研究テーマ
ナショナリズムと知識人
主な大学院担当科目
平和構築研究演習、平和構築研究特論III、研究論文指導
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受験生・学生へのメッセージ
東アジアの近代は、いわゆるウェスタンインパクトから始まったと考えてよいわけですが、その後の展開には、様々なパターンが成立すると同時に、そのパターンの間で深刻な矛盾が生じるようになりました。非ヨーロッパの地域研究においては、そのような歴史の重みを感覚しないわけにはいきません。特に日本、朝鮮、中国(台湾も含む)の間の戦争や植民地過程を通じた歴史的な「痛み」に分け入る能力が必要になる所以です。
主な著書・論文
『冷戦文化論』(双風舎・2005年)
『日中一〇〇年史 二つの近代を問い直す』(光文社・2006年)
『台湾における脱植民地化と祖国化—二.二八事件前後の文学運動から』(明石書店・2007年)
『台湾ナショナリズム』(講談社・2010年)
『魯迅と毛沢東』(以文社・2010年)