を持った人間を前にして話せるほど、おれは自信家じゃあない・・・・・・・・・散弾銃(ショットガン)のタマをぬいてもらおう・・・・・・・・・

SP33巻 戦艦ヨークシャーの反乱

チェック・メイト

(情報屋に脱出を促され)

ヌオールズはチェスの好きな男だ、と聞いている・・・・・・・・・そんな男の仕掛けた罠の中で・・・・・・・・・ヘタにもがいては、術中におちいるだけだ・・・・・・・・・なりゆきにまかせてみよう・・・・・・・・・

戦艦ヨークシャーの反乱

(助手を紹介されて)

このことが・・・・・・・・・依頼の条件につくのなら、この話はなかったことにしてもらおう・・・・・・・・・おれは、仕事に助手(アシスタント)が必要となれば自分で選ぶ・・・・・・・・・押し付けられた助手は、かえって足手まといになるだけだ・・・・・・・・・

SP34巻 殲滅

三匹の女豹

(女の殺し屋の攻撃をかわして)

仕事に移る時は・・・・・・・・・人間を”殺す”・・・・・・・・・なんて、考えないことだ・・・・・・・・・

”事(こと)”を処理する、と考えるだけでいい・・・・・・・・・でないと・・・・・・筋肉の”緊張”を、みる・・・・・・・・・

SP35巻 独裁者の晩餐

ピリオドの向こう

(依頼人の前にいきなり現れ、驚かせて)

依頼者に、ストレートに会うと・・・・・・・・・ときどきトラブルが起きる・・・・・・・・・依頼者がすべてこっちに好意を持っているとは限らないからな・・・・・・・・・

だから・・・・・・・・・あんたにひとりになってもらう時間を指定したまでだ・・・・・・・・・

SP38巻 鬼畜の宴

セクシー・タイガー

(標的の情婦を射殺して)

・・・・・・・・・この世界は、病的な用心深さと、それ以上の臆病さを持ちあわせている奴だけが、生き残れる資格を持っているのだ・・・・・・・・・

SP40巻 タッチ・ダウン

アメリカの異邦人

(標的の罠を見破って)

いろいろやってくれたが・・・・・・・・・資料(ファイル)は完全じゃなかったらしい・・・・・・・・・事故のケガによる身体マヒのことは、おれにもわからないが・・・・・・・・・”クスリ”によるマヒは、へたな医者よりおれはくわしい・・・・・・・・・

”策”を弄し過ぎたということだな女医(ドクター)リタ・・・・・・

蝶を射つ!!

(情報屋の裏切りを見抜いて)

おまえ・・・・・・・・プロの掟を知っているな?

奴は・・・・・・・・・アドルフはおれの動きも知っていた・・・・・・・・・プロは二重に仕事を引き受けないことだ・・・・・・・・・

SP41巻 シシリー島の墓標

アカプルコ −散華の夜(ファイヤー・ワーク)−

(元売春婦に話し掛けられて)

おれには・・・・・・・・・昔ばなしをする趣味はない・・・・・・・・・

(さらに付きまとわれて)

おんなとねる時は・・・・・・おれの方から相手を選ぶことにしている・・・・・・・・・出て行ってくれ・・・・・・・・・

シシリー島の墓標

(銃の出来を尋ねられて)

あの鍛冶屋・・・・・・・・・ただの鍛冶屋にしておくのは惜しい腕だよ・・・・・・・・・・

SP42巻 アイボリー・コネクション

波止場(マルセイユ)を我が手に

(標的を前にして)

その通り・・・・・・・・おまえたちの”仲”をたしかめた上で・・・・・・・・・依頼遂行!

SP48巻 ゼロの反撃

ビハインド・ザ・プレジデント

(依頼人が任務の説明後、場所を移動したゴルゴ13を見つけ、驚いたとき)

・・・・・・・・・暗い所で同じ場所にじっと立っていられるのは・・・・・・・・・そこにいるのが自分だけと確認できる時だけだ・・・・・・・・・

(依頼人が裏切ったことを確認して)

これで・・・・・・あんたも、ヘンリー・バーナードと同じように・・・・・・・・・俺を、裏切った事がはっきりしたわけだ・・・・・・・・・依頼者が俺を裏切った時・・・・・・俺がその決着をどうつけるかは、知っているな?・・・・・・・・・

SP51巻 毛沢東の遺言

モナリザの弾痕

(依頼人の贋作についての考えを聞いて)

おれは・・・・・・・・・真贋論議に何の関心もない・・・・・・用件に入ってくれ・・・・・・

(依頼人の絵を贋作と見破って)

・・・・・・おれには絵の真贋などはわからない・・・・・・しかし、人間の目の動きの真贋はわかるつもりだ・・・・・・・・・

SP53巻 崩壊 第四帝国 狼の巣

崩壊 第四帝国 狼の巣

(依頼内容を聞いて)

あんたもいったように・・・・・・俺にも浅からぬ因縁にある相手だ・・・・・・・・・いずれは決着をつけねばならない”相手”だ・・・・・・・・・

ズドロナス・マリヨ

(整形手術で作られた自分そっくりな人間を射殺して)

今後、二度と俺の複製品を創ったら、・・・・・・製造者も、必ず・・・・・・抹殺する・・・・・・!!

たとえ、それがどんな”理由”であろうとも・・・・・・だ!

SP54巻 穀物戦争 蟷螂の斧

リトル・ハバナ

(依頼を断って)

悪いが・・・・・・・・・話したように・・・・・・俺は、別な仕事を引き受けているのだ・・・・・・・・・両方の仕事はできない・・・・・・・・・

・・・・・・・・・あきらめてくれ・・・・・・・・・

穀物戦争 蟷螂の斧 汚れた金(ポリューテッド・ゴールド)

(南アフリカとソ連が手を組んでいることを憤慨する依頼人に)

国際政治の表舞台では犬猿の仲だが、貴金属の生産高1、2位の国同士・・・・・・国際市場を支配するために、手を握るのは当然・・・・・・・・・それが商売(あきない)というものじゃなかったか・・・・・・・・・

予期せぬ人々

(女性に言い寄られて)

”男”・・・・・・・・・なら、他をあたってくれ・・・・・・・・・少なくとも、”女と暮らしてもいい”と思ってる男をな・・・・・・・・・

SP55巻 EBONY EYES

サタデーナイト・スペシャル

(ゴルゴ13を消すのに失敗した男に)

”証人”は消せ・・・・・・殺人者の”鉄則”だ・・・・・・・・・

SP56巻 複合標的群

バンプ・ザ・ガリバー

(アメリカ人の日本人観を喋る依頼人に)

では・・・・・・・・・日本人はどうなるのだ?・・・・・・・・・アジア人同士は?・・・・・・・・・国境や人種を前提としている以上、”おなじ穴の貉(むじな)”・・・・・・だ。所詮、狭いところで寄り添って生きていく類(たぐい)の”人間”だ!・・・・・・・・・

SP57巻 河豚(フグ)の季節(とき)

河豚の季節

(依頼人が、標的の武器商人を説明しているとき)

・・・・・・・・・・紛争あるところに兵器あり・・・・・・・・・武器に国境はないからな!・・・・・・・・・・

ラスト・ループ

(脱出しようとする標的を前にして)

・・・・・・・・・証人喚問を恐れて逃亡・・・・・・・・・有罪(ギルティ)!

