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皆さん、こんにちは ! 今回は、Windows Defender Offline の概要について解説します。あまり馴染みのないソフトウェアであり、使う場面が無い方が望ましいソフトウェアですが、自分のコンピューターがマルウェアに感染した際や友人や家族のコンピューターが感染した際の手助けにも使用できますので、内容を把握し事前準備しておくと良いと思います。ぜひ、ご一読ください。
Windows Defender Offline は、CD/DVD/USB などのメディアから起動を行い、マルウェアやルートキットが存在するかどうかのスキャン、および、除去を行うことが可能なソフトウェアです。Microsoft Security Essentials (MSE) や Windows 8 / Windows 8.1 に搭載されている Windows Defender などの一般的なマルウェア対策ソフトは、Windows などの OS 上で動作しますが、この Windows Defender Offline は、メディアからコンピューターを起動することで、Windows 上からは確認できなくなっているルートキットなどの対処を行うことが可能です。なお、エンジンや定義ファイルは、MSE などのマイクロソフトの他のマルウェア対策ソフトと同等のものが使用されます。
注意 : Windows Defender Offline のダウンロードやメディアの作成は、マルウェアに感染していないコンピューターで実行してください。これは、マルウェアによっては、メディアの作成が正常に行えない場合があるためです。
なお、Windows Defender Offline の画面や操作は、MSE や Windows Defender とほぼ同じですので、操作方法については割愛させていただきます。操作についての不明点は、「Windows Defender を使用する」を参照してください。
メディアの作成時にエラーが発生した場合や、メディアの起動が正常に行えない場合は、「Windows Defender Offline: FAQ」に情報がありますので、参照するようお願いいたします。
マルウェアの感染の疑いがある場合、または、Windows Defender の使用時にルートキットが見つかり除去できないような場合にお試しください。
なお、日々進化するマルウェアからコンピューターを守り、コンピューターをより安全に使用するためにも下記 3 つを必ず実施するようお願いいたします。