世界中のサイバーアタックをリアルタイムで

インターネットセキュリティちゃんとしていますか?

ハッキングは他人ごとじゃないですよ。

今この瞬間も世界中で終わることなくサイバーアタックが行われています。

政府レベルでの破壊やデータを盗むことを目的としたのもあれば、個人がただ腕試しやゲームをやってるつもりのようなものまで様々です。

アメリカのサイバーインテリジェンス系の企業The Norse Corporationがどれだけインターネットがリスクに晒されているか、狙われているかを人々に知って危機感を持ってもらえるように、

世界中で一体どれだけサイバーアタックが行われているをリアルタイムで描写するマップを公開しました。

einscyber 世界中のサイバーアタックをリアルタイムで

Live Cyber Attack Map

まずサイトデザインがカッコいいですね。
そのまま映画とかで使われてそうなレベルです。

NORSEは世界40カ国で約150ほどのデータセンターを使い、日々130テラバイト以上の情報を処理してサイバーアタックの情報を入手しています。
それらのデータの多くはNORSEが管理する800万以上のハニーポットからであり、そこに(銀行ATMやコーポレートメールなど)6000以上エミュレートプログラムによってサイバーアタックを監視しています。

ハニーポット
コンピュータセキュリティ用語としては、不正アクセスを受けることに価値を持つシステムのことを指す。元来は「蜜(の詰まった)壷」の意味で、何らかの有益そうな情報や資源がありそうな場所を用意して、それにつられた者を観察したり、肝心な部分で被害を出さないために目を逸らせたり、コンピュータ・フォレンジックスを行うための証拠を集めたりする、一種の囮手法に使われる。手法そのものをハニーポットと呼ぶこともある。wiki

 

実はこのマップに描写されてるサイバーアタックは実際の1%程度です!

だって全てを描写しようとするとアタックが多すぎてマップが見れなくなりますから。

マップを見始めるとアメリカ、ヨーロッパ、中国の3つの地域が物凄い勢いで攻撃しあっています。

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これはそのまんま現代世界の有力国同士のサイバー空間での戦争ですね。

核を超える脅威 世界サイバー戦争  見えない軍拡が始まった 世界中のサイバーアタックをリアルタイムで
 

マップの右下のボックス見ればアタック方法が見れますが、見てわかる通り、サイバーアタックの大半はネットワークの脆弱性を突くように作られた時代遅れの自動化されたbotです。

そして殆どのアタックは単発でマップ上では細い引っかき傷の様に見えるものばかりですが、定期的に中国から大規模な一斉攻撃がアメリカに対して行われたりします。

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ちなみに中国には中国人民解放軍総参謀部第三部二局、通称61398部隊というサイバー戦部隊があります。

 

今のところサイバーアタックは小規模のものばかりで国家などを脅かす規模までには至っていません。

しかしクラッカーによって既に12億ものEメールアドレスが盗まれたりもしています。
クレジットカードの番号の漏洩や不正利用も毎日数え切れないほど起きています。

NORSEはまずネット上のパスワードを複雑なものにすることからインターネットセキュリティが始まると教えてくれています。
それだけでサイバーアタックの大半を占める単純な自動化されたbotからの情報漏洩のリスクが大幅に減ります。

だって未だパスワードで「12345」を使っている人が大勢いるのですから。

そしてソフトウェアのアップデートしたり、セキュリティソフトをちゃんと利用しましょうね。

ネット上で流失してからでは何もかも手遅れですよ!

ウイルス対策
 世界中のサイバーアタックをリアルタイムで

クラッキング?ハッキング?って人には、こちらのマンガがオススメ♪
ハッカーとクラッカーの戦いが描かれています! めっちゃ面白いですよ。

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