SP58巻 110度の狙点

110度の狙点

(標的のいる宮殿の見取り図面をもつ警備隊長に)

隣の部屋には、おまえの家族がいる・・・・・・・・・無理はしたくない・・・・・・・・・

テレパス

(任務失敗を咎める依頼人に)

・・・・・・・・・なんとでもいってくれ・・・・・・・・・契約を守れなかったんだ。カネは返す・・・・・・

SP59巻 マシン・カウボーイ

マシン・カウボーイ

(依頼の内容を聞いて)

・・・・・・・・・ひとの価値観をとやかくいう気持ちはない・・・・・・・・・俺にあるのは、仕事を引き受けるにあたっての・・・・・・・・・約束事だけだ・・・・・・・・・

ジーク・ハイル!!

(依頼人のレストランを見て)

・・・・・・・・・男の仕事場というのは、人柄がよく出るものだ・・・・・・・・・あんたが経営するこの店を見ていると・・・・・・・・・あんたが、律儀で、信念に生きる人間だということが、よくわかったよ・・・・・・

アルヘンチーノ・ティグレ(アルゼンチンの虎)

(なぜ驚かないのか、と言われて)

俺は・・・・・・この目で見たことしか、信用した事がない・・・・・・・・・

(椅子に座ることを勧められて)

すわらないのは、ただの習慣にすぎない・・・・・・・・・気にしないでくれ・・・・・・

SP60巻 プロキシー・ファイト

シンプソン走路

(標的の写真を依頼人にほうり投げて)

・・・・・・・・・大事な肉親の写真を粗末にはしたくないだろう・・・・・・・・・返しておこう・・・・・・・・・

SP63巻 ロックフォードの野望

ロックフォードの野望

(依頼を断って)

1件の依頼人は、つねに1人と決めている・・・・・・だがその1人だけの依頼に固定しようと・・・・・・・・・考えたことはない・・・・・・・・・

SP66巻 シーザーの眼

シーザーの眼

(依頼人に、なぜ背中合わせで会話するのかときかれ)

スコープを使えば・・・・・・ここは回りの建物から自由に狙撃できる・・・・・・・・・そこへ身をさらすほど俺は自信家じゃないだけだ・・・・・・

(依頼内容を聞いて)

断っておくが・・・・・・・・・依頼理由のウソも、依頼者の裏切りも・・・・・・・・・俺は許さない!

ロックフォードの野望 謀略の死角

(依頼人に、一流のプロと言われるようになる条件をきかれて)

・・・・・・10%の才能と20%の努力・・・・・・・・・そして、30%の臆病さ・・・・・・残る40%は”運”だろう・・・・・・な・・・・・・

SP70巻 ナイトメア

血統の掟

(裏切った依頼人に)

俺との契約、仕事内容は・・・・・・・・・俺と、あんたとしか知らないはずだな・・・・・・? 弁明があったら聞こう!・・・・・・・・・

SP73巻 ドラゴン・バードへの実験

ダイブto(トゥー)トリポリ

(助手を紹介されて)

それだけではないようだな・・・・・・バッグの留金がはずしてある・・・・・・

(敵の存在を知っていたのかときかれて)

知ってたわけじゃあない・・・・・・初対面のサムソンを百パーセント見方だとは信用してなかっただけの事だ・・・・・・

(爆破の方法をきかれて)

・・・・・・爆薬と狙撃銃があれば十分だ・・・・・・

SP77巻 ハリウッド・シンデレラ

ルート95

(標的に、自分を殺害せず左腕を撃った理由をきかれて)

・・・・・・”他の組織(シンジケート)に左利き(サウスポー)のジョーの腕をとられたくはない、始末してくれ”・・・・・・これが、依頼内容だ・・・・・・依頼に、”命を取れ”の言葉はなかった・・・・・・・・・

SP78巻 禍(わざわい)なす者

幻のジゼル

(標的の説明をする依頼人に)

・・・・・・脚を大切にするバレリーナが、ハイヒールを履くのか・・・・・・?

SP84巻 レバント・トライアングル

ロンサム・ジョージ

(日本人に偽装した標的に向かって)

国外に来ている本物の日本人記者なら、頭を下げると言う日本流の挨拶を、わざとらしくはしないものだ・・・・・・

SP85巻 イタリアン・コネクション

イタリアン・コネクション

(身分を偽る依頼人に)

本当のことを・・・・・・話してもらおう、か・・・・・・

(真の依頼理由を語る依頼人に)

わかった・・・・・・”話”に、うそはないようだ・・・・・・

SP87巻 未来への遺産

未来への遺産

(依頼を断って)

・・・・・・あんたが死ぬ時に、俺が生きている、という保証はない・・・・・・

SP88巻 飢餓おどる海

飢餓おどる海

(依頼人に)

言っておくが・・・・・・俺は、上着のボタンのかかっていない男の同席は・・・・・・許さない!

(任務に同行した少年に)

銃口を人に向ける時は・・・・・・引き金を引く時、だ・・・・・・

それに言っておくが・・・・・・銃を手にしている時は、絶対に俺の背後(うしろ)に立つな・・・・・・つい手が出てしまう・・・・・・お前を殺したくないんでな・・・・・・

東欧の激動・六日間革命

(標的である人物のビデオを見て)

体型は同じでも、文官と武官とでは その筋肉の動きがまったく違うものだ・・・・・・

SP90巻 200年の輪廻

200年の輪廻

(依頼人に)

・・・・・・俺は・・・・・・依頼人に、二度会う事は、好まない・・・・・・

(個人的事情を語る依頼人に)

・・・・・・・・・あんたが、なにを考えようが・・・・・・俺は、仕事の契約さえ、守ってくれれば、それでけっこうだ・・・・・・

ワシントン秘密工作 大統領はお元気?

(任務終了後、待っていた依頼人に)

・・・・・・俺は、依頼人と、二度会う事は好まない・・・・・・

SP91巻 黄色い害虫

ドイツはひとつ

(依頼人に)

あんたの依頼はわかった・・・・・・しかし、俺は、同時に複数の依頼は、受けない・・・・・・

SP92巻 東亜共同体

6月3日の死

(他の依頼を断るよう依頼する男に)

断る・・・・・・俺は”狙撃手(スナイパー)”だ・・・・・・狙撃(スナイプ)を請け負うのが、俺の仕事だ・・・・・・それ以外のコトを、引き受ける事は、ない!

