バロテッリ、批判に反論 「オレはイタリア人だ!」

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イタリア代表FWマリオ・バロテッリが25日、自身に対する批判に反論した。イタリア代表として全力を尽くしたと主張し、ワールドカップ(W杯)敗退の責任が自分だけにあるという声に納得がいかないとしている。

ウルグアイに敗れ、2大会連続でグループステージ敗退となったイタリア。チェーザレ・プランデッリ監督やイタリアサッカー連盟会長が辞任するなど、カルチョの国は大きな混乱にある。

戦犯の一人とされているのが、初戦のイングランド戦こそ決勝点を挙げたものの、コスタリカ戦で決定機を逃したバロテッリだ。ウルグアイ戦では前半から苛立ちを見せてイエローカードをもらい、ハーフタイムにプランデッリ監督に交代を命じられている。

試合後にはチームの重鎮、GKジャンルイジ・ブッフォンとMFダニエレ・デ・ロッシが若手を批判しており、これはバロテッリに対するメッセージだと見られている。

一部のイタリアサポーターはバロテッリを厳しく糾弾しており、中には「お前はイタリア人じゃない」と批判する者も。だが、バロテッリはそのサポーターのビデオ動画を自らの『インスタグラム』に掲載しつつ、次のように主張している。

「僕はマリオ・バロテッリだ。23歳。イタリア人であることを選んではいない。イタリア人であることを強く望んだ。イタリアで生まれ、イタリアで育ったからだ。このW杯をすごく大切に思っていた。悲しいし、自分に怒っており、落胆している」

「コスタリカ戦でゴールを決められたかもしれないのは確かだ。君らは正しい。で? それで何が問題だ? 君たちみんなが言いたいのはそれなのかい?」

「今回は、僕だけの責任にはしてほしくない。バロテッリは代表のために全力を尽くし、(気迫の面では)何も間違えなかったのだから。ほかの言い訳を探してくれ。バロテッリの意識はしっかりしている。顔を上げ、前よりも強くなって進む用意があるのだから」

「僕は君たちの国のために全力を尽くし、それを誇っている。もしくは、君らの言うとおり、僕はイタリア人じゃないのだろう。アフリカ人なら兄弟に責任を押しつけることはない。決してね。この点で、君らが言う『黒人たち』は、何光年も先をいっているんだ。恥ずべきは、ゴールを外したり、より多く走ったか走らなかったではない。こういうことこそ、恥ずべきだ。本物のイタリア人たち、そうだろう?」



(C)Goal.com

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