アトランティックのある水景 その2
ATLANTIKユーザー様の最新情報
■過去記事 アトランティックのある水景
どんなに優れたスペックを持つLEDライトでも実際に使ってみないと判りません。
相手は多種多様の性質を持つサンゴです。 机上の空論という言葉があるように、設計通りに応えてくれる
とも限りません。
最近よく質問される事といえば、そのほとんどが「スペクトルについて」ではなく、色揚がりについてです。
そうなんです。 スペクトルという難しい話は置いといて、お客様が望んでいるのは実際にどこまで成長し
色揚げする事が出来るかが重要なのです。 しかも長期継続的に…です。
製品のスペックについてはここである程度説明させて頂いておりますので、今後は弊社で行う実験の様子
やユーザー様からの情報をお届けしようと思っています。
先ずは海外から最新情報お届けします。
Mr. Pieter. van Suijlekom (オランダ)
Peter’s Fish Tank –Four Masters (カナダ)
マサホッシーさん (東京都)
如何でしょうか?
これらの画像を見てふと感じたことがあります。 それは皆さん一様にアトランティックを少し高めに設置
されています。 日本でLEDライト(アトランティック以外にも)を使われている方の多くは水面近くに設置
されている方をよく見かけます。 (あ、スポット系はまた別です。)
LEDライトを使う上で意外と重要なポイントだったりするんですよね~。
複数の異なる波長の素子を搭載しているわけですからあまり近づけすぎると偏った波長の受光になりが
ちです。 LEDライトの設計者は全ての素子が程良くブレンドされる事を念頭に置いて配置や配色を考え
ているので近づけ過ぎは禁物です。
例え照度を抑え目にしても結果は同じですのでご注意を…。
サンゴにとって必要な波長が揃っていれば、照度はさほど気にしなくても良いというのが私の持論です。
逆に強すぎると障害になり易いですし褐虫藻が色抜けすることもあります。
照明を高くすることで水槽からハミ出る光漏れ対策にはキャノピーがオススメです。
内側に反射板などを付けるとより効果的です。
あっ!これ商品化しよう~~~っと!