SP93巻 クロスアングル

Kデー・カウントダウン

(依頼人の心配をよそに)

俺は・・・・・・仕事を引き受けると言ったが、スケジュール管理を頼んだ覚えはない・・・・・・

SP94巻 北の暗殺教官

北の暗殺教官

(ゴルゴ13の侵入を許したことを悔しがる標的に)

・・・・・・空に浮かんだ気球と違って、谷底から上昇してくる気球、それも黒い気球となると発見しにくいものだ・・・・・・気づかなかった事を悔やむ必要はない・・・・・・・・・運がなかっただけだ・・・・・・

(依頼遂行のため、ある武器を使った理由をきかれて)

・・・・・・ウデに自信のある二人が、いつまでも二人で、相手を待っている可能性はむしろ薄い・・・・・・・・・それだけのコトだ・・・・・・

誇り高き葡萄酒

(依頼人のワインの味をきかれて)

苦い・・・・・・誇りは気高いが、過剰になれば傲慢だ・・・・・・それは苦々しいだけだ・・・・・・

SP95巻 日・米コメ戦争

安全地帯の亡霊

(依頼人の話を話をさえぎり)

俺への依頼に、修飾はいらない・・・・・・必要な事実が伝わればいい・・・・・・

SP96巻 ノー・リレーション

ノー・リレーション

(依頼人の話を話をさえぎり)

ある機密とか、ある事件とか、あいまいな説明は、やめろ・・・・・・

SP99巻 最後の戦場

THE SILENT ARMY

(二人の依頼人に説明されて)

同時に用件を聞くほど、俺は器用じゃあない・・・・・・話すのは一人でいい・・・・・・

(依頼人に、ヒューマニズムと笑うかもしれないが、と言われて)

・・・・・・俺は与えられた条件の、技術的な範疇(はんちゅう)にしか、興味はない。・・・・・・条件は、それだけか・・・?

SP100巻 黄金の男(エル・ドラード)

黄金の男

(子供を誘拐された親に)

パコは、俺がとりもどしてくる! あんたは残れ・・・・・・あんたたちへの”恩返し”というんじゃない・・・・・・やつらには俺個人の貸しがあるんだ・・・・・・俺のけじめだ!

SP101巻 メディアコントロール

種子探索人(プラントハンター)

(植物園の説明をする依頼人に)

植物園の説明がいつまで続くのだ・・・・・・? その説明は依頼内容に関係あるのだろうな・・・・・・?

(依頼人に友人の救助を依頼され)

・・・・・・相手を間違えたようだ。俺の仕事内容に救助はない・・・・・・

カオスの帝国

(ミスシュートを依頼する依頼人に)

俺の評価に対する気遣い(きづかい)など無用だ・・・・・・・・・狙撃の目的は・・・・・・?

SP104巻 バイオニック・ソルジャー

バイオニック・ソルジャー

(ゴルゴ13が情報をもっていることに驚く依頼人に)

俺がなぜ、ハン・ミンの情報を持っているかは、あんたに関係のないことだ・・・・・・そのまま話を続けてもらおう・・・

黒い星

(飼い鳥を吹き矢で毒殺して)

アヒルの放し飼いは、単純な方法だが、有効な警報装置だ・・・・・・

呉越同舟

(依頼人に逃走経路を心配されて)

それから先の事は俺の仕事だ。心配してもらう必要はない! 質問に答えろ。

SP105巻 バスク・空白の依頼

北緯九十度のハッティ

(原子力潜水艦を守る依頼を受けて)

・・・・・・俺は、原潜には、なんの興味もない・・・・・・俺が引き受けるとすれば・・・・・・”対テロ”としての”仕事”だ。それが、結果的に原潜を守る事になったとしても、俺にはなんの関係もない事だ・・・・・・

神の眼力

(初めての依頼人に)

ところで・・・・・・俺への依頼の”約束事”は知っているな・・・・・・? 依頼者が、俺を罠にはめたり、裏切ったりした時は・・・・・・・・・

SP106巻 オフサイド・トラップ

オフサイド・トラップ

(依頼を他人に漏らした依頼人に)

うっかり他人に話してしまった。などという言い訳はしない事だ・・・・・・それも、りっぱに裏切りだ!

血液サンプルG

(看護師に)

間違っても・・・・・・俺に血液を腸チフス検査の目的以外に・・・・・・使わない事だ・・・・・・

(科学者に)

断っておくが・・・・・・・・・残った俺の血液は、焼却処分にする事だ・・・・・・くれぐれも・・・

SP107巻 力は我々にあり

力は我々にあり(南ア革命・アマンドラ・アウェトゥ)

(依頼人の昔話に)

俺は・・・・・・あんたの回想に付き合うために、ここへ来たつもりはない・・・・・・

(黒幕の消去を依頼していないと言う依頼人に対して)

あんたが、カベクとどんな関係だろうと俺には関わりのない事だ・・・・・・

SP108巻 白い皇軍

潮流激(たぎ)る南沙(ナンシャ)−G資金異聞−

(ゴルゴ13を巻き込んだ理由を訊こうとして)

お前が話さなければ、次の誰かに質問するだけだ・・・・・・役に立たない情報源(ソース)は・・・・・・処分する・・・・・・

SP109巻 五十年の孤独

五十年の孤独

(人間の救助を依頼されて)

救う?

(ユダヤ人の関係者に間違えられて)

・・・・・・俺には関係のない事だ・・・・・・俺は”救出者”じゃない・・・・・・俺は、その人に危害を加えようとする者を、排除するよう依頼されただけだ・・・救出者じゃない・・・

SP110巻 ジャパン・オリジナル

天使と悪魔の”腕”

(依頼人に握手を求められて)

”利き腕を”人にあずけるほど、俺は”自信家”じゃない・・・・・・だから握手という習慣も・・・・・・俺にはない。

(整形外科の名医に)

あんたに、噂通りのウデが・・・・・・本当にあるのかどうか、この”手”で確かめたい。

SP111巻 偽空座標X

偽空座標X

(「罠」を阻止できなかった依頼人たちに)

よし・・・・・・では・・・・・・極秘空域に関しての、すべてのフライトプランと、偵察衛星による捕捉データを、二十四時間以内に提出してもらおう。それが不可能なら・・・・・・今回の”依頼(コミッション)”の遂行は中止し、この依頼に関与したものすべてを、抹殺する・・・

36000分の1秒

(身の上を話す協力者に)

長話は無用だ。YESかNO、で答えろ!

