注 目 交流戦最終戦DeNAが競り勝つ

【W杯】道頓堀には14人がダイブ「勝っても負けても飛び込もうと…」

2014年6月26日6時0分  スポーツ報知
  • 道頓堀にやけっぱちのダイブをするサポーターら

 サッカーW杯ブラジル大会で25日朝、日本がコロンビアに敗れて1次リーグ敗退が決まると、列島は落胆に包まれた。大阪・道頓堀川に架かる戎(えびす)橋では若者らが次々とやけっぱちのダイブ。東京・千代田区の丸ビルでは、出勤前のサラリーマンが人目をはばからず号泣する一幕もあった。一方、ブラジルの空港では試合後に日本人サポーターらが疲労感を漂わせながら、一夜を明かした。

 大阪・ミナミの繁華街では、試合後、早朝から悲しみの“道頓堀ダイブ”が繰り広げられた。

 コロンビア戦終了後、大阪市中央区の道頓堀川に架かる戎橋の上に、付近のスポーツバーなどで応援していたサポーターらが続々と集合。午前7時20分ごろ、東大阪市の男子大学生(20)が「ニッポン! ニッポン!」と叫びながらパンツ一丁で飛び込むと、それに続けと日本代表ユニホーム姿の男性など、1時間弱で合計14人がダイブした。

 先陣を切った男子大学生は「勝っても負けても飛び込もうと決めてました。日本は負けたけど、気持ち的には負けてないんで」としたり顔。だが、周囲からの拍手は、まばらで盛り上がりはイマイチだった。

 周辺を警戒していた大阪府警によると、大きなトラブルはなかった。阪神の優勝時などにファンが飛び込むことで有名な戎橋だが、この日ばかりは、にぎやかさは見られなかった。

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