サイバーリンク、3,980円のHEVC対応ファイル変換ソフト「MediaEspresso 7」

　サイバーリンクは、HEVC/H.265に対応した動画/写真/音楽ファイル変換ソフト「MediaEspresso 7」を6月25日に発売した。ダウンロード販売のみで、価格は通常版が3,980円、アップグレード版が1,890円。対応OSはWindows XP/Vista/7/8/8.1。

　MediaEspresso 7は、動画や画像、音楽ファイルを、iPhone/iPadやAndoroidスマートフォン、タブレットなどのモバイル機器、PlayStation 4やPlayStation Vitaなどのゲーム機に合わせて最適なフォーマット/サイズに変換できるPCソフト。

　新たにHEVC/H.265に対応し、動画ファイルを従来よりも高圧縮して変換可能。1080/24pのファイルで、MPEG-4 AVC/H.264と比較して約32%ファイルサイズを小さくできるという。また、HEVC形式から他のフォーマットへの変換もできる。

　IntelのCore iシリーズや、AMD、NVIDIAのハードウェア支援技術に最適化しており、対応CPU/GPU搭載機種では、より高速な変換が可能。特定のスマートフォンなどをPCに接続した際に自動認識を行ない、最適なフォーマットを選択する「スマート検出機能」も搭載。アップルやSamsung、HTCなどのスマートフォン/タブレットなど160機種以上のプロファイルに対応する。

　動画や写真ファイルの変換時には、独自の「True Theater HD」技術により、輝度やブロックノイズを低減して画像を補正する。複数のファイルを同時に変換するバッチ処理にも対応。変換したファイルを直接YouTubeやFacebookなどにアップロードできる。

　対応するフォーマットは、動画がHEVCのほかMPEG-2、MPEG-4 AVC/H.264、WMVなど。写真がJPEG、PNG、BMP(取込みのみ)。音楽がMP3、WMA、M4Aでの書き出し、WAVやALAC(Apple Lossless)、ドルビーデジタル 5.1の取込みに対応する。