(依頼人に)

・・・・・・カルロンテはフランス一厳重なサンテ刑務所の独房の中だ・・・・・・外からの射撃チャンスは、ない・・・・・・

黒い通信

(ゴルゴ13を「脅迫」する人物について、協力者に)

どうやら我々は、同じ鳥を見て、違う鳴き声を聞いているようだな・・・

SP112巻 死臭の聖者

死臭の聖者

(依頼人に)

・・・・・・俺に、”仕事”を依頼するのに大義名分はいらない・・・・・・依頼する本当の”理由”を、聞かせてくれればいい・・・・・・

SP113巻 殺人マニュアル

殺人マニュアル

(本業として動いているという理由で報酬を断る協力者に)

それはそれ これはこれだ・・・・・・ルールさえ守れば、何をしようと勝手だ・・・・・・じゃあ・・・・・・

SP114巻 病原体・レベル4

国王ゴードインの依頼

(日本の話をする依頼人に)

俺が何人か、推測するのは勝手だが・・・・・・俺の仕事の遂行能力とは関係あるまい・・・・・・本題に入ってもらおう・・・・・・

(依頼人の同席者に)

俺は・・・・・・未だかつて・・・・・・依頼者側が裏切らない限り・・・・・・依頼者との契約に反した事は・・・・・・一度もない!

SP116巻 ”E”工作

”E”工作

(依頼人の死後の依頼に)

・・・・・・捨てガネになってもいいのだな・・・・・・?

神の手(GOD HAND)

(協力者に)

プロのお前が可能だと思ったのなら・・・・・・後は、俺の責任という事だ。

・・・・・・世話になった・・・・・・

SP117巻 情報遊戯

情報遊戯

(ゴルゴ13を支配しようと交渉する男に)

俺は・・・・・・それがどんな権力だろうと、特定の相手を顧客゜に持つ気はない・・・・・・

(相手のリモコンスイッチを弾き飛ばして)

この場を逆転できる手段があったのなら、よけいな口を利いてないで行動する事だ・・・・・・

北海の煙突船

(依頼人に)

わかった・・・・・・だがそのバッカードを消しても、大企業は多国籍だ、癌細胞のように、転移するぞ・・・・・・

SP118巻 未明の標的

遺作

(依頼人を射殺したゴルゴ13が、依頼人の付き人に)

・・・・・・ボートが、流されていなかった・・・・・・湖に浮かぶボートといえど風で少しは流されるものだ・・・・・・それに・・・・・・レンズの光というものは自然の光じゃあない・・・・・・

老いた獅子

(任務に向かう途中、老人に)

こんな場所で同じ種類の人間が邂逅するのを、偶然と考えるほど、俺は楽天家じゃない・・・・・・

ならば・・・・・・なぜその引き金を引かない? 臆病者ほど、お喋りだと、いう事だ・・・・・・

SP119巻 白龍昇り立つ

臆病者に死を

(パートナーの爆弾処理隊員に)

・・・・・・手の動きに迷いも戸惑いもなかった・・・・・・見事な腕だ・・・・・・

SP120巻 偽りの星条旗

世紀末ハリウッド

(依頼内容を聞いて)

俺への依頼はその男のボディーガードの様だが、俺の仕事ではないようだ・・・・・・俺は基本的にボディーガードは引き受けない・・・・・・

(依頼人に)

・・・・・・プロならそう簡単には諦めない・・・・・・逆に、俺がいるのを知ったら、それ相応の準備をして、攻撃してくるはずだ・・・・・・

SP121巻 贋作工房

贋作工房

(再び依頼を行おうとする司祭に)

それ以上は言わないでいい・・・・・・ここから先は・・・・・・あんたの範疇ではない・・・・・・あんたが依頼を告げたら二度と神に仕える事が出来なくなるはずだ・・・・・・復讐という行為には資格が、いる・・・・・・あんたにはそれがない・・・・・・これは、俺の仕事に対するケジメの範疇に入るものだ・・・・・・

SP122巻 リスキー・ビジネス

リスキー・ビジネス

(ロケット発射時、過去の失敗例との共通点を見つけて)

二度の偶然はないっ!!

SP122巻 リスキー・ビジネス

アム・シャラーの砲身

(不十分な情報での依頼に)

・・・・・・引き受けるには、情報不足だな・・・・・・その超巨大砲が何者によって設計されたのか・・・・・・も、わかっていない・・・・・・

SP123巻 アンダーグラウンド オーバー・ザ・スカイ2

ミッション・イン・ヘル

(任務に同行しようとする協力者に)

あんたの命を預かった覚えはない・・・・・・

SP124巻 イングリッシュローズ

イングリッシュローズ

(植物の話を続ける依頼人に)

庭いじり(ガーデニング)の知識は・・・・・・用件のうち、か・・・・・・?

(現場を目撃した同業者を射殺して)

・・・・・・それにしてもこの男、彼が、俺の仕事の目撃者であるように、この男から見ても・・・・・・俺は、彼の仕事の”目撃者”だったはずだ・・・・・・それなのにこの男は、俺の始末をしようとはしなかった・・・・・・俺を同業者と見ての、油断なのか・・・・・・?

SP127巻 ティモールの蹉跌

シャッター

(依頼人の前に再び現れて)

依頼時の説明と違い・・・・・・ケンダルのスキーの腕はまるで、素人だった・・・・・・

依頼内容に偽りのある事を、俺は、許さない・・・・・・

SP128巻 演出国家

演出国家

(明日会うことになっている依頼人の前に現れて)

初対面の相手に、相手の知識もなく、直接会うほど、俺は自信家でもないし、陽気には出来ていないので、な・・・・・・

300万通の絵葉書

(前金でない仕事の依頼に)

その約束が履行されなかった場合、あんたらが俺を雇ってモグツを消させた事を全世界に公表すると共に、・・・・・・全員の命で埋め合わせてもらうが・・・・・・その覚悟はあるな・・・・・・?

(ゴルゴ13への依頼手段が機能しなくなり)

・・・・・・・・・アクシデントで、こんな事態になっているのか? それとも、何者かが俺の依頼ルートを潰そうとして故意に、何か仕掛けてきたのか? はっきりさせなくては・・・・・・

(ゴルゴ13の仕事を非難する人間に)

・・・・・・俺が、この国に来ない事で、この国の平和が維持されると考えるなら、原因と結果を取り違えている・・・・・・世界に俺がいるからテロが起こるのでは、ない。テロが起こるから、俺が、存在するのだ・・・・・・

(依頼手段を妨害した人間を射殺して)

俺に敵対する者・・・・・・裏切る者は俺の手でカタをつける! それが俺のルールだ・・・・・・

SP131巻 シャーロッキアン

シャーロッキアン

(過去の依頼を話す依頼人に)

覚えておく必要のない過去は、早く忘れる事だ・・・・・・

(依頼人に、非常階段を使ったことを尋ねられて)

・・・・・・このビルのエレベーターのドアは、シースルーになっているから、な・・・・・・こんなエレベーターで、五十階まで上って来るほど、俺の仕事は、”柔和”じゃない・・・・・・

両洋の狭間に

(依頼人の部下に)

・・・・・・俺は、依頼人が俺に隠し事をするのを、好まない・・・・・・

お前じゃなく、本当の依頼人であるあの男から、話を聞かせてもらおう・・・・・・

SP132巻 特権は諸刃の剣

特権は諸刃の剣

(依頼人に)

一つだけ確認しておくが、・・・・・・今の依頼内容に嘘偽りは、ないな・・・・・・?

(ゴルゴ13を尾行する人間に)

犯罪捜査を生業とするFBIと、非合法の諜報活動を生業とするCIAでは、自ずと眼付きや、身のこなしが、違ってくるものだ・・・・・・

(依頼人に)

俺が、一つの仕事でその依頼人に二度会うときは・・・・・・その理由を承知しているな、ハミルトン?

俺は、依頼人の嘘を、決して許さない・・・・・・

少女サラ

(変装を見破られた標的に、理由を訊かれて)

ホテルの従業員も調べないで部屋を取り、待っているほど、俺はのんびりとはしていない・・・・・・

SP133巻 黒い記憶

戦域ミサイル防衛 TMD幻影

(売春婦に)

娼婦は・・・・・・客を”男”だとは、思わない事だ・・・・・・

(依頼人に)

俺は、ただ・・・・・・依頼者が絶対的に求める、技量と、価値観を身につけるよう心がけているだけだ・・・・・・

総統の揺りかご

(依頼人に)

冷静になれ・・・・・・静かに話すのだ・・・・・・

(依頼人に)

俺の”仕事依頼”に必要なのは・・・・・・”真実”だ・・・・・・

(M16を構えて)

一、二、三、四、五・・・・・・・・・

直径三〇センチの換気扇の羽根が、一秒に二回転・・・・・・羽根の隙間は十度、外周部を狙った場合にブレット(弾頭)が占める幅は二度。

一二〇分の一秒の間に、厚さ五センチの羽根を直径一・二センチのブレットが通過し終えればいい。秒速七・五メートル以上の速度があれば狙撃が可能という事か・・・・・・

SP134巻 害虫戦争

高度7000メートル

(旅客機内で他の乗客に)

非常時に最も危険なのものは、危険そのものよりもそれを恐れる人間が起こす、パニックだ・・・・・・

危険は・・・・・・爆弾が仕掛けられている限り、機内に居ても、同じ事だ・・・・・・

それに、俺は犠牲になる気はない・・・・・・自分が生き抜くために、やるのだ・・・・・・

SP135巻 ダブル・ミーニング

ダブル・ミーニング

(依頼人に)

一介のCIA職員が俺への依頼料を苦もなく払えるとなればその素性が気になるのは当然だろう・・・・・・

それに俺は、依頼を引き受ける前に依頼人の事を調べるのが、常だ・・・・・・

1年半の蝶

(依頼人に)

俺は”狙撃に対しての条件”は受け付ける・・・・・・が、”依頼そのものに対しての条件”の申し込みは流儀じゃない、他をあたってもらおう・・・・・・

SP136巻 涙するイエス

涙するイエス

(ゴルゴ13を描いた絵について)

あれが、人目にふれないまま、伊東の死と共に焼失するなら願ってもないが・・・・・・そのような幸運をあてにするわけにもいくまい・・・・・・いつか折をみて動く必要がありそうだ・・・・・・

(依頼人に)

ただし・・・・・・狙撃の結果・・・・・・

あんたが期待するように事態が展開するかどうか、は俺にも保証できない・・・・・・が・・・・・・

(狙撃(スナイプ)の協力者に対して)

人は死なない・・・・・・(中略)

爆発物ではない だれも傷ついたりはしない・・・・・・約束しよう。

2000.2.29

(狙撃に協力するプログラマーに)

お前が本物のプログラマーなら、わずかな可能性でも探るはずだ・・・・・・

原子養殖

(依頼人たちに)

この時期に人種の違う五人が揃っての依頼(リクエスト)となれば・・・・・・依頼内容の想像はつく・・・・・・

SP137巻 カフカーズの群狼

生存確率0.13%

(罠を見破られ驚く数学者に)

・・・・・・お前の目は、死にゆく者の目ではなかった・・・・・・死に直面した者の目は・・・・・・なんとも言えない光を帯びる。その目を俺は何度も見て来た・・・・・・コンピュータも知らない、その目を・・・・・・

その目・・・・・・だ!

SP138巻 黄昏のカシミール

黄昏のカシミール

(真の依頼理由を説明しない依頼人に対して)

なぜ、・・・・・・依頼主であるインドの本音を説明しない・・・・・・?

(依頼人が、優秀な飛行機の操縦士を用意できないことを知って)

腕があっても無経験なパイロットに、命を預ける勇気は、俺にはない・・・・・・

(輸血しようとする医師に)

輸血は断る・・・・・・

饒舌(じょうぜつ)なコイン

(任務の協力者にスコープについて訊かれて)

予定された軌道から予定された場所を予定された速度で狙撃するのだ・・・・・・スコープは必要ない・・・・・・

フロリダ・チェイス

(仕事の協力者に)

どんな要塞にも・・・・・・構造上の弱点は必ずある・・・・・・

SP139巻 冥王の密約

冥王の密約

(ゴルゴ13の手当てをした医師に)

あんたの目的など俺には興味の無い事だが・・・・・・あんたは危険を冒して俺を救った・・・・・・

借りは返す・・・・・・俺に、出来る事があれば、いつでも呼んでくれ・・・・・

(医師が治療した傷跡を見て)

・・・・・・あれだけの道具で・・・・・・たいしたものだ、Dr.ノイマン・・・・・・

錆びた黄金

(依頼人に)

今が約束の時間だ・・・・・・そっちが早く来すぎたのだ・・・・・・

俺に連絡(コンタクト)をとった人物から、俺のルールを聞かなかったのか・・・・・・?

お前は南アを救うどころか、危機に陥れようと、している・・・・・・

もういい。お前は俺の依頼人になるには不適格だ・・・・・・

札束を積んだからといって、誰もが世界に手を出す資格があるわけではない・・・・・・

言ったはずだ・・・・・・札束と資格は・・・・・・別だ、とな・・・・・・ それに、殺人の目撃者となったお前が、このまま生きて帰れると・・・・・・思っているのか・・・・・・?

炎の証言

(過去の依頼人に)

・・・・・・あんたは俺に教祖の狙撃を依頼しながら、その実は、引火性催涙ガスを発火させる目的で狙撃させた。・・・・・・つまり、俺に偽りの依頼をしたという事だ・・・・・・これは、俺のルールに反する・・・・・・

フィアレス

(子供だってことに驚かないのかと、情報提供者に訊かれて)

ネットの中では、大人も子供も、男も女もないんじゃないか?

(ゴルゴ13を狙う男を撃って)

死の恐怖・・・・・・恐怖だけが我々を危険から遠ざけてくれる。

そうすれば生き残っていく事ができる・・・・・・俺は・・・そうしてきた・・・・・・

SP140巻 パンドラの柩

1億人の蠢(うごめ)き

(殺害目的を話す依頼人に)

演出効果は、俺の仕事では、ない・・・・・・

(標的を狙って)

覚悟の死、か・・・・・・

(依頼人に抗議されて)

それはあくまでも”結果”だろう。俺は、依頼された通りの仕事を終えた・・・・・・

SP141巻 ミステリーの女王・2

星条旗を撃つ

(依頼人に)

俺は、依頼に対して、全力を尽くして遂行する・・・・・・そして、その結果に生じるすべての責任を負うのも、俺のルールだ・・・・・・

SP142巻 イリスク浮上せよ

イリスク浮上せよ

(依頼人に)

SDCに入り、十二気圧に体を馴らし深海に潜る事は、生命維持装置を管理する他人に命を委ねる事だ。俺のルールにはない・・・・・・この仕事は断る・・・・・・

SP143巻 百人の毛沢東

百人の毛沢東

(任務の協力者に)

お前の役目は、・・・・・・決められた時間と場所に、俺を回収しに来れればそれでいいのだ・・・・・・

このミッションが成功するもしないも、お前の上官が、俺との約束を守れるかどうかにかかっている・・・・・・それ以外の心配は・・・・・・無用だ・・・・・・

(標的を射殺して)

・・・・・・時代を逆行させる事は、誰にも出来ない・・・・・・思い出は懐かしむだけにしておく事だ・・・・・・

シリコンアイランド

(依頼人に)

イカサマを仕掛ける奴は騙す相手を自分よりバカだ、と見下してかかるから・・・・・・相手が一枚上手のイカサマ師だと思わないものだ・・・・・・

イカサマをして手に入れた情報ならばこそ正しいと思い込むだろう・・・・・・何重にもセキュリティが掛けられている企業や、政府のコンピュータの最重要機密事項・・・・・・ハッキングによって得た情報は不法だからこそ、正しく思える・・・・・・

突然死の予兆

(エイズの治療法について説明する依頼人に)

俺には興味のない事だ・・・・・・本題に入ってもらおう。

(標的のボディガードを倒して)

・・・・・・うしろの守りを固めるのは、プロとしての鉄則だ・・・・・・それと、敵と遭遇したら迷わず引き金を引く、これも・・・・・・な。

SP144巻 神の耳・エシュロン

神の耳・エシュロン

(ゴルゴ13が依頼内容を予測していることに対して、驚く依頼人に)

依頼者の素性を探るのは・・・・・・俺の基本ルールだ・・・・・

SP145巻 ヨハネ伝第十一章十節

ヨハネ伝第十一章十節

(依頼人の修道女に)

・・・・・・力仕事だけは男の存在を認めると、いうわけか・・・・・・

・・・・・・宗教というのは、便利なものだな・・・・・・

殺人劇の夜

(依頼人に)

気にしなくていい・・・・・・仕事に忠実な男は信用できる・・・・・・

SP146巻 いにしえの法に拠りて

いにしえの法に拠りて

(依頼人に)

・・・・・・毛利元就の話をしたいのなら、お門違いだ・・・・・・本題に入ってもらおう

(仕事の協力者に)

もし、俺を拾ったら、余計な口は利かず、まっすぐ空港へ向かう・・・・・・と、いう契約だったはずだが・・・・・・?

ヴィレッジ・ジャック

(依頼人に)

依頼者の立場が・・・・・・世に正当と思われているかどうか、は、俺が仕事を受ける条件に、入ってはいない・・・・・・

ブーメランを持つ女

(任務の協力者に)

いや・・・・・・あんたは十分にやってくれた・・・・・・あとは俺がやる。操縦を交代しよう。あとは、俺にまかせろ。

(自分のことを「普通の生活なんてできない」、「異端の人間」という女に)

・・・・・・お前のような人間を・・・・・・俺は、もう一人、知っている・・・・・・

SP147巻 歪んだ車輪

バイルス・チェイス

(標的に)

オンライン上で、どれだけ固いセキュリティを誇っていても、だからこそ、そこで油断してオフラインの、現実世界での防御が甘くなる・・・・・・

三人の狙撃手(スナイパー)

(依頼人に)

・・・・・・容姿や言葉だけで俺を同胞と、判断するのは勝手だが、それは、日本人が持つ一番危険な、センスだな・・・・・・

・・・・・・どんな銃でもサバンナを100キロ以上のスピードで疾走してきて・・・・・・狙撃直前に、ゼロ・インをしないで仕事をする、そんな自信は、俺にはない・・・・・・

・・・・・・普通の世界なら未熟は恥じることでは無い・・・・・・だが、俺たちの世界では、未熟なものに、”いつか”は、決して訪れない・・・・・・

SP148巻 装甲兵SDR2

装甲兵SDR2

(アメリカの正義を主張する軍幹部に)

その”正義”とやらはお前たちだけの正義じゃないのか?

凍った炎

(偽りの依頼者に)

聞くが・・・・・・イザー・ハレル爺さんは、相変わらず、オレンジ作りに精出しているか・・・・・・?

SP149巻 激突!AK-100vsM-16

激突!AK-100vsM-16

(ロシアの自動小銃開発者に、M-16を使う理由を訊かれて)

俺は・・・・・・"一人の軍隊"だ。

SP150巻 宴の終焉

宴の終焉(しゅうえん)

(依頼人に情報源を訊かれて)

・・・・・・俺が、情報ソースを漏らすと思うか?

未来予測射撃

(依頼を断って)

・・・・・・あんたがどんな人生を送って来たか・・・・・・俺には興味がない・・・・・・俺が依頼の中で知りたいのは、その依頼内容が、俺の仕事として納得できるかどうか、だ・・・・・・ボディーガードなら他を当たってくれ・・・・・・

SP151巻 ユビキタスの迷路

最後の酒

(協力者に)

約?・・・・・・

情報は紛れ、錯綜するものだ・・・・・・だが、そのリスクを想定し、ダメージを最小限にするために、フォローするのがプロだ・・・・・・

俺は、仕事に入る前・・・・・・それが情報不足だと思った時にはその道のプロを雇う・・・・・・そして雇う時には相手を選ぶ・・・・・・選んだ相手が俺を裏切らない限り、相手の調査を信じて行動するしかないと思っている・・・・・・

1インチの錯覚

(錯視によるトリックを回避して)

目が、あざむくのなら・・・・・・はっきり見るのをやめればいい・・・・・・

SP152巻 真のベルリン市民

真のベルリン市民

依頼人とその紹介者に

では・・・・・・依頼人と二人だけにしてくれ・・・・・・

別冊156巻

勇者が勝利する

(ゴルゴ13が依頼人に)

悪いが・・・・・・その依頼は受けられない・・・・・・

依頼を受けられない事情を説明する義務は、ない・・・・・・話は終わりだ。

別冊157巻

一射一生

(協力者に)

俺は・・・・・・師事する人間を間違えた事は、ない・・・・・・ だから・・・・・・今日まで生き延びてこられた。

俺は、自分の技量を、確認したいのだ!

あんたはカネをとらないと言うが・・・・・・善意に甘えるほど危険なものはない、とも、俺は学習している・・・・・・

ラストグレートゲーム

(瀕死のゴルゴ13を助けた人間に)

だが・・・・・・知りすぎている奴は・・・・・・どんな組織にも、邪魔者だ・・・・・・

助けられた命を、ここで捨てたくはない・・・・・・

別冊158巻

万能ベクター・VOGUE(ヴォーグ)

(偽りの理由で依頼をした人間に)

だが・・・・・・”依頼内容”にうそがあったな?

なら、どうして、その本音を言って依頼しなかった・・・・・・? 俺のルールは知っていたはずだ・・・・・・

別冊159巻

再発ギランバレー症候群

(依頼人に)

・・・・・・俺への依頼に、余計な修飾はいらない・・・・・・要点だけを話してくれ。

極寒の大地

(依頼人に)

用件に入ってくれ。

(協力者に)

後は・・・・・・俺の仕事だ!

別冊160巻

町が死にゆく時

(ゴルゴ13を襲撃した男に)

俺には、関係の無い話だ・・・・・・だが、俺に牙をむいてくる奴を・・・・・・俺は許さない・・・・・・

別冊161巻

エアポート・アイランド

(依頼人の部下に)

・・・・・・任務は遂行した・・・・・・依頼人に用もなく二度会う事は、俺のルールに無い、と、ルービンに伝えてくれ・・・・・・

俺のことを調べて、どうするんだ・・・・・・?

プロならばまず最初に自らの退路を確保する・・・・・・

コルタン狂想曲

(協力者に)

俺の指示する以外の詮索は無用だ・・・・・・

別冊162巻

氷上の砦(とりで)

(依頼人に)

俺には関係のない事だ・・・・・・

俺には国籍も人種のしがらみも無関係だから、な・・・・・・

依頼を引き受けた限りそれから先は、俺の仕事だ・・・・・・

カメレオン部隊

(依頼人に)

排除とは・・・・・・”殺害”と、とらえていいのだろう?

俺の指示通りに、動いてもらえばいい・・・

失敗が不安なら・・・・・・依頼を取り消すか・・・・・・?

別冊163巻

鶏は血を流す

(傭兵を志願する青年に)

・・・・・・男なんてのは、自分が一番良いと思う事をやるしかないんだ・・・・・・たとえそれが、他人から見て、どう映っていようと・・・・・・な。

そして、一度決めたら状況がどうなろうと信じるしかない・・・・・・

ダーティー・ウイング

(時間がないという依頼人に)

急ぎの訳も知らずに、他人の懐に飛び込む気はない・・・・・・

(依頼人に)

・・・・・・俺は、依頼された標的を狙撃する事に全力をつくすだけだが・・・依頼者がキャンセルするなら、この仕事はやめよう・・・・・・

別冊166巻

BEHOLDER(ビホルダー)

(依頼人が持参した資料を焼却して)

”壁に耳あり障子に目あり”・・・・・・日本の諺だ・・・・・・

別冊167巻

北京の蝶

(依頼人に)

俺はまだ、引き受けるとは一言も言ってはいない・・・・・・・

どの依頼を受けるかは、俺自身が決める・・・・・・たとえあんたがアメリカの全権を担った、代表者だとしても、な・・・・・・

俺からイエスの答えを引き出す前に・・・・・・その空母の事をすべて、隠さずに話してもらおうか・・・・・・すべて、な!

世界的大流行(パンデミック)

(依頼人に)

依頼場所に来る手段は、自分で決めるのが、俺のルールだ・・・・・・

修飾語はいい・・・・・・要点を言ってくれ。

だが・・・・・・”黒い猫も白い猫も、鼠を捕る猫が良い猫”という、言葉がある・・・・・・

別冊168巻

オリガルヒの報復

(依頼人に)

依頼を受けるかどうか、は・・・・・・作戦の妥当性を検討した上で回答しよう。

(協力者に)

三流のパイロットに依頼した、と聞いた覚えはないが・・・・・・

至近狙撃

(依頼人に)

義憤により動いている・・・・・・とでも、言いたいのか?

別冊169巻

ダルフールの悪夢

(握手しようとする協力者に)

手を出さないのは・・・・・・俺は、人に利き腕を預けるほど自信家じゃない、と言うだけの事だ・・・・・・

(依頼人に)

条件、というにしては曖昧だ・・・・・・復讐たるにふさわしいかどうかは、主観の問題になる・・・・・・

(協力者に)

お前に、どんな過去があろうと俺には関係はない・・・・・・ただ、今回のミッションが、トップシークレットだという事を忘れない事だ! すべて忘れろ。

別冊170巻

人形の家

(通信社の記者に)

偶然だろうが、必然だろうが、同じ人間を二度も目撃していながら、調べもせず放っておけるなど、俺は、大胆な神経を、持ち合わせてはいない・・・・・・

それを、お前が知る必要はない・・・・・・

リプレイ

(依頼人に)

”エレガントな狙撃(スナイプ)”が依頼の一部なら・・・・・・しかるべく努めよう・・・・・・

(任務の協力者に)

お前はもういい、行ってくれ・・・・・・すべてを忘れてな・・・・・・

(依頼人に)

わかっているだろうが・・・・・・他言は一切許さん。もし、この契約をあんたが他人に話したら、あんたの命もないものと、思え・・・・・・

(過去の依頼人のことを考えながら)

彼は、契約を守った・・・・・・と、いう事だ

と、すれば・・・・・・俺もそれに、応えなくてはなるまい・・・・・・

別冊171巻

赤い五月の使命

(依頼人に)

余計な修飾語はやめて、簡単に状況を説明しろ・・・・・・

ボリバルU世暗殺計画

(依頼人に)

昔話はそれくらいにして、そろそろ本題に入ってもらおう・・・・・・

俺は、ボディガードは引き受けない事にしている・・・・・・

別冊172巻

双龍狙撃指令

(AQUA FISHで)

お前の知識と経歴は、調査済みだ・・・・・・答えてくれ・・・・・・

(任務の協力者に)

その無茶を、実現するのがお前の仕事だ・・・・・・頼んだぞ・・・・・・

別冊172巻

TATTOO・刺青

(ジャーナリストに)

ここで見た事は、すべて忘れる事だ・・・・・・万一他言すれば、お前は拾った命を捨てる事になる・・・・・・

別冊173巻

東ドイツの残骸

(依頼人に)

俺は、初めて会う相手に"利き腕"を預けるほど、自信家じゃない・・・・・・用件を聞こうか?

ゆっくりだ、ゆっくり出せ。

俺への、今回の連絡方法をどうやって知った・・・・・・? 正確に聞かせろ・・・・・・

・・・・・・ファイルには"G"は依頼人のウソを絶対に許さないし、自分の存在が脅かされる状況も許さない、と書いてなかったか・・・・・・?

極東の凶行

(任務の協力者に)

よけいな心配をしなくていい。お前の仕事は俺の依頼した通りに、俺を送り込めばいいのだ・・・・・・また、俺はそれだけの料金しか払っていない・・・・・・

別冊174巻

燃える氷塊

(依頼人に)

俺は、狙撃手(スナイパー)で、"救出"というミッションを受けるつもりはない・・・・・・

(協力者に)

俺のやる事は、すべてお前の記憶から消し去る、そういう契約を、命を懸けて俺とした事を忘れるな・・・・・・

歴史の底に眠れ

(依頼人に、狙撃の方法に言及されて)

そのあたりは俺が判断する事だ・・・・・・

別冊175巻

デリート・G Gの消去

(CIA職員に)

俺は・・・・・・俺に対して敵対行為をとってくる者は容赦をしない・・・・・・

俺の事についてだいぶ調べたようだが・・・・・・気をつける事だ・・・・・・

別冊176巻

アナライズ・ウクライナ

(依頼人に)

悪いが・・・・・・この話は聞かなかった事にする・・・・・・

俺が部屋を出て行くまで、手を膝の上に置いたまま、そこを動くな・・・・・・

答える必要はない、今の話は俺の中ではすでに、存在していない・・・・・・

前置きはいい、用件を聞こうか。

復活・羅刹鳥(らせつちょう)

(懐から資料を出そうとする依頼人に)

・・・・・・ゆっくり出せ・・・・・・

死を呼ぶ汽笛

(依頼人に)

俺への依頼方法を、お前はどうやって知った・・・・・・?

・・・・・・なぜ俺に依頼する?

別冊177巻

極北のテロル

(写真を取り出そうとする依頼人に)

ゆっくりだ・・・・・・ゆっくりと出せ・・・・・・

(質問をする依頼人に)

質問はいい・・・・・・俺の頼んだ事をやってくれればそれでいい。

愚か者の銃

(ゴルゴ13の標的(?)に)

俺にとって、銃は"仕事"を完了させるための道具に過ぎない・・・・・・

銃を持った者同士に、相互理解など存在しない・・・・・・その瞬間から闘いあるのみだ。

別冊178巻

ノストーラの予言匣(よげんばこ)

(狙撃後、依頼人に)

(略)敵の作戦は終わっちゃいない、と、いう事は俺の仕事も完了してはいないという事だ・・・・・・

(再狙撃後、依頼人に)

これで俺の仕事は、終わったようだ・・・・・・

ハインリッヒの法則

(依頼人に)

わかった・・・・・・だが、お前を裁く訳ではない・・・・・・俺には・・・・・・そんな趣味はないのでな・・・・・・

別冊179巻

不可能侵入

(任務の協力者に)

それだけの報酬は、渡してあるはずだが・・・

不満なのか?

俺の質問だけに答えろ。

・・・・・・それはお前の考える事ではない・・・・・・

それは、依頼主の望みではない・・・・・・

(任務の協力者に)

調達してもらいたい物がある。

頼む・・・・・・

以上・・・・・・

(任務の協力者に)

本気だ・・・・・・

今も言ったが・・・・・・本気だ。

(潜入した施設の責任者に)

命をかけて(略)ここへ潜入した俺の行動を、ただのおどしとは思うなよ。

欲望の輪廻転生

(依頼人に)

依頼の偽りを確認した・・・・・・

許された命

(依頼人に)

あんたにとって・・・・・・それは・・・・・・意味があるのか? 死者は帰っては来まい・・・・・・

俺はあくまでも、この仕事に裏がないか確認したいだけだ。それが俺の・・・・・・仕事の流儀だ・・・・・・

他の生命を、危険に巻き込む事になる・・・・・・それは俺の流儀ではない。俺は俺の流儀で仕事をする。それは、了解済みのはずだ・・・・・・

別冊No.180

魑魅魍魎の井戸

(テロリストに誘拐されたオイルマンに)

紛争国に参入する石油メジャーは、シビアな利害、産出国のエゴと大国のエゴが絡み合う中で暗躍している・・・・・・枝葉よりも、森を見た方がいい・・・・・・

(真実を話さない依頼人に)

一番肝心な説明がされていない・・・・・・なぜ俺に依頼までして、日本人を助ける?

この話は断る。

アジ・ダハーカの羽

(依頼人に)

俺は、アータルなどではないがやってみよう・・・・・・

別冊No.181

誰がそれを成し得たのか

(名前を訊かれて)

トウゴウだ・・・・・・

(射撃体勢中に)

気が散る、静かにしろ。

(依頼人(?)に)

俺には俺の都合があったから、この依頼を引き受けたのだ・・・・・・それだけの事だ・・・・・・

別冊No.182

アレーナ・ディ・ヴェローナ

(依頼人に)

かまわない(アインフェアシュタンデン)・・・・・・

甦る潜像

(依頼人に)

仕事の難易度は俺の依頼受理の判断の基準には入らない・・・・・・

ギザの醜聞(スキャンダル)

(依頼人に)

用件を・・・・・・聞こうか・・・・・・

・・・・・・そろそろ用件を言ってもらおうか。・

完璧な警備など、この世には存在しないと、いう事だ・・・・・

別冊No.183

高度1万メートルのエピデミック

(依頼人に)

俺にとっても……未知の領域だ。

未知の領域という事だ……

未知の領域だ……

獣の爪を折れ

(依頼人に)

依頼内容の可否は俺自身が判断する事だ……

そんな事は、俺には関係の無い事だ……俺は与えられた条件の中で、依頼人のリクエストに……確実に答えられるよう、努力するだけだ……

死への階(きざはし)

(依頼人に)

俺の仕事ではなさそうだ……

()