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業者「市長に現金隠して渡した」 岐阜
6月26日 13時39分

岐阜県美濃加茂市の市長が、市議会議員だった去年、浄水設備の導入を巡って、便宜を図る見返りに名古屋市の業者から現金を受け取ったとして逮捕された事件で、贈賄側の業者が、調べに対し「現金は封筒に入れてパンフレットに隠して渡した」と供述していることが、警察への取材で分かりました。
市長は、容疑を否認しているということです。

岐阜県美濃加茂市の浄水設備の導入を巡って、市長の藤井浩人容疑者(29)が、受託収賄などの疑いで逮捕された事件では、名古屋市の業者「水源」の社長、中林正善容疑者(43)が、現金30万円の賄賂を贈ったとして、24日、贈賄の疑いで逮捕されました。
警察によりますと、中林社長は容疑を認めたうえで、現金を渡したとする状況について、「現金を封筒に入れて浄水設備のパンフレットに隠し飲食店で渡した」と供述しているということです。
これに対し、25日夜、藤井市長に接見した弁護団が名古屋市内で記者会見し、市長が「現金は絶対に受け取っていない。身の潔白を証明したい」と主張していると話しました。
また、市長は、飲食店でパンフレットを受け取ったことは認めているものの、「現金の入った封筒はなかった。絶対に現金は受け取っていない」と主張したほか、「現金を渡そうというそぶりもなかったし、ほかに同席者もいた」と反論しているということです